今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

いまだに旅慣れない私

2017-04-01 07:02:21 | 旅行

旅行に出かけるとき、旅慣れた方は、ふらっと気楽に家を後にし、観光を愉しまれるのでしょう。

昨年は、墓参や法要の際、その他で、小さな旅を度々経験した私ですが、相変わらず出かける前のストレスは相当なものです。

自分に自信が持てないからでしょうか。

年齢から来る不安もあるのかもしれません。

 

そういえば、私の母の旅行前の動作が、今の私に重なります。

スーツケースの中に詰めた衣類や旅行用品を幾度も幾度も、出しては入れ、また出しては入れを繰り返していました。

母のそんな動作が、私の目にはとても微笑ましく映る半面、ボケ行動の始まりのようにもみえ、ちょっと心配したものです。

恐らく娘たちが、旅行前の私の挙動を見たなら、同様の気持ちになり、苦笑いするかもしれません。

 

ホテルでスーツケースを開けた時にパチリ

 

次女はお彼岸の中日の日から、また一週間、海外出張。

国内外共に出張が多い長女と次女達は旅慣れていて、遠方のお出かけでも、お茶の子さいさいなのでしょう。

羨ましい限り。

旅慣れた妹も、そうかもしれません。

 

 私の旅行用のスーツケース

数十年愛用していたのが右のスーツケース 二年前から、左の丈夫で軽い物に移行。
修理して一生使用するつもりでしたが、修理費に5万以上かかるといわれ、諦めました。
ほぼ同価格で購入したのが左のプロテカのスーツケースです。

 

国内ですらそのような私は、海外旅行となると、行く前の準備を想像するだけで、身が引けてしまいます。

まだとても元気な50代後半から60代の始めに、数回、出かけましたが、今よりはもっとましな対応ができていたのかしら。

どのように考えても、海外に出かける自信はもうない私です。

 

私固有の旅行の特徴は、いつも発つ前と、旅行を終えた帰宅後にあります。

発つ前の私の緊張感とストレスは、前述したとおりです。

帰宅後の特徴は、異常な疲労感に見舞われること。

 

昨年、妹と某デパートの日帰りバス旅行を愉しんだ時の事です。

シニア向けらしく、スケジュールはゆったり組まれていて、サービスも満点。

ラグジュアリーなバスだけあって、乗り心地は、妹が絶賛するほど快適でした。

 

 乗り心地が良かっただけでなく、運転手さん、バスガイドさん、添乗員さんんも、とても感じがよくて。

 

高揚感の余韻のせいでしょう。

帰宅したときは、意外にも、いつもとても元気な私ですが・・・・・・。

日帰り旅行ですのに、翌日になると疲労が噴き出し、数日間は体調がすぐれません。

妹に電話して尋ねると、元気そのもの。

今から、また出かけると。

何と翌日の話です。

私には信じられないような事でした。

海外のような長い旅行だと、一週間くらい体の不調が続きます。

 

非日常の体験に浸り、心身ともにリフレッシュすることが、私の旅の一番の目的のはず。

出かけてしまえば、多少の不安はあるものの、旅行そのものは、心から愉しめるのですけれどね。

出かける前のストレスと、旅行後の体調不良に思いを致すと、そのようなお出かけが心から好きと言えない自分がいます。

 

一層の事、旅行なんてよして、その経費を日々の暮らしに使用し、多少贅沢な日常を愉しむ方が、自分には合っているのかもしれない、と、しょっちゅう思うのですが。

一方では、せめて元気なうちは、見聞を広めなければとの思いもあって、複雑な心境です。

 

 私の大好きな旅行用品
実はしばらくこのことを忘れていました。
思い出して、クローゼットの奥から取り出し、使い始めた今回。
小物の整理が一気に楽になりました。

 

墓参は旅行とは趣が違うので、問題外ですけれど、日帰りにすれば、荷物は最小限で気楽に出かけられますね。

新幹線の往復代にも割引が効き、ずいぶん安くなるようです。

途中下車すると、その割引が効きません。

一泊するとなると、それだけで準備も大変。

今回、使用した経費は、トータルで~万+1万円

 

 

プラス一万にしたのは、あまりに無駄な支払いをしたからです。

二度とこのような無駄遣いはしないつもり。

このお話は日を改めて致します。

 

この中に含まれるものは、交通費意外に、一泊のホテル代、夕食代、飲食費、タクシー代、その他もろもろの経費(お土産代など)に、お寺さんに納めるお布施、お墓の供花も入っています。

もし日帰りにすれば、かなり安くなるのだけれど。

体力的に、今一つ自信が持てなくて。

 

個人旅行は、意外と高くつく。

私は、ホテルと夕食で多少の贅沢に甘んじているところがあるため、どうしても高めになってしまいます。

旅行はツアーに特化した方が、断然安くつくことでしょう。

悩ましい課題です。

 

遺族年金の身には、この大きな出費は頭が痛いところですが。

元気なうちは、お墓参りには、幾分無理をしてでも出かけたい私。

私ができる、夫への精一杯の御恩返しと思っているからです。

限られた遺族年金の収入内で、墓参は欠かさず、旅行もして、日々の暮らしを程よく愉しむには、どうすればよいか。

課題はいろいろあります。

試行錯誤しながら、自分が一番余生を愉しめる無駄のないお金の使い道を、旅行に限らず、今後も考え続けたいと思っています。


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