早打ちは女子ランチのあとで

仕事仲間の女の子達とランチの後 ちょうど今日が誕生日の子と ヒューマントラストシネマ有楽町 へ。


またまた 煙事 銀座

打ったことありますか？
私が使っていたのは olivetti♪
『タイピスト！』（8/28 劇場にて）

制作国：フランス（2012年）
原題：POPULAIRE
監督 / 脚本：レジス・ロワンサル
脚本：ダニエル・プレスリー、ロマン・コンパン
出演：ロマン・デュリス（ルイ・エシャール）、デボラ・フランソワ（ローズ・バンフィル）、
　　　ベレニス・ベジョ（マリー・テイラー）、ショーン・ベンソン（ボブ・テイラー）、
　　　ミュウ＝ミュウ（マドレーヌ・エシャール）他

どこかで、「フランス版あまちゃん」というのを目にしました。確かに 田舎から出てきて華やかな世界に羽ばたく物語は 「あまちゃん」と重なるところも。でも、コーチをするルイに その友人ボブ... という構図は、「マイ・フェア・レディ」のヒギンズ教授とピッカリング大佐そのもの。そして、ルイに対する思いを前面に押し出す 片付け下手のヒロインは、まるで のだめ。

1950年代フランスを舞台に、タイプライターの早打ちしか取りえのないローズが、一念発起 憧れの職業 “秘書” に。ところが、試験雇用の一週間は 失敗ばかり。タイプの早打ちコンテストでの優勝を条件に クビを免れる。奮闘努力のスポ根（？）ラブコメディ。

1950年代のファッションや音楽、そして どこか年代を感じさせる映像処理... お洒落でキュートな映画です。現実感のあるヒロインに親近感。1962年のアメリカが舞台になった「ヘアスプレー」（1988年）もそうだけど、サーキュラースカートって 女の子を魅力的に見せるョね



年下の女の子達に頂戴しました Birthday Gift

ふらぁ～っと映画

はっきり観たいという気持ちがあったわけじゃないけれど...
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』2D字幕版（8/25 劇場にて）

制作国：アメリカ（2013年）
原題：STAR TREK INTO DARKNESS
監督：J.J.エイブラムス
出演：クリス・パイン（ジェームス・Ｔ・カーク）、
　　　ザカリー・クイント（スポック）、
　　　ベネディクト・カンバーバッチ（ジョン・ハリソン / カーン）、
　　　ゾーイ・サルダナ（ウフーラ）、ジョン・チョー（ヒカル・スールー）、
　　　サイモン・ペッグ（モンゴメリー・“スコッティ”・スコット）、
　　　カール・アーバン（レナード・“ボーンズ”・マッコイ）、
　　　レナード・ニモイ（老スポック）

子どもの頃、「宇宙大作戦」は好きでよく観ていたけれど、スタートレック絡みの劇場版を観るのは これが初めて。なので、前作で既に登場しているらしいレナード・ニモイの老スポックと若いスポック（ザカリー・クイント）の会話には ちょっと戸惑ったけど、この映画を観るに当たっては 恐らくスタートレックを全く知らなくても大丈夫。そして、どうやら 監督J.J.エイブラムスは、TVシリーズを踏襲したストーリー展開を心がけているらしく、今回の悪役も然り。

というわけで、TV版以前のカークやスポックを描くシリーズの第二作です。そして、今作で大いに注目されているのが、ベネディクト・カンバーバッチ扮するカーンという敵役（かたきやく）。そのカーンは、どうやら 既にTVシリーズで登場しているキャラクターで（シーズン1第22話“Space Seed”［日本では24話目の放送「宇宙の帝王」］）、二作目の劇場版「スタートレックII カーンの逆襲」（1982年）では タイトルにもなっている程、スタートレック史に残る人間系最強最悪の悪役なんだそうです。

物語の始めから実にスピード感があって 楽しめます。3Dでの鑑賞にも向いているのじゃないかしら。ただ、あんな突っ走り系の船長に付いて行くのは 私は御免です　ホント行き当たりばったり... もう降格どころの騒ぎじゃないと思うけど、どうやらエンタープライズ号は引き続きカーク船長の指揮下にあるようで... (^w^)　因みに、劇中の時代は 宇宙歴2259年。テレビのオリジナルシリーズは 2271年との事。10年ちょっとで随分落ち着いたんですね。そうそう、ヒカル・スールーという東洋人のクルーが居ます。テレビ版の吹き替えで「ミスター加藤」と変えられていたんですネ。

ところで カーンですが... 死んでいませんョね。なにやら再登場の予感。

誕生日の午後は...

誕生日の午後、ひとり 歌舞伎座へと繰り出しました。





ひとりでの観劇だったので、チケットは お値段控え目の二等。それでも、嬉しい事に 二等席の最前列!!　目の前が通路なので、舞台もよく見える なんともお得な席　揚幕までは見えないけれど、花道だってバッチリです

歌舞伎座新開場柿葺落
八月納涼歌舞伎 第二部
　
一、梅雨小袖昔八丈（つゆこそでむかしはちじょう）～～ 髪結新三 ～～
　　　　　髪結新三　　　　三津五郎
　　　　　弥太五郎源七　　橋之助
　　　　　下剃勝奴　　　　勘九郎
　　　　　白子屋娘お熊　　児太郎
　　　　　家主女房おかく　亀　蔵　　　　　白子屋後家お常　　　萬次郎
　　　　　車力善八　　　　秀　調　　　　　家主長兵衛　　　　　彌十郎
　　　　　加賀屋藤兵衛　　家　橘　　　　　手代忠七　　　　　　扇　雀

勘三郎が得意としていた「髪結新三」。その勘三郎と懇意だった三津五郎が、勘九郎に手解きをするかの様な配役に惹かれて 今回の観劇を決めたのです。三津五郎の新三は、もっと小狡くてもいい様な気がするけれど、どこか 勘三郎の存在を感じる新三でもありました。そして、勘九郎の勝奴がまたねぇ... ちょっと喉に引っかけた様なあの台詞回し!! こんなに似るものでしょうか w(￣o￣)w


二、色彩間苅豆（いろもようちょっとかりまめ）～～ かさね ～～
　　　　　かさね　　　福　助
　　　　　与右衛門　　橋之助

こちらは、清元にのせての舞踊劇。実は、清元と常磐津は ちょっと苦手。どうしても 睡魔が襲ってくる。義太夫なら、聞き取りやすいし 力強いせいか 眠くなったりしないんだけど...。ところが この物語、下総羽生村（今の茨城県水海道市）に伝わる累（かさね）伝説がもとになっているのだそうで、前半は 仲むつまじい逢瀬の場面。ところが後半は 雰囲気も一転、おどろおどろしくなって正に 納涼ぉ～☆ 眠気は吹っ飛び 身の毛はよだつ　お気に入りの福助でのこの演目、ちょっと得した気分


銀座文明堂 東銀座店 ～ 観劇前 ～

具だくさんのサンドウィッチ


フレンチカステラ

birthday dinner

きのうは 誕生日だったので、待ち合わせをして食事へ。結婚前、何度か出掛けたことのある 四谷の オテル・ドゥ・ミクニ が2009年に開いた ミクニ マルノウチ。東京近郊の野菜をふんだんに使う ナチュラルフレンチの店です。


《アミューズ》
江戸東京野菜・伝統小松菜と蛤の冷製スープ
九州産するめいかと蟹の真薯
《前菜》
ドンブ産うずらと海老のバロンティーヌ
小平・いんげんと胡桃のサラダ仕立て
《魚料理》
三重県産コチのポワレとメゴチのフリット
小平・オクラ、小平・ゴーヤ、小平・伏見甘長とうがらし、江戸東京野菜・雑司ヶ谷茄子のエスニック風
《肉料理》
フランス産仔牛ロースのロティ ワイルドルッコラのクルート
小平・モロヘイヤと桧原村・きのこのソテー添え
《デザート》
クレームダンジュの大葉包み
ブラッドオレンジ、練馬・完熟トマトのソルベ添え


51歳になりました

迫力の大画面!!

翌日は 夫婦で、昨年のオープンの IMAXでの上映を目当てに 成田のシネコンへ。IMAX独自の大画面は、「老人と海」（1999年 アレクサンドル・ペトロフ監督作品）を観て以来、十数年振りになります。その時は 出来たばかりの新宿タカシマヤの劇場で、たしか 今回よりもひとまわり大きい画面だったかと。そりゃもう、驚きました。

この日のお昼は 目の前で天麩羅を揚げてくれる
日本橋からり

天丼と「夏のかご」に海老天1本を追加して

そして、24.5m×14m（非公式情報）の大画面!!
『パシフィック・リム』3D字幕版（8/17 劇場にて）

制作国：アメリカ（2013年）
原題：PACIFIC RIM
監督 / 脚本：ギレルモ・デル・トロ
脚本：トラヴィス・ビーチャム
出演：チャーリー・ハナム（ローリー・ベケット）、
　　　イドリス・エルバ（スタッカー・ペントコスト）、
　　　菊地凛子（森マコ）、
　　　チャーリー・デイ（ニュートン・ガイズラー博士）、
　　　ロブ・カジンスキー（チャック・ハンセン）、
　　　マックス・マーティーニ（ハーク・ハンセン）、
　　　芦田愛菜（森マコ 幼少期）、
　　　ロン・パールマン（ハンニバル・チャウ）、
　　　バーン・ゴーマン（.ハーマン・ゴッドリーブ博士）、
　　　クリフトン・コリンズ・Jr（テンドー・チョイ）　他

エンドロールの最後に「この映画をモンスター・マスター、レイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧ぐ」とあります。ふたりのモンスター・マスターについてはリンクを参照して戴くとして、今作は 特撮映画・怪獣映画・巨大ロボアニメへの大いなるオマージュに外なりません。菊地凛子や愛菜ちゃんの頑張りに なんだか客観的には観られなかったけど、迫力のある楽しめる映画に仕上がっているんじゃないでしょうか。アメリカ版の怪獣は ちょっぴりエイリアンっぽいけどネ。もう、ハラハラどきどき

IMAXの大画面が分かるでしょうか...

画像は facebookページより

「これから IMAXシアターです」の図

前日ユニクロで買った《イージードレープ切替ワンピース 1,290円》に
つい最近戴いたタイツを合わせて

ランチにショッピングに映画

このところ SNSの繋がりで学生時代の同期生や先輩後輩と会う機会が増えてきました。先日も、またまた同期の友人と お昼を食べて 買い物をして映画♪

ランチは こちら
煙事 銀座
《仙台牛燻製ステーキ丼》1,200円

丼を別盛で 生玉子（無料）を添えて貰って...

たまごかけご飯は 燻製岩塩・燻製醤油・燻製オリーブオイル・
燻製胡麻・燻製粒胡椒と 次々に味を変化させながら戴きます

デザートに ナッツタルトや燻製プリンを追加して

満足 満足
銀座でわざわざユニクロに付き合わせちゃ悪いかな... と思ったんだけど、旗艦店じゃなきゃ置いてない商品があって ちょっと気になっていたものだから、友人にもお付き合い願って ユニクロへ。そしたら、彼女も同じ物が気になっていたらしく 色違いというか柄違いというか、彼女は黒の無地で 私は ベージュ地に紺の小紋柄、そんなノースリーブのシルクワンピースを購入。その他 二点ずつ これまた同じ商品の色違いを双子の如く購入。〆て 7,780円也。


（右端の商品は 色柄違い）

そして、映画...
『マジック・マイク』（8/16 劇場にて）

制作国：アメリカ（2012年）
原題：MAGIC MIKE
監督：スティーヴン・ソダーバーグ
脚本：リード・カロリン
出演：チャニング・テイタム（マジック・マイク）、
　　　アレックス・ペティファー（キッドことアダム）、
　　　マシュー・マコノヒー（ダラス）、コディー・ホーン（ブルック）、
　　　マット・ボマー（ケン）他

「G.I.ジョー」などで名を馳せるチャニング・テイタムが、十代後半に経験した男性ストリッパー時代の物語をベースに描かれる物語。彼自身を投影するのは、アレックス・ペティファー演じるところのキッド、そして チャニング・テイタムが演じるのは 物語の主人公であり キッドの拠り所でもあるマジック・マイクと呼ばれる ストリップ劇場の花形。

「ハリウッドで成功を掴んだ男の“実話”を基にしたサクセスストーリー」という謳い文句だったので、マジック・マイクが ハリウッド進出をする物語かと思っていたら、そこは 宣伝効果を狙っただけの様で、前述している様に若き日のチャニング・テイタムが投影されているのは マジック・マイクではなくキッドな訳で、物語も ストリッパー時代に終始しています。とはいえ、チャニング・テイタムのダンスのキレることキレること。そして、劇場の支配人ダラスを演じるマシュー・マコノヒー（「リンカーン弁護士」）が また凄いんです。支配人役なので 踊らない役かと思いきや、最後の最後に魅せてくれました!!!　いや、素晴らしい

この際 堅い事は抜きにして、ちょっぴり羽目を外し 夜遊びに出掛けたつもりで楽しんで

また白塗り？ とか言わないで

レディスデーを狙って 友人と映画へ。
まずは、ショッピングモールのフードコートで 腹ごしらえ。

友人は 皿うどん

私は SUBWAY 夏限定のスパイシーシュリンプ
ハラペーニョが ヒリリ

『ローン・レンジャー』（8/14 劇場にて）

制作国：アメリカ（2013年)
原題：THE LONE RANGER
監督：ゴア・ヴァービンスキー
脚本：ジャスティン・ヘイス、テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
出演：ジョニー・デップ（トント）、
　　　アーミー・ハマー（ローン・レンジャー こと ジョン・リード）、
　　　トム・ウィルキンソン（レイサム・コール）、
　　　ウィリアム・フィクトナー（ブッチ・キャヴェンディッシュ）、
　　　バリー・ペッパー（キャプテン・フラー）、
　　　ヘレナ・ボナム＝カーター（レッド・ハリントン）、
　　　ジェームズ・バッジ・デール（ダン・リード）、
　　　ルース・ウィルソン（レベッカ・リード）　他

トントを演じるジョニー・デップに関して、「ジャック・スパロウがインディアンになったら こんな感じ」「これまでと似たような役と演技」なんて声も耳に入っていたけれど、私は ジャック・スパロウとは180°違う役柄のように感じました。なにしろ、ジャック・スパロウときたら、どこまでもいい加減で能天気でちゃらんぽらん。そこが 私としては イマイチ馴染めない点でもあるのですが、トントの根底には 絶望的なまでの哀しみがあって、それこそが彼の原動力ともなっています。根底に哀しみの流れる役といえば、「シザー・ハンズ」が思い浮かびますが、自責の念と恨みの両方を抱えるトントは 勿論エドワードとはテイストが異なりますし、つまりは これまで演じたどの役とも違ったタイプじゃないかなぁ... と思う訳です。それにしても、ジョニー・デップという人は 実に「苦悩」の似合う役者ですね。

さてさて、世間の評判から イマイチなのかしら...思っていたけど、案外面白くて 満足 満足♪ 西部劇の色んなモチーフ天こ盛り!!　とりわけ男性の皆さんは、こういう映画 お好きではないかしらと思います。まぁ、ちょっと盛り込み過ぎちゃって どこを目指しているのかしら... な感もありますが、テンポも良くてハラハラどきどき。娯楽映画としては 大いに楽しめる作品に仕上がっています。「スイス軍の行進（ウィリアム・テル序曲）」が、印象的。いやぁ～～ 終盤の列車の場面を一層盛り上げます。

ヘレナ・ボナム＝カーター...

ピンポイントの出演で 美味しいところを持って行きます

以前、「ヒューゴの不思議な発明」のエンドロールに、出演者ではないジョニー・デップの名前が 製作の一員として出てきて驚いたのですが、今作でも製作に名を連ねていますね。「ランゴ」以来、製作で関わるのも5本目でしょうか。監督作品の「ブレイブ」でも 先住民族の役柄を演じましたが、チェロキー族の血を引くデップですから、今回のトントも 彼にとって ひとつ大切な役となったのではないでしょうか。

girls'花火

昨晩は、利根川を挟んだ対岸 取手市の花火大会 第60回とりで利根川大花火でした。取手市のメイン会場は もちろん大変な人出なのでしょうけど、千葉県側ではゆったりのんびり楽しむ事が出来るので、同じ沿線に暮らす大学の同期生に声を掛け おんな二人の花火見物


「利根川縁で 花火の始まりを待つ」の図



始まり始まり








和火
















after 花火見物
ビストロ ヴァンダンジュ

誕生日までは まだ後十日ほどありますが 友人が祝ってくれました

お店のみなさんに “Happy Birthday to You” まで唱って貰っちゃいました

レディスデーは 混み合うね

レディスデーは水曜日という映画館が多い中、シネスイッチ銀座は 金曜日。こちら、他館より100円安い 900円!!　しかも 単館系の劇場なので、他では観られない映画を求めて 観客が集中します。正午過ぎの上映回にパンでも買って入場するつもりで居たのに、開映1時間前で 既に満席近い状態。最前列は空いていたものの、ここは見送って ひとつ遅い回の席を確保。さて、予定外に たっぷりの待ち時間。思いがけず ゆっくりランチ... となりました。

そんな訳で こちら 銀座三越 東側（新館）1階
ロイヤル・コペンハーゲンの食器も嬉しい
デンマーク・ザ・ロイヤルカフェ

デンマークの伝統的なオープンサンド スモーブロー を 寿司に着想を得てアレンジ
銀座スムッシーランチ（￥1,890）です

+420円で プチデザートが付きます（プチには見えない）

いくら 映画代が安くても これですっかり帳消しではあります
ま 心の栄養って事でぇ～～

『クロワッサンで朝食を』（8/9 劇場にて）

制作国：フランス/エストニア/ベルギー（2012年）
原題：UNE ESTONIENNE A PARIS
監督 / 脚本：イルマル・ラーグ
脚本：アニエス・フォーヴル、リーズ・マシュブフ
出演：ジャンヌ・モロー（フリーダ）
　　　ライネ・マギ（アンヌ）
　　　パトリック・ピノー（ステファン） 他

：：：エストニアで母を看取ったばかりのアンヌ。フランス語の出来る彼女に、エストニア出身の老婦宅で家政婦という パリでの仕事が舞い込む。しかし、彼女を待ち受けていたのは、資産家ながらも孤独で 気難しい毒舌のフリーダだった。：：：

「ティファニーで朝食を」を思い起こさせる邦題ですが、ラブロマンスでないのは勿論 テイストも大きく異なります。リアリティあるストーリー展開は、監督の母親の体験に基づくものなのだとか。兎にも角にも、ジャンヌ・モローの存在感に依るところが大きい作品です。それにしても、スーパーで売られる袋入りのクロワッサンと パン屋のクロワッサンの違いを教えられ、やっとフリーダの気に入る朝食を用意できた時の クロワッサンの美味しそうな事!!　クロワッサンが食べたくなりますョ。


場所を移して 角川シネマ有楽町、ビックカメラの8階です。
『25年目の弦楽四重奏』（8/9 劇場にて）

制作国：アメリカ（2012年）
原題：A LATE QUARTET
監督 / 脚本：ヤーロン・ジルバーマン
脚本：セス・グロスマン
出演：フィリップ・シーモア・ホフマン（ロバート・ゲルバート）
　　　キャサリン・キーナー（ジュリエット・ゲルバート）
　　　クリストファー・ウォーケン（ピーター・ミッチェル）
　　　マーク・イヴァニール（ダニエル・ラーナー）
　　　イモージェン・プーツ（アレクサンドラ） 他

最近、立て続けに 熟年・老後を描いた作品を観ていますが、これは ちょっと趣が異なります。カルテット4名のうち ピーターだけが 親子ほど年齢が違う。そのピーターがパーキンソンの初期症状で 思うように演奏できなくなり、カルテットを離れようと 後任チェリストの手配を始める... というのが事の発端。まだまだ壮年期であるピーター以外の三人の間にも不協和音が... 思っていたより俗っぽい展開だったりもするのだけど、クラシックの演奏家にも世俗的な部分があるのだと、当たり前だけど 改めて認識したかも。ラスト、ピーターがステージを去る際のやり口が なかなかいい。

喧嘩もしなくなったら 御用心

三月半ばからフィットネスクラブの平日夜会員ですが、水曜日は定休日という事で after5の待ち合わせ。そんな我が家は、交際31年と半年。
『31年目の夫婦げんか』（8/7 劇場にて）

制作国：アメリカ（2012年）
原題：HOPE SPRINGS
監督：デヴィッド・フランケル
脚本：ヴァネッサ・テイラー
主演：メリル・ストリープ、トミー・リー・ジョーンズ、スティーヴ・カレル　他

熟年夫婦の内面に肉薄する ちょっと大人向けのコメディ。
メリル・ストリープは 大好きな女優なので、楽しみにしていた一本です。加えて、トミー・リー・ジョーンスの「リンカーン」での好演で ますます楽しみに☆　とはいえ、内容が内容なだけに、誰にでも理解が及ぶという作品ではありません。そうですね、最低でも 5年くらいは結婚生活の実体験がないと...、ましてや若年世代が理解するには少々難ありのドラマかと。私自身は、身につまされるというのではないけれど、可笑しさの中にも なにやらグッとこみ上げるものがありましたョ。なんかね、日常生活の繰り返しの果てにある 夫婦にしか分からない事が きちんと描かれているのかも知れません。

カップルでも お友達でも、仲良しさんと御一緒に

30年振りの軽井沢［二日目］

二日目は、朝食もそこそこに チェックアウト。今回のメインイベント、ハイキングです。まずは、旧軽井沢メインストリートの裏手に車を駐めて、路線バスで標高1405mの峰の茶屋へ。そこから旧三笠ホテル（標高1001m）まで 約10kmの山道を下ります。

《信濃路自然歩道》

ハイキング スタート♪
下りのコースといっても 何度か沢を渡る箇所があり、そういう時は 急な下りの後 谷川を渡るや、やおら急な登り坂が現れます

やたら下る思ったら このあと登らされるぅ～～

スタートから1時間ほど歩くと 水の音と共に芳ばしい醤油の焦げる匂い

白糸の滝が見えてきました☆

白糸の滝にはバス停があるので、滝見客で大賑わい。餅や岩魚を焼いていたり バス会社の売店も。


白糸の滝


水がキレイ


せっかくだから 何か食べれば良かったかな...


時々現れる渓流

澄んだ水に気持ちも晴れ晴れ


カラマツ林






クマザサ的なぁ～～

三段重ね☆

なに茸？

白糸の滝から 更に1時間
竜返しの滝

東屋でお昼休憩

そんなに大きくはないけれど いい滝です

コースも ほぼ半ば
後半 行ってみよぉー!!


ノリウツギ


ノボリリュウタケ... かな？
可愛い赤いキノコもあったし 色んなキノコに出会いました


高低差400m 約10kmの信濃路自然歩道（約4時間）のゴール地点

後半に名勝はありませんが 実に気持ちのいいハイキングコースでした

コースの出口から だらだら歩いていくと
旧三笠ホテル

ここから バスで旧軽に戻ります
（徒歩でも30分ほどですが）


ミカドコーヒー

モカソフトで 栄養補給

ま 話の種に


中軽井沢へ車で移動

汗を流します

星野温泉 トンボの湯

なんともいいお湯でした

ハルニレテラスで軽めの夕食（ふたりで戴いた量です）

レストラン＆デリ・ワイン CERCLE
ディナータイムには少々早く テイクアウト商品ならと案内して戴きました
この他に ロールケーキをふたりでシェア with coffee.


楽しかった軽井沢一泊二日も そろそろお仕舞い



さぁ 一日目に見付けたパンを買って帰りましょう


ワイン漬けのレーズンがたっぷり
デリフランス の「ぶどうがいっぱい」

1/2カットの物が ひと袋だけ残っていました
ラッキー ...なのか？

旧三笠ホテルの見学もしたいし、千住博美術館の他にも 沢山の美術館があるし、トリックアート館も入ってみたいし... また行かなくちゃ 軽井沢（写真 精一杯削ったつもりなんですが... スミマセン ）

30年振りの軽井沢［一日目］

学生時代、実習の為に大学のセミナーハウスを利用して以来、30年振りに軽井沢へ出掛けました。殿の使う健康保険組合の保養施設があるのに、なぜ今まで 全然使おうとしなかったのか... ひとえに、我が家の旅プランを一手に引き受ける私が把握していなかったからに外なりません。今回は、夕食を外し 一泊朝食のみの利用で ひとり4,000円也　お得な宿泊料にして、プリンスアウトレット（プリンスショッピングプラザ）へのアクセスも良い 申し分のない好立地


高坂SAにて

平日の朝ということもあり 外環では少々渋滞もありましたが 午前中に到着

まずは 旧軽井沢メインストリート（旧軽銀座）へ

最初に赴いたのは こちら
軽井澤寫真館

どんな写真を撮ったかは いずれまたどこかで...


茜屋珈琲店や 他に立ち寄りたいスポットもありましたが
旧軽銀座は ザッと見るに留め 軽井沢バイパスを塩沢方面へ

軽井沢へ行くなら立ち寄りたいと常々思っていた こちらでランチを戴きます

燻製工房 煙事 軽井沢

燻製の盛り合わせに 本日のサラダ（蛸の燻製・ブロッコリー）
燻製にした仙台牛の脂身と バジルにエメンタールのシンプルなピッツァ（名前... 忘れた）



そして更に車を走らせ この日三番目の目的地へ
軽井沢 千住博美術館

地形の傾斜を活かした床 建物をセルクルで抜き取った様に配置されたリーフガーデン
そして その建築と展示作品との一体感...
白い壁から そして作品から受ける澄んだ空気感...
なんとも心地良い 気持ちの安らぐ空間です



散策路を思わせるアプローチを抜けて 館内へ




こちらの建物は ショップ＆カフェ

浅野屋が入っています

ブランジェ浅野屋（千住博美術館店）

一旦 宿のチェックインを済ませ 夕刻 軽井沢・プリンスショッピングプラザへ

ガブっ

そして 相変わらず ショッピングはナッシング

ショッピングプラザなのに...
いや... 全く興味が無いという訳ではないのですが...
それにしても 広い


そんな軽井沢 一日目

信濃路自然歩道

白糸の滝

ハイキング中です

軽井沢にて

ブランジェ浅野屋（千住博美術館店）

母と映画（7/29）

帰省の間に 母と映画に出かけました。
『終戦のエンペラー』（7/29 劇場にて）
制作国：アメリカ、日本
原題：EMPEROR
監督：ピーター・ウェーバー
原作：岡本嗣郎
脚本：デヴィッド・クラス、ヴェラ・ブラシ
出演：マシュー・フォックス（フェラーズ准将）、
　　　トミー・リー・ジョーンズ（マッカーサー元帥）、
　　　初音映莉子（アヤ）、

　　　西田敏行（鹿島大将）、羽田昌義（高橋）、
　　　火野正平（東條英機）、中村雅俊（近衛文麿）、
　　　夏八木勲（関屋貞三郎）、桃井かおり（鹿島の妻）、
　　　伊武雅刀（木戸幸一）、片岡孝太郎（昭和天皇）、
　　　コリン・モイ（リクター少将）他

GHQが、昭和天皇の戦争責任についての判断を下すまでを 丁寧に描いて居ます。1945年8月6日、原爆投下の場面からの幕開きは、少なからず胸が痛みますが、進駐軍の視点と日本人の視点の両面から描かれ、エンターテインメントでありながらも真摯に作られているのを感じます。ノンフィクションの流れの中にラブロマンスが程良く利いて、観て損はないかと思います。私の好きな「日本のいちばん長い日」の あの玉音盤の件（くだり）も!!

マッカーサーと昭和天皇対面の場面は、片岡孝太郎演じる昭和天皇に 思わず涙。心揺さぶられる場面です。それにしても、天皇を迎えるに当たって、誰もが正装の中、マッカーサーがラフな軍服だったのは何故でしょう。尤も、天皇に対する礼儀を事前に聞きながら、ちっとも守ろうとしないマッカーサーのこと、天皇を「現人神」としてではなく、「人」として扱ったという事でしょうか。アヤ役の初音映莉子さん、なかなか魅力的な女優さんです(^^)b

107分という長さも程良く、この日 母と観る映画としては とても良いチョイスでした。


ユニクロに 父の服を買いに行きました。冷房対策で デイサービスには長袖で行くのですが、夏物らしい長袖の持ち合わせがなかったので、動き易く袖口の広い七分袖の物を数枚セレクト。そして、映画の前に 早めのランチ中の母。


滞在中に美味しいラスクを頂戴しました

バッケンモーツアルトの天然酵母友情ラスク
美味しぃ～～～　これは良い物を教えていただきました。今後、私も お遣い物に致しましょう。yoshimiさん、ありがとう御座います