家の補修は、大きな経費が掛かります。
遺族年金暮らしの今の私は、できるだけ避けて通りたいところ。
幸いにも我が家は、夫の生前に、大掛かりな補修工事をいくつか済ませることができました。
外壁と屋根の再塗装。
冷暖房の空調機の総入れ替え。
空調機の取り換えは、東京ガスの空調システムが廃止になると知ってのことです。
大変なショックでしたが、そうするしか手立てがなく、やむなく100万以上かけて電気使用の空調機に取り換えました。
わが家はすべて割高な床置き式でしたから、こんな高い出費になってしまったのです。
もし今こんなことになったら、大変なショックだろうと思います
二階のカーテンも、これは夫が亡くなる半年前でしたが、新しいものに掛け直しました。
実に幸運なタイミングだったと、今更ながら思えます。
夫も快適に暮らせて喜んでくれたに違いありません。
またいつか家の補修のために大きな経費が掛かる時が訪れるのでしょうか。
いやだなあ~。
ママ友達が鶴屋吉信の銘菓を送って下さった時の写真です。
この方とはとても素敵な関係。
このお話は後日させていただきますね。
わが家は立地条件から水害の心配はありませんが、台風、特に地震はとても怖い。
東海地震が騒がれている頃、大手の建設会社が造成した場所で、土台の擁壁は驚くほど堅牢にできていると聞いていますが。
吹き抜けと窓も多い我が家はどうなることか。
不安でなりません。
住宅総合保険に入っていますから、地震、火災はむろん、すべての自然災害の損失が保証されています。
今まで台風や雪害で、この保険の恩恵を期待以上に我が家は受けてきました。
被害額の三割のお見舞金まで頂けますから。
けれど地震保険は、同じ家をまた建築できる火災保険の補償額とは違います。
火災保険の額に応じて、限度額があります。
その上、全壊でないと保険の全額は支払ってもらえません。
ですから余り当てにできない、と聞いたことがあります。
保険の話はともかくとして・・・。
最近の豪雨災害などの惨状を目にすると、とても怖くなり、身につまされる思いがします。
高齢の身で、体力にも自信がない私には耐えられそうになくて。
できる事なら、南海トラフトのような巨大地震が襲う前に死んでしまいたい。
そう思ってしまう、気弱な自分がいます。
家以上に、若夫婦や孫たちの命が脅かされないか、と気がかりで・・・。
長生きすると、どんな悲劇に遭遇するか分かりませんものね。
ひとり暮らしとは言え、厳しい社会に目を向けなければ、私の今の日々は穏やかで幸せそのもの。
心配事は何もありません。
尽くさないといけない夫はもういませんし。
娘たちは自立し、幸せな家庭を築いてくれていますから。
思い残すことは何もなくて。
私の務めは、ほぼ終了。
ですから、今、死ねるのなら、それが本望かな。
ですから、コロナが感染して命を失っても、私はそれほど悔やまないかも。
本望なのだから、子供たちも悲しまないで、と言いたいです。
とは言っても、本意に反して、とんでもなく長生きをしてしまうかもしれません。
そう思うと、贅沢はしないで、将来のための備えを十分しなければ。
介護施設も入居となると、大変な経費が掛かるでしょう。
行く末のための資金を少しでも多く貯え、安心して暮らしたい。
次女は、マンションの一室を指して、
「この部屋を将来ママの部屋にしようと思っている」
と言ったりしてくれるけれど・・・。
私はひとりで頑張って、できる事ならこの我が家で生を全うしたい、と願っています
これからも、私の願いが叶うことを祈りつつ。
贅沢は控えながらも、ほどほどに素敵なな暮らしを心がけ、人生を愉しみたいもの、と。
そのために一番大切なのは、健やかな心身ですねえ~。
それが一番問題だけれど・・・。
夫亡き後、今日までは、私の志し通りの堅実な暮らしができたと思っています。
ですから、この調子でこれからも頑張りましょう。
世の中がいかに暗い世相になっても、心まで犯されないようにしなくては。
誰も責めず、周りの人々に感謝して、心穏やかに暮らしたい。
そう願って止まない私です。
お立ち寄り下さいまして、ありがとうございました。
下のバナーにポチッのクリックをいただけると、とても嬉しくて、書く励みになります。
温かな応援に感謝一杯です。