たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

先週のステージメモです

2007年07月27日 12時49分02秒 | 観る
お暑う御座います。朝夕 何げに肌寒かったりで、心細さのあまり ホットカーペットを残していた 茨城県境の我が家でも、ついに本日 ホットカーペット → 竹製の敷物 と相成りました。そんな中、ちょっと体調崩し気味でケホケホ咳き込みながら、ひぃーひぃー追い立てられながらの更新です。(え? 別に誰も待ってないって?)

ひと晩かぎりのショータイム~The Three Mo'Bs
2007年7月16日(祝)

の姉弟子 有馬ゆみこさん(...なんて言っていいのかな? おこがましいし 私の方が かなり年上だけど )を中心に 池田和良さん・シャンソン歌手:荒井由美子さんの ボーカルユニット‘The Three Mo'Bs’に依る 初ライブです。

演劇集団シアターワンの番外公演という感じなのかな...? とはいえ、侮る無かれ。女優:有馬ゆみこの原点は、singer ですから、そんじょそこらの歌い手は こそこそ逃げ出しちまいますョ。タイトな声使い、抜いたり張ったりソウルフルだったり...etc. いつも勉強させて貰ってます。そして、荒井由美子さんのソフトでムーディーな歌声とお人柄♪ あ、せんせ!今からでも購入出来ますか...? 『愛は...』(あいは テンテンテン)。来週 代金 持参致しますので、よろしくお願いします。そして、池田さんのダンディーな魅力は言うまでもなく(アイスキャンディーごちそうさまでした)...、バックを彩ったカオルコちゃんやタクマくんのリズム感にも いつもながら凄いなぁ...と感心した海の日でした。

この日に向けて、チラシ・衣装 and『愛は...』のとっても素敵なCDジャケットの制作に 奮闘努力だったアベアケミちゃんに...
☆⌒ヽ(´ε` ) chu

ライブ後、エンドレスに続く打ち上げのお客様の姿も疎らになった頃、テーブルを囲んでの懇話会。せんせ曰わく「ここに居るみんなが、それぞれの技術を持ち寄って 今日のライブが...」
...ハイ。わたしくの技術を以て 当日の打ち上げでは‘煮豚’を数ブロック 提供させていただきました。有難いことに 皆々さまに完食して頂いた様子。翌日の腹具合、何事も御座いませんでしたでしょうか...? チャンチャン♪


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GooD FellowS 双の会
祈り ─ テヴィエ一家とその仲間達 ─(7/21 土)
於:ベニサンピット 2007年7月14日~7月22日

作=グリゴーリィ・ゴーリン『追善の祈祷』
訳=桜井郁子
脚色=橋耕次郎
演出=菊地一浩

『屋根の上のヴァイオリン弾き』と同じ原作に依るストレート・プレイ版です。ストレート版テヴィエの本邦初演は、北村和夫氏とのこと。そんな文学座の匂いがする、だけど 双の会ならではのテンポの良さとエナジーを感じる舞台でした。

歌に気を取られないせいか、27~8年前 高校時代に観たミュージカル版より 主題が直接胸に響きます。高校時代も もちろん 内容は分かっていたのだけど、その重さより「森繁久彌の有名なミュージカルを観に来た」という感覚の方が強かった様に思います。改めて、民族とか国家とか 家族 隣人、人生に於ける色々な繋がりについて ガッツリ感じることが出来ました。家族愛が不変なのは 当然ですが、民族間の問題などが 未だ不変のテーマに感じられるなんて、世の中 進歩がないっていうか...困ったもんですね。

カモ君 キョウヅカ君、お疲れ様でした...& ありがとう。


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7月歌舞伎鑑賞教室公演
新版歌祭文 ─ 野崎村 ─(7/22 日)
於:国立劇場 2007年7月3日~7月24日

鑑賞教室 司会進行:中村松江

久作娘お光    :中村福助
油屋丁稚久松   :中村松江
油屋娘お染    :中村芝のぶ
油屋後家お常   :中村芝喜松
百姓久作     :中村東蔵

この日の鑑賞教室は、親子Dayの設定で 我が家は高校生連れだけど 小学生くらいのお子さん連れが目立つ客席。子ども達に 面白可笑しく歌舞伎の特徴を掻い摘んで教えてくれました。お馬さんに乗せて貰ったり 猪を被らせて貰ったりと 国立劇場の舞台に上がるなんて貴重な体験が出来た二人の女の子、なんと羨ましい...。

福助のナレーションで『新版歌祭文』の野崎村に至るまでのストーリー説明がスライドで紹介され、女の人は 結婚すると眉を落とすのだとか 髷を切るとはどういう意味か...という話も教えて貰って...

