今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

有難き友

2012-04-21 10:44:02 | 

友とは、まことに有難く、嬉しく、心の支えとなる存在です。

日頃は、お互いに忙しく、めったに会うこともないけれど・・・・・・

優しい温かな声に接した突端、心がぱっと華やぎ、私に元気を与えてくれる人達。

 

私は、嫁ぐと同時に郷里を離れ、小、中、高の同窓生達と会う機会には、めったに恵まれません。

大学も、関東ではなかったため、その当時の親友とも離れ離れになりました。

聞くところによれば、郷里では、同窓生の交流がとても盛んらしく、ちょっと羨ましくもあります。

 

去年の秋、高校の恩師の訃報に接した際、私は急遽、翌々日、飛行機で四国の松山に赴いた事がありました。

大変お世話になった先生ながら、平素は年賀状のみのご無沙汰で、心苦しく感じていましたので、御恩に報いる最後の機会、と思ったからです。

意外にも、卒業生の参列は少なく、さびしい気持ちにもなりましたが・・・・・・

H先生は、私達が卒業後しばらくして、郷里を離れられ、諸大学の教授、ある文学館の館長まで努められ、大変ご活躍されました。

葬儀も、郷里から遠く離れた四国のことでしたから、同じクラスの参列者が少なかったのは止むを得ないことだったのかもしれません。

私と同じように、横浜から向かったU君と、郷里の広島から来られたH君の三名だけでした。

 

葬儀が終わり、私達三名は、連絡船に乗り、郷里の広島に向かいました。

そして、郷里在住のH君の計らいで、十数名の同窓生が集まってくれ、ミニ同窓会が開かれました。

男性陣は何と元気で、愉快だったことでしょう。

亡き恩師を偲びながらも、ハチャメチャな楽しい会話に終始。

私が口を挟む余地など、ほとんどなく、ただただ笑いながら、耳を傾け、心和んでいました。

 

同窓生とは、本当に不思議なもの。

若かりし、まだ純粋な時代の思い出を、共有しているからでしょうか。

めったにしか会えない私ですが、会った途端、心の垣根は取り払われ、信頼感溢れる思いになります。

その時、お越し下さった女性のお一人、Nさんは、私とクラスは異なり、数十年ぶりの再会でした。

美しく年を重ねられているのが一目で分かるようなな、素敵な女性になられていました。

 

その方から、先月、思いがけず大きな茶封筒のお手紙を頂戴しました。

その文面は、感極まってしまうほど、優しさにあふれ、心温まるものでした。

去年、私に会った時、私の姿が、とても痛々しく感じられ、その後も心配して下さったようです。

そして、同窓生の医師に勧められた大変よく効く湿布剤だからと、その袋が二枚、同封されていました。

     

右の封筒は、差し上げる前の私の礼状です

     

 

去年お会いした時、私はまだ、頸椎症による痛みがひどく、首が自由に回らず、体が前傾姿勢になりがちな、辛い状況の時でした。

私は、みなさんに悟られないように、普通を装っているつもりでしたが、お優しい方の目を騙す事はかないませんね~

私の苦労が、見破られてしまったようです。

 

戴いた湿布剤は、余りに有難く、もったいなくて、すぐには使用できませんでした。

頸椎症は、今のところ、割と症状も緩和されていますので、状態がひどい時まで、と大切にしまっていたのですが・・・・・・

夫が入院する前日、突然腰に激痛が走り、一時的に歩行が困難になりました。

このままでは、あす夫に同伴できない、とやきもきしました。

その際、頂戴した湿布剤を、首より先に腰に貼ったところ、翌朝は、嘘のように治っていました。。

実は、左手の腕も、一カ月ほど酷い筋肉痛でつらい思いをしていましたので、そこにも貼りました。

その結果は、驚異的な効果で、腰痛はむろん、腕の痛みも、すっかり良くなりました。

 

首にも、最近貼りましたが、残念ながら、こちらの効き目は、今ひとつでしたが。

当然です。私の症状は、筋肉痛というより、老化による頚椎の変形が一因でしょうから。

とは言え、貼るだけで、友人の優しさに包まれるようで、心が癒され、元気が出ます。

有難く、感謝の気持ち溢れる思いが致します。

 

私の頸椎症が随分改善され、正常な暮らしが、やっとできる喜びに浸っていたところ、また夫が入院。

今後のことを思い、私は、今一つ元気がわかない状態でしたが。

昨日は、親しくしている友人のTさんから、電話がありました。

「お久しぶり、お元気?」といつものお優しい明るい声。

二カ月ぶり程度のお互いのご無沙汰でしたのに、私は、懐かしさでいっぱいに。

お声を聞くだけで、心に花咲く思いがします。

 

お話しを伺うと、、Tさんも、、家族の病気など、いろいろあり大変だったことが分かります。

「私達は、そのような苦労は避けて通れない年齢になってしまったのね~」と達観した口調でおっしゃり、どこまでも明るく、優しく、お元気。

身内のご苦労を、みじんも他人に感じさせない方。

私は、この方のお人柄を、いつも敬愛して止みません。

その方から、5月と6月の数名の友人の集まりへのお誘いが。

5月の会はご自宅のようでした。

 

私は、我が家の事情を話し、まだはっきりとしたお返事はできかねるけれど、万難を排してでも伺いたい旨、お伝えしました。

段取り良く、夫のためにやらなければならない事を済ませれば、何とかなるでしょう。

とても楽しみにして、待ちたいと思います

 

友人とは、まことに有難きもの。

そして、友人とのおしゃべりは、人生の活力と潤いの源泉の一つですね~

もっともっと、過去お世話になった素敵な友人たちとの交流を図りたいもの、と、反省を込め、しみじみ思いました。

 

昨日の歩数 2024歩 これはひどい!恥ずかしい!(笑)

次女から電話で、「今日は、私がお見舞いに行くから、休養日にして」と言われました。

K君の小学校の懇談会があり、会社をお休みしたようです。

お陰で、徹底してのらりくらりの1日を送ってしまいました。

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