わが家の花壇のその後について、そろそろ語りたいところですが、草花の入れ替えをほとんどしていません。
ですから、話題に乏しくて、つい延び延びになってしまいました。
1日に数回は庭に出て、水を遣ったり、花柄を摘んだりの作業は変わらず続けています。
夫が逝った後の一人身の寂しさを、庭の植物たちが、いかに慰めてくれていることでしょう。
ガーデニングを趣味にしていて良かった、と改めて思うこの頃です。
このフレーズは、幾度も記事で繰り返してきた気がします。
これから書くことも、同様です。
同じ気持ちをかみしめて暮らしているので止むを得ないこととはいえ・・・・・。
ガーデニングの話題は、なかなかうまく広げられなくて・・・・・・。
何とか工夫して、もう少し気の利いた記事が、次回からかけるように努めますね。
かれんじゅら
初夏のわが家の花壇は、花が乏しくて、緑ばかりです。
そのカラーリーフの一部は、夫の入院先の小さなお花屋さんで求めたもの。
やはり同じお店で求めた可憐な黄色の小花をたくさん付ける「かれんじゅら」も、半日陰の場所ながら、とても長い期間、私の目を楽しませてくれました。
大すきなお花になりました。
けれど、早まった無慈悲な対応をしてしまった私。
梅雨前に萎れたので、抜いてしまったのです。
説明では、種がこぼれて世代交代を繰り返しながら周年花が付くと書かれていましたのに。
周年はあり得ない、と勝手に思い込んでしまい、早々に諦めてしまいました。
園芸が趣味で大変研究熱心だった父とは大違いです。
「父は育てる人、母は観る人」と私たち姉妹は、よく言っていました。
これからの時期、父丹精の盆栽仕立ての朝顔が、目覚めるとお茶の間にいつも飾られていました。
その父とは、大違いの私。
いい加減な手入れしかできなくて・・・・・。
根を詰めすぎると、疲労困憊してしまう私の体質ですから、何事も適当を旨としています。(笑)
けれど、葉物はいずれもとても元気ですよ。
生き生きしています。
春ごろの花壇の様子です。今も、似た光景です。
夫が入院中、よく訪ねた不愛想な中年の男の店主さんが経営する小さなお花屋さん。
センスが素晴らしく良くて、店頭に並ぶ草花には私の目を引くものばかり。
よく電車に乗る前に、束の間の時間訪ね、買い求めたものが結構あります。
元気のいい苗だったのでしょう。
いずれも期待を裏切らず、すくすく成長してくれました。
夫が闘病中の切ない思い出とも重なり、愛着もひとしおです。
一方、最近、近所の花屋さんで購入した草花は、一週間もたたずして萎れてしまい、がっかり。
数千円も支払いましたのに。
とても感じの良い母娘が経営なさっておられます。
久しぶりに立ち寄り、店先に並ぶセンスの良い草花を見て、今後ひいきにして差しあげたい、と心から思ったのですが。
苗の余りの元気のなさを見て、すっかり信用が置けなくなってしまいました
夫の入院先の最寄り駅前の花屋さんの苗は、いずれもとても元気でしたから。
遺族年金暮らしになってからは、数千円の無駄は、結構な痛手です。
以前のような、万以上の大人買いは全くしなくなりました。
草花を求める時、心から楽しめない自分がいるようで・・・・・・。
悲しい事だけれど、無駄な出費のように感じたりするのですよね。
せこくなってしまった、そんな自分の心模様が、なんだか悲しい。
今でも、時には大人買いだって、できないわけではむろん全くないのですが・・・・・・。
自分にとって絶対必要な出費とまで思えないのですよね。
今後のガーデニングへの予算の配分は難しい課題となりそうです。
雨樋を入れ替えた時、色を緑にして大正解でした。
庭の風景に溶け込んで、樋が目障りでなくなりました。
今は、ほとんど緑中心の花壇になっていますが、この現状に、私は結構満足しています。
派手さはないけれど、しっとりとした落ち着いた風情で、色合いとテクスチャーの変化だけでも、十分私を愉しませてくれます。
一層の事、緑の花壇にしてしまいましょうかしら。
費用も掛からないうえ、手入れも簡単ですもの。
花物は、テラコッタの植木鉢のみにすれば、日当たりのよい所に、移動でき、草花にとっても幸せなことでしょう。
花壇に植えては、我が家の場合、半日陰のところが多いため、条件が厳しすぎて、草花が可哀想。
サルビアの深い鮮やかなブルーに魅せられて、毎年買うのだけれど。
この場所も、ムクゲとシャラの木に陽を遮られ日照不足なのでしょう
花が鑑賞できたのは最初だけ。今は待てど暮らせど、花が咲いてくれません。
私の理想のイメージで植えつけるのでなく、植物は適材適所の精神で配置することが大切ですね~。
色々な思いを,徐々に生かして、少しでも良いガーデナーになれるように頑張りたいものです。
草花にとり、日当たりがよく一番好条件の場所です。
春の頃の光景です。
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花のように泉のように