今日(19日)は、、いよいよ旦那さまが退院する日です。
昨日も記しましたが、退院とは名ばかりで、今後、手術を控えての帰宅ですから、心から喜び安心できるわけではありませんが。
嬉しいことには変わりありません。
放射線治療の副作用がひどく、夫の症状が最悪の時は、幾度も外科処置や手術がなされました。
酸素吸入器も取り付けられた状態で、敗血症の懸念があると言われた時は、死を連想し、身も心も震えあがる思いがしたものです。
そんな艱難を乗り越えての、この度の退院。
この日を迎えられたのも、主治医のK先生始め、若い諸先生方、看護師さん達の手厚い治療と看護のお陰です。
ここ数年、入退院を繰り返してきた夫ですが、退院の度に心に抱く感謝の思いは、海より深く山より高し以上に相応しい言葉が、私には見つかりません。
その上、長期に及んだたため、入院費もかさみましたが、高額医療費制度といった国の助成の恩恵に浴し、がん保険にも加入していたため、経済的負担は余りなく、我が国の皆保険制度の素晴らしさを、いつも改めてしみじみ思う私です。
我が国の財政状況を察すると、こんな恵まれた医療制度の恩恵を、子、孫の世代がいつまでも享受できるか不安になりますが。
何としても維持してもらいたいものですね~
そのためにも、私達がまず自らの健康管理に気を配る心がけが大切と思いつつ・・・・・・
私はその点においては十分とは言えず、合格点には程遠いですが、
但し、徹底したお医者様嫌いでしたから、これまでの人生では、医療費は最小限にしか使用していません。
ところが、時折倒れ、緊急入院も数度経験したので、威張れるほどのことではないようにも~(笑)
この度の長期の旦那さまの入院において、医療関連の方々への感謝の思いの他に、家族の協力も忘れることができません。
総合職で男性並みに働き、日々残業もこなす傍ら、子育ても大変な娘達です。
それにもかかわらず、その合間を縫って、度々父を見舞い、私を支え元気づけてくれました。
仕事と家事の両立で多忙な娘達ですから、子供達に迷惑をかけたくない、との思いは、私は人一倍強い方かもしれません。
自分でできることは少々大変でも、自分でこなす自立した暮らしをいつまでも、と願いますが・・・・・・
次第に年老いていく身です。
重々しい人生の課題に向き合う気力を今後、いつまで持続できるでしょうか?
心もとなさを、自分に感じないではいられません。
その点、独歩と自尊の精神が強い旦那さまの態度には見習うことが多く、感心ばかりしてしまいますが、私はYさんのように強い人間にはとてもなれそうになくて・・・・・・
とにもかくにも、この度は大きな山をひとつ無事に乗り超えられた私達夫婦。
本番は、まだこれからで、次なる高い峠を目指して進まなければなりませんが。
人事を尽くして、事態の推移を見守ることしかできない私達です。
神様の御心のままに、といった心境で、うろたえず焦らず、今が一番素敵の精神を貫けますように。
そして悔いのない日々を大切に紡いでいきたいもの、と願っています。
今日掲載した蘭の花、シンビジュームは、私が心から敬愛する親友が、夫の退院を祝して、我が家にわざわざ届けて下さったものです。
このことについては、また日を改めて、書かせていただきますね。
追記
私は日記の概要をざっと書き終えても、その日に投稿をしないことがほとんどです。
そのため、文章に時差が生じてしまいますが、いちいち、それを修正し編集し直すような事は、今後しないことにしました。
そのため、今日の日記のように、日付を時々記入させていただきますので、何卒ご了承くださいませ。
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