さて、お芝居...
兄妹も同然に育った久作が 奉公先から戻ってきて いよいよ祝言...という喜び一杯のお光。鏡を覗き 髪をなでつけ、周囲に誰も居ないのを確かめて 自分で眉を隠してみては 嬉し恥ずかし一人で照れる ─── 初役の福助が 初々しく恥じらい一杯に可愛い仕草を見せてくれます。
福助が際立っていた分、周りの役者の力量も揃っていたら もっと良かったのにねぇ...と感想を漏らしたら、殿に「贔屓の引き倒し」と称されてしまったけど、でも素直な感想ョ。そりゃ、芝のぶさんも良かったけど...ネ。

それと...
お染 久松 お光は 今の高校生くらいの年齢なので、三角関係の恋愛話なら 中高生にも心情が分かり易いのでは...というのが 福助丈の目論見だったようなのですが、実際には10才前後のお子さんが多かったし、文楽から持ってきた『新版歌祭文』は 義太夫仕立てなのが ジュニアの皆さんには 分かりづらかったかも...ネ。私的には、初めて字幕入りの義太夫を体験して スンゲー分かるんで感激!しつつも 字幕の弊害も感じたりなんかして...まぁいい体験。義太夫は、オペラも同じだと思うけど、予習して耳に慣らしてから出掛けるのが正解なのだろうな...。

で、クライマックス 野崎村土手の場...
身を退くことを決めた尼姿のお光は、籠に乗った久松と 川を舟で行くお染と母親お常を 見送ります。三人の姿が見えなくなると、堪えに堪えた気持ちが堰を切り「おとっつぁん!」と泣きすがる...。私、  元は 取った。

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ところで、この日の役者は 屋号でいうなら‘成駒屋’‘加賀屋’の面々だったわけですが、
こんなサイトを ご紹介。

中村屋
歌舞伎ファンならずとも 必見!

どうやら‘グループ魂’に依る原音に 画像を当てたものの様です。

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ってなわけで...
よっ! いちのみ屋!!
演劇集団シアターワン 次回公演は、8月26日(日)の予定です。
於:映像テクノアカデミア5F(丸ノ内線/新宿御苑前)

せんせ、俳研のみんなと 楽しくお仕事してきましたよン^^
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良質のシチュエーションコメディでした

2007年07月19日 10時36分09秒 | 観る
先週末のレイトショー報告です。

『キサラギ』(7/14 劇場にて)
制作国:日本(2007年)
監督:佐藤祐市
原作/脚本:古沢良太
出演:小栗旬、ユースケ・サンタマリア、
   小出恵介、塚地武雅、香川照之 他


ファンサイトを通じ、グラビアアイドル 如月ミキの一周忌追悼集会に集まった5人の男。


...アイドルオタクの話...?と思うと 退いちゃうかも知れませんが、この可笑しさは 観なきゃ分かりません。私の目には、ただの二枚目にしか見えていなかった小栗旬も、一気に好感度アップです。小栗旬演じる‘家元’のみ成らず、‘安男’‘スネーク’‘オダ・ユージ’‘いちご娘’...それぞれのキャラクターが立っています。‘家元’登場のシーン以外は、一室の中ので物語は展開していきます。密室状態での会話劇で どう間を持たせるのだろう...。そんな‘ハテナ?’をよそに 話は どんどん面白可笑しくなって行きます。なかなか良くできています。本(脚本)が いいんですね。

如何せん、スケール感のある話ではないので 劇場でなくても充分おたのしみいただける...ナ...と。
ま、スケールと中身の良さなんてのは、なかなか両立するモンじゃないか。お客さん、損は させませんぜ。

