10月14日からの記述
「その後のガーデニング」とのタイトルを付けましたが、さて、どんな書き出しで始めましょうか。
取り立てて書くほどの話題もなく、細々と取り組んできたガーデニングでしたから。
夏には、足腰を痛めてしまったので、庭作業は中止すべきだったのかもしれませんが、そんな非情なこともできなくて。
相手は、人と変わりない生き物ですから。
もともと本格的なガーデニングなど、したことが一度もない私。
実にいい加減な対応ですけれど、それでもお花は大好きで。
リーフものも、大好き。
でも好きこそ物の上手なれ、とは単純にはいかないのがガーデニング。
私をずっと悩まし続けている、花壇の日照不足は、未解決のままでしたが・・・・・・。
最近、私が長年切望していた、夢の肥料(?)をやっと手に入れることができました。
半日陰でも、光合成を促してくれるというもの???
効用の説明を見る限り、これは、私の思い違いのようにも思えます。
そのような事は、一切書かれていませんから。
私は、、お花屋さんに行くたびに、店員さんによく尋ねたものです。
「お日様の役目を果たしてくれるような肥料って、ないのでしょうか」と。
その答えは
「あるといいですけれどね~。なかなか難しい事のようです」
と、いつも言われ続けてきました。
ですから、すっかり諦めていた私です。
七月の初旬の頃、東急本店の屋上にあるガーデンショップに、久しぶりに出かけました。
品揃えがとても充実していて、今、私が一番お気に入りのお店です。
もう一つのお気に入り店は、三越のチェルシーガーデンでしたが、屋上の改装のため、最近閉店。
今後、開店するかどうか未定とのことで、とても気になっています。
東急のお店で勧められた肥料が、半日陰でも草花が生き生きと育つというもの。
日照不足でも、きれいな花を元気に咲かせてくれるなら、夢のような事ですが。
まだ半信半疑の気持ちのままでいます。、
大きなボトルもあったけれど、とても高価なので 、まずは小さい容器のものを求め、試してみることにしました。
それに環境が適していないのに、肥料で無理やり咲かせることが、草花にとって良い事なのかどうか?も
問われることですね。
この肥料を紹介されるまでは、我が家の花壇に、日照を必要とする草花を植えるのはもう諦めよう。
カラーリーフを中心にして、草花は、日光が割と当たる壁際のプランターにのみ植え、庭に華やかさを添えよう・
その様なことを、最近、私は真剣に考えていました。
千日紅は、我が家の花壇でも長く咲いてくれる、希少なお花です。
写真映りもとても良く、慎ましい野の花の雰囲気。
私は大好きです。
植えても植えても、太陽の恵みに欠け、咲く期間はとても短く、生彩を欠いたまま。
枯れてしまうものが、なんと多かったことでしょう。
宿根草の二年目の生長と花は、ほとんど期待できなくて。
まるで幻の如く、一瞬の輝きを見せて消えてしまう草花に、私はこれまで大変なお金をかけてしまいました。
その無駄を許容できるほどの境遇では、今はもうありません。
束の間でも、愉しませてもらったのだから、無駄と言っては、草花に失礼かもしれませんが。
一番嫌になったことは、環境が合わない草花を平気で植える、私の無慈悲さです。
イメージ先行で、植えたくなってしまうのですよね。
ルドべキアなんて、私が大好きな草花なんですけれどね~。
華やかだけれど、逞しい野生の香りがして、私の庭にも、なぜかとても良く映えます。
けれど、植えても、その花の生気が感じられるのはほんのわずかな期間。
その花姿を観ていて思ったことは、可哀想なことをしてしまった、とのやるせない気持ちだけ。
今後は、このような後悔はできるだけしないで済むガーデニングを目指したい、と、しみじみ思うこの頃です。
この度購入した肥料に、大いに期待している私だけれど・・・・・・。
これまでの反省から、環境にあった草花を植えることを、一番大切にしましょう。
わが家のシンボルフラワーのハーブ系のコバノランタ
春、夏、秋の間、ずっと咲き続けてくれます。
ガーデニングの作業が、年を重ねた今のわが身の現状には、決して良い事ではないと分かっていますが。
夫が亡くなった今、私には掛け替えのない趣味との思いをますます強くしています。
我が子同然の様に、毎日語りかけて愛情を注ぐ様に心がけてはいるつもりですが。
いい加減なところがいっぱいある私。
草花には申し訳ないけれど、こんな庭主とわが家の環境に慣れて、逞しく生きて欲しいものです。
18年間も元気に咲き続けてくれている、コバノランタナ、モッコウバラ、ツルニチニチソウのように。
追記
ルドべキアの画像を載せたくて、ガーデニングのカテゴリーの記事を遡ってすべて見ました。
残念ながら、写真は見当たりませんでした。
でも楽しかったです。
今はもう、草花の大人買いができなくて、寂しいお庭だけれど、以前はもっと華やか。
私の理想には程遠いけれど、我ながら、お花に見とれてしまいました。
皆さまも、良かったらガーデニングのカテゴリーの画像を愉しんでくださいね。
私の好きなイメージが、なんとなくでも分っていただけるかもしれません。
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花のように泉のように