真剣に叱られる
おたがい人間、叱られるということは、あまり気持ちのよいものではない。
自分に非があったと認めていても、叱られるということはやはりいやである。
だから、叱られるよりも叱られない方を好みがちで、これは一つの人情でもある。
また叱るほうにしても、あまり気持ちのよいものではない。
うれしい思いはしない。
だからできれば叱らないに越したことはないわけで、これもまた一つの人情といえよう。
しかし、人情と人情がからみ合って、マアマアのウヤムヤにすぎ、
叱りもしなければ叱られもしないということになったら、どうなるか。
神さまならいざ知らず、おたがいに人間である。
知らず知らずのうちに、ものの見方考え方が甘くなり、そこに弱さと、もろさが生まれてくることになる。
もちろん、私情にかられてのそれはいけないけれども、ものの道理について真剣に叱る、また真剣に叱られるということは、
人情を超えた人間としての一つの大事なつとめではあるまいか。
叱られてこそ人間の真の値打ちが出てくるのである。
叱り、叱られることにも、おたがいに真剣でありたい。
松下幸之助著 「道を開く」より
この感想を最後に綴っています。
我が家の夕食の献立
みぞれ鍋・ぶりのお刺身。卵豆腐・菜の花の辛し和え
夫の入院前日の夕食です。
既に載せた画像ですが、レシピを残したいので、また掲載します。
大皿の空いたところには、一口切りの鶏肉が置いてありました。
お鍋の中で煮込み中です。
みぞれ鍋
材料
鶏もも肉・・・・・・・・・・・・600g
酒・・・・・・・・・・大さじ1
人参・・・・・・・・・・・・・・80g
春菊・・・・・・・・・・・・・・一束
えのきだけ・・・・・・・・・・・2袋
豆腐・・・・・・・・・・・・・・1丁
大根・・・・・・・・・・・・・・600g
A
だし・・・・・・・・・・・・・カップ6
酒・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
薄口しょうゆ・・・・・・・・・大さじ1/2
塩・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
ポン酢しょうゆ
作り方
① 鶏肉は一口大に切り、酒を振りかけておきます。
② 人参は約7㎝長さの短冊に切りにします。春菊は、長さ2~3つに切ります。えのきだけは、根元を切ってほぐします。
③ 豆腐は一口大に切ります。
④ 大根はすりおろし、ざるにとって水気を自然に切ります。
⑤ 土鍋にAを煮立て、鶏肉を入れて、あくをとりながら煮ます。人参、豆腐、えにきだけを加えて煮ます。
春菊を加え、大根おろしを一面にのせて、火が通ったら、ポン酢しょうゆで頂きます。
肉じゃが
既に載せたことがあるレシピですが、
このページを開けがすぐ見られるように、便宜上、幾度でものせるつもりでいます。
とてもおいしい肉じゃがですので、ぜひ一度お試しくださいね。
肉じゃが
<材料>
じゃが芋・・・・・・・・・・・・4個
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・1個
人参・・・・・・・・・・・・・・1/2本
しらたき・・・・・・・・・・・・1玉
牛薄切り肉・・・・・・・・・・・200g
サラダ油・・・・・・・・・・・・大匙2
だし・・・・・・・・・・・・・・2カップ強
酒 ・・・・・・・・・・・・・・大匙2
砂糖・・・・・・・・・・・・・・大匙4
塩・・・・・・・・・・・・・・・小匙1弱
しょう油 ・・・・・・・・・・・大匙3
絹さや ・・・・・・・・・・・・8枚
<作り方>
① じゃが芋は一口大に切り(大き目)、面取りし、水にさらしてざるにあげておきます。玉ねぎは八等分にくし形に切り、人参はは乱切りし面取り、しらたきはさっとゆでてから食べやすい長さに切ります。牛肉は、3~4センチの長さに切ります。
② サラダ油を熱し、強火で玉ねぎを炒め、次に牛肉を入れて炒め、色が変わったら、じゃがいも、人参、しらたきを加え、全体に油が回ったら、だしをひたひたに入れます。
③ ②を強火にかけ、煮立ったらアクを取り、酒を加え、蓋をして中火で4~5分煮ます。
④ 砂糖を加えて5分煮、塩を加えて5分、しょう油を加えてさらに10分煮ます。途中、鍋の中の上下を返すようによく混ぜます。
⑤ 火を止める直前に、さっとゆでた絹さやを半分斜めに切って加え、さっと煮、器に盛ります。
菜の花の辛し和え
材料
菜の花 ・・・・・・・・・・・・・・・1/2ワ
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・ 一つまみ
だし・・・・・・・・・・・・・・・・ カップ1/2