今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

雨どいの色選択で大冒険した想い出

2020-07-24 07:19:02 | 住まい インテリア

もう梅雨明けが目前ですね。

今年も豪雨による被害は想像以上で、私はその痛ましい光景を見るに堪えませんでした。

被災地の皆様の復旧に向けての逞しい姿に、私はただただ感服するばかり。

私にはそんな気力があるだろうかと、いつも自問自答してしまいます。

 

次女宅に寄った時、娘に尋ねました。

「あなたの所は我が家より土地が低いようだけれど、水害になった時大丈夫なのかしら」と。

河川はかなり遠いのですが、やはり心配で。

するとMちゃんが応えました。

「ハザードマップの中には入っていないから、安心していいんじゃない」と。

 

先日のニュースで耳にしたことですが。

今後襲うであろう豪雨には、今の河川の堤防では役目を果たせなくなると・・・。

温暖化が原因のようですが、行く先、この様な恐ろしい水害が度々起きるのでしょうか。

河川が近い妹にも、「いつでも避難できる準備はしておいた方がいいわよ」と一言余分な注意までしてしまいました。

 


次女家族

今日の記事の話題は背景に映っている雨樋のお話です。

 

幸いにも我が町は、今年の梅雨は、割と穏やかな天候に恵まれました。

滝のような豪雨には出遭ったことがなく、雨が降っても風情あるしとしと雨。

気温も割と低く、このまま梅雨が明けてくれると本当に助かります。

 

梅雨と言えば、雨樋の下働きを私は思わないではいられません。

雨樋が屋根に当たる雨水を処理してくれるおかげで、落ち着いて過ごすことができるのでしょう。

もう随分前のことになりますが、積雪で雨どいがしなり、その役目を果たさなくなった時がありました。

その時は、ぽたぽたと雨が軒下に落ちて地面はびしょびしょに。

雪害によるものでしたから、すべて住宅総合保険の補償で新しいものに入れ替えることができました。

 

 

この雨どいで、その後、私は大冒険をしたことがあります。

わが家の外壁と屋根の再塗装をした時のことです。

雨どいの色は、ダークブラウンが一般的ではないでしょうか。

ホワイト系の雨どいも時々見かけますが。

 

ところが、私は、雨どいの色見本を見て一瞬で惹かれた色がありました。

それは、モスグリーン。

わが家の屋根の色は長い間ブラックでしたが、外壁塗装の際、落ち着いた赤系にしました。

樋を緑にすると、何だかクリスマスカラーみたいになってしまうなあ~、と思いましたが・・・。

モスグリーの色にすっかり魅せられてしまった私です。

 

 

ブログ用に庭の光景を撮影する時、茶色の雨どいが、いつも目障りで仕方なくて・・・。

レンズに入らないように苦労して撮影していました。

ところがモスグリーにしてからは、樋を邪魔に思ったことがまるでありません。

草花や庭の光景と一体となり、写真に納まってくれるようになりました。

 

私がモスグリーを選んだ時には、工務店のおじさんに言われました、

「この色を選んだのは奥さんが初めてですよ」と。

私の心は一瞬張り詰めました。

色の選択でこんな冒険をするなんて。

私は大失敗を犯したのかもしれない、と。

もっと無難な色を選ぶべきではなかったか、と。

胸がドキドキしまくりでした。

 

しかし、塗装が終了し、全体を眺めた時、モスグリーンの雨どいが我が家の雰囲気をとても良くしてくれていて、大成功だと思いました。

皆様にも是非お奨めしたい色です。

ガーデニングを愉しんでいらっしゃる方達には、特に。

 

 

家も庭も自分の手で夢を追いながら図面を書き上げ、大冒険のような出来事でした。

その点、雨どいの色の選択は、小さな冒険に過ぎませんでしたが、成功して、本当に良かった。

70歳も後半に入った今の私には、もう冒険する気力はなさそう。

 

できる事なら、これからも五感を磨いて、自分の好みに合った素敵な暮らしを、私らしく紡ぎたい。

その様に願っています。

 

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