今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

非常識な意見と承知で、私の思いを・・・・・・

2016-08-05 07:32:07 | 政治

最近の世の中の雰囲気や風潮に、私は非情にぎすぎすした、異常なものを感じてしまうのですが・・・・・・。

これから書くことは、世間知らずの専業主婦の戯言と思って、どうか聞き流してくださいね。

(「世間知らずの専業主婦」はあくまで私に限っての表現です。以前、この言い回しが、差別用語と言われましたので、一応お断りしておきますね。)

でも、何か言わないではおられないような心境になってしまいました。

と、言いながら、話すのにはちょっと勇気が必要。

反響が、とても怖いです。

 

そのことに触れる前に、このたびの都知事の選挙について。

私は、妥当な結果と思っています。

小池氏が、都知事の風格と能力を備えた人か、多少疑問を感じていましたが、今では心から期待しています。

女性の視点も生かして、堂々と、都政の運営に臨んでほしいもの、と。

 

一方、選挙前の、鳥越氏への低次元の個人攻撃には呆れました。

私がこのブログでご紹介したことがある好きな言葉「諦めと覚悟」は、鳥越氏の記事の中で出合ったものです。

 

これからお話することは、時機遅れもいいところ。

既に過去の出来事になり、小池さんが注目されている現在、蒸し返すようで恥ずかしいですが。

既に、書き上げていたことですので、推敲して投稿させていただきますね。

 

 

これからお話する事は、かなり前から心に抱いて暮らしていた私ですが。

このもやもや感を、皆様に多少でも理解してもらえるように、うまく文章を綴る自信が全くなくて、諦めていました。

でも、やはり何か訴えたい、と。

書き始めると思いがけず、自分の気持ちをすらすら綴れることもたまにありますから、それに期待することにしましょう。

 

私はテレビは、ほとんど見ません。

新聞は大好きで、いろんな分野にわたって、時間をかけて熟読する方ですが、その新聞が、いつも山積みです。

でもどんなに遅れても、必ず目を通さないと気が済みません。

そのために、旬の話題からは、かなり遅れた状態で、いつも暮らしています。

 

そんな私が、皆様の厳しい批判を覚悟で、舛添氏の辞任について私の思いを語りたいと思います。

まず、舛添氏の辞任に追い込まれる経緯を観ていての私の感想です。

辞任は止むを得ないことと思う一方で、都知事として非常に期待できる能力の高い人を、失ってしまったのでは、との気持ちが私にはあります。

舛添氏が東京都を暮らしやすい、防災にも強い都市に作り替えたいとの意欲と情熱は、凄いものがある方のように私には見受けられました。

おそらくこれまでの経歴から推察しても、秀才であられるのはむろん、大変な勉強家、努力家で、いらしたのではないでしょうか。

 

事実、軌道に乗りつつあったやりかけの期待できる立件はいくつかあったようですね~

それらをやり遂げられなかった舛添氏の無念さは、如何ばかりだったことでしょう。

 

 

お金の使い方に公私混同があり、それを、週刊誌が指摘したことが、世間から集中砲火の非難を浴びるきっかけだったのでしょう。

法に触れるほどではなかったにしても、政治家として、あるまじきだらしない行為であったことは確かです。

そのために、恐ろしい個人攻撃となりました。

けれど、果たしで舛添氏一人の責任と断じて言えるのでしょうか。

彼が、悪い事と知りながら、無理やりにそれを要望して、悪徳に走ったとは、なんだか思えない私です。

 

都庁の体質に、それが慣習としてあったのでは。

猪瀬氏はむろん、石原氏、これまでのほとんどの都知事は、似たような公私を混同した税金の使い方を公然とやってきたのではないでしょうか。

どなたか、石原氏にでも、取材を申し入れて尋ねてほしいほどです。

 

慣習となっていたのであれば、おそらく舛添氏は、後ろめたさなどほとんど感じることなく、当たり前のこととして振る舞ったことになりますね。

側近で、注意を促す人もいなかったのでしょう。

元慶応の工学部の教授だった高校の同窓生は、「職員に飼いならされていたのかもしれない。でも少々やりすぎだよ」

と感想を述べていました。

「都庁の垂れ流しの放漫財政の基礎を築いたのは、美濃部都知事の時代から」とも。

 

ところがある日、突然週刊誌に、その記事が載り、激しく叩かれた。

舛添氏の驚きは如何ばかりだったでしょう。

彼が都政の体質そのものを批判しなかったところからして、彼一人の勝手な振る舞いと言えなくもありませんが・・・・・・。

余り言い訳はせず、矢面になった彼の態度に、幾分同情を禁じえなかった私です。

 

都の体質を厳しく指摘したり追及する人がほとんどおらず、もっぱら舛添氏への個人攻撃のみに徹してい社会現象、

それが私には不思議で、異常にさえ感じられました。

 