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ほとんど手を入れることなく このままの脚本で舞台劇としても成立しそうです。是非、同じキャストで観てみたいものです。
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あなたと私の合い言葉♪

2007年07月13日 10時46分37秒 | 観る
♪有楽町で逢いましょうぉ~♪

やっと やっとの映画レビューは、先週と先々週分。甚だ恐縮です。


『パッチギ! LOVE & PEACE』(7/6 劇場にて with殿)
制作国:日本(2007年)
監督:井筒和幸
脚本:羽原大介・井筒和幸
音楽:加藤和彦
♪イムジン河、アリラン、あの素晴らしい愛をもう一度♪
出演:井坂俊哉、西島秀俊、
   中村ゆり、藤井隆、
   風間杜夫、キムラ緑子、
   今井悠貴 他

井筒監督という人は、本当にいい人なんだなぁ...と思う。きっと物事に対して 誠実な方でしょうね。

先頃、「原爆投下はしょうがない」という発言をした大臣が居たけれど、今作品の劇中映画『太平洋のサムライ』のプロデューサー三浦(ラサール石井)が 舞台挨拶で言う ──「あの戦争の犠牲の上にこそ 今の平和があることを忘れてはならないのです」── 。
...これって、やっぱり 戦争を肯定する発言なわけです。某元大臣と同じです。でも、それはやっぱり違うでしょ? 原爆慰霊碑に刻まれた‘過ちは繰り返しませぬから’という言葉を思い起こします。やっぱり‘過ち’は 過ち意外のなにものでもないと思うのです。そんなことも分からない、きっと『パッチギ! LOVE & PEACE』を観ても共感しない、そんな人間の集まりだったりするんじゃないでしょうか...日本政府は。共感どころか 理解さえ出来ないという気がしてなりません。きっと、石原慎太郎脚本・プロデュースの『俺は、君のためにこそ死ににいく』になら 共感するのでしょうね。『太平洋のサムライ』が、『俺は、君のためにこそ死ににいく』を意識したものかどうか 確かなことは知らないのですが、実にタイムリーで風刺が効いています。

TVスポットで周知のチャンスの病気についても、アンソンを金策に走らせる要因に なってはいますが、決してお涙頂戴的には使っていないところが 井筒流なのでしょうね。エンディングの♪あの素晴らしい愛をもう一度♪が、素敵です。歌は‘カトー・佐藤クン・チャンス’となっていて、実体は 加藤和彦 佐藤役の藤井隆 チャンス役の今井悠貴くん。
作品全体の構成も Good!

観たいと思いつつ、気が付けば 公開から二ヶ月近くが過ぎており 有楽町まで出向いての鑑賞となりましたが、時間と交通費を掛けた甲斐がありました。わかりやすさで言えば“イムジン河”に乗せた前作でしょうが、『...LOVE & PEACE』も 実に強烈に胸に突き刺さります。そして、まさしく「愛」と「平和」を謳った作品です。監督の祈りにも似た気持ちが伝わって来ます。蛇足ですが...劇団M.O.P.の舞台でヒロイン演ってる時のキムラ緑子さんの芝居が、何気に好きです。

余談ですが、フランク永井の唄ったあの歌は、有楽町そごうのCMソングだったでしょ? 映画館は、そごうだった建物(現ビックカメラ)の8階。殿との待ち合わせは、文字通り「有楽町で逢いましょう♪」となったわけです。



さて、『パッチギ!...』の強烈さに『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド』の印象が 遙か彼方に行っちゃった感もありますが...

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド』(6/30 劇場にて with王子)
制作国:アメリカ(2007年)
原題:PIRATES OF THE CARIBBEAN: AT WORLD'S END
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ 、オーランド・ブルーム 、
   キーラ・ナイトレイ 、ジェフリー・ラッシュ 、
   ジョナサン・プライス 、ビル・ナイ 、
   チョウ・ユンファ、ナオミ・ハリス、
   キース・リチャーズ 他

印象薄れ気味...とか言いつつ 嫌いじゃないヮ♪
可笑しさでは『...デッドマンズチェスト』なんでしょうけど、私は『...ワールドエンド』の方が見応えがあった様に思います。カリプソ云々は ちょっと唐突な感じもありますが、本格的な戦闘シーンや ちょっとシュールな‘ジャック・スパロウs’&カニさん...なんてのが 案外お気に入りです。っていうか、むしろツボです!‘many ジャック・スパロウs’☆
170分という上映時間の長さも気になりませんでした。

気になったのはね...、エンディングロールの後。
10年に一度の逢瀬とすると...、心臓がなくて 老けたり死んだりしなさそうな人の妻というのは どうなんだろ...。毎日 顔観てれば 大丈夫かも知れないけど、会う度に10年分老けちゃってる顔の妻って お互いに辛いかも。...なぁ~んて、夢のない発想をしながらニヤけてしまった私を許して。
しっかし...シンガポールを拠点にする 中国人船長サオ・フェン登場のシーンですが、あのお風呂屋さんって どう見ても『千と千尋の神隠し』のパクリ...だよね。


今夜は、レイトショーにて 『キサラギ』の予定。

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こんなの買った

2007年07月07日 16時16分56秒 | 四方山話
こんなの買いました。

Black & Decker社の LP1000枝切りチェーンソー
通称 ALLIGATOR


こやつ、かなりの切れ者です☆
   (チェーンソーだけに)

庭木の刈り込みに業を煮やしていた殿も、ほれ この通り ご機嫌さん♪
しかも、近所のホームセンターにて 通販より3割りほど安く購入 (*^_^*)



*『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド』と『パッチギ LOVE & PEACE』のレビューUPは、来週末を予定しております。
<(_ _)>
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たまごニュース

2007年07月05日 17時45分24秒 | 四方山話
◆ 首都圏の皆様
JRのSuicaと私鉄各社のPasmoが 相互利用できるようになって三ヶ月半が過ぎました。先日、PasmoでJRの改札を出ようとした時のこと、チャージ不足で改札の扉がバタン! 閉まってしまいました。
「そうだった。乗る時に地下鉄の駅でチャージしようと思ってたんだった...」。
一か八かでJRの精算機に 私鉄発行のPasmoを Put in! ヤッタ!ちゃんとチャージ出来ました☆ 皆さん、ご存知でした? チャージも相互利用 出来るのね♪





◆ スガシカオ
電車の中で【毎日ナビ@就職緒情報】の広告のスガシカオを見ながら、一瞬...ホント一瞬ョ、「あ、シガ スカオ...」って思ってしまった。スカオって...







◆ いただきもの
バジルとカマンベールチーズのクッキー ☆
ばっちりストライクゾーンのクッキーだヮ
○○っち ありがと。いっただっきまぁ~す





◆ 王子、国立劇場へ GO!
王子の歌舞伎鑑賞デビューです。出掛ける先は、国立劇場【7月歌舞伎鑑賞教室】。 “歌舞伎のみかた”と『新版歌祭文-野崎村-』の二部構成で、お手頃価格ながらも 福助の初役(お光)が観られるというもの。しかも、公演終盤のみの企画ではありますが、「親子で楽しむ歌舞伎教室」という枠なら、大人2000円 こども(18歳以下)1000円と 更にお値打ち価格。そんなら、親子で行く方が得に決まってるジャン。
最初は、「歌舞伎鑑賞教室...???」と キョトンとしてたけど、交渉成立。ヨォッホー♪

でも、これで 王子が歌舞伎に目覚めちゃったら...逆に 我が家の財政を逼迫ことになるカモ...  とはいえ、古典芸能も知らないよりは 知ってたほうが...ねぇ。



◆ 世界の果て って案外 愉快
先週末、王子と『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド』を観て参りました。レビュー、書かなきゃ



◆ 殿の政権...ピンチ!
我が家で 絶大な権力を誇ってきた殿のチャンネル権に 翳り...?
原因は、殿の選ぶ番組の馬鹿馬鹿しさに 王子が気付いてしまった為ではないかと思われます
コメント (6)
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