報酬を半額にするなど、彼なりに反省の態度を示す努力をして、再起の復活をできることなら遂げたい、と強く願っておられたようでした。

私でしたら、その反省を受け入れ、彼にこれまで以上の一心不乱の活躍を期待したかもしれません。

失敗したり、間違ったことを犯すと、絶対許さず、その人の人間性までも蹂躙する、今の社会の風潮が私は,悲しいです。

 

 

朝日新聞のコラムに、女性の新聞記者が、下記のような文章を載せていました。

政治家の顔の変化について述べたものでしたが。

「彼を批判するタレントや評論家の人相が日増しに悪くなったと感じる。時間が経過し、舛添さんの表情や声が憔悴していく中で人々の人相が批判からいじめモードに変わった」
それは、日本人ぜんたいかもしれない、と。」

 

私も以前ネット上で、特定の数人の女性から、酷い言葉を数年に亘って浴びせ続けられました。

その時は、息苦しさ、異常なのどの渇き、食欲不振などに見舞われました。

一例に過ぎませんが、こんなことを書かれました。

(具体的に書きましたが、もうすでに過去の事。削除しました。蒸し返してごめんなさい!)

 

ただ、自分の日々の暮らしの思いを素直な気持ちで綴っていただけの私でしたが。

心当たりの全くない、思いがけない非難に、本当に驚いたものです。

 

或る方のブログのコメント欄に私の思いを一言書かせていただいたのが、そのきっかけでした。

広島の被爆者として、福島の住民の方々の風評被害が身につまされるほど心配だったからにすぎなかったのですが。

 

ですから、個人攻撃を受けた方の、つらい心境は、痛いほどわかります。

もちろん今回の事は次元の違うお話ですが。

私は、ほとんど無視をしたつもりですが、事実無根のあまりにひどい事を言われると我慢できなくて応える事もありました。

すると益々攻撃がひどくなり、私の傷は深まっていきました。

 

 

舛添氏は、逃げ隠れせず、すべての質問に誠実に応える努力をされていましたね。

しかし、応えれば応えるほど、攻撃がエスカレートしていきました

政治家の常套手段と言ってもいいような、病気を理由に身を隠す。

そんな器用な事は、学者上がりの政治家には、思いつかなかったのでしょう。

 

私は、最近の社会は、ネット上の低い次元の誹謗中傷とさして変わらないような様相を呈しているところがある、と思っています。

都連の小池氏への八つ当たりも、本当に大人げないですね~

 

私は、考えが甘すぎて、若夫婦にも理解不能な物言いを時々することがあります。

今日の意見もそうです。

どうか笑って、聞き流してください。

 

堀江貴文氏が、恐ろしいほどの個人攻撃を浴びたときもそうでした。

私は、

「彼の目はとてもきれい。世間が非難するような悪い人には思えない。

会社を大きくしたい一心で頑張りすぎ、若気の至りで、軌道を踏み外してしまっただけなのでは、といったものです」

その当時は、人格蹂躙もいいところでしたね~

今は彼の事を悪く言う人はいないのでは。

 

人間はみんな弱い存在、といった視点で、周りを見回すと、謙虚に多少はなれて、他人を批判する言葉も、せめて感情的な雑言は吐かなくて済むようになるのではないでしょうか。

人を裁く、上から目線のきつい激しい言葉をブログ上でも目にする事が時々ありますが、私は読むと、なんだかとても後味が悪いです。。

将来不安を抱き、心に余裕がなくなってきている今の国民の物言いが、おのずと厳しく激しいものになっていくのは仕方がない事なのかもしれませんが。

 

 

大学の総長の経歴がある有馬朗人氏が書かれた文章に、

「人生で最大に悔やまれることは政治家になったこと」

との言葉がありました。

この方も、文部大臣の時、随分叩かれましたものね~

 

余談ですが、有馬氏は、娘が在学中のころの母校の総長でした。

舛添氏は、長女が大学三年から専攻した国際関係論学科の教授でいらした時期がある方のはずです。

有馬氏と違い、舛添氏は、早くから学界から抜け出し,他方面で活躍されていましたので、純粋な学者さんではありませんが・・・・・。

お二方共、天才的な頭脳の持ち主でいらっしゃる事は確かでしょう。

ずっと学問に打ち込む暮らしを一生続けておられたほうが、誇り高く良き人生を送ることがおできになったのかもしれません。

 

短歌にも造詣が深い有馬氏の、

「人生で最大に悔やまれることは、政治家になったこと」

の言葉に、改めて思いが至りました。

 

鳥越氏も、民進党に担がれ立候補したことを、今、悔やんでおられなければよいのですが・・・・・・。

 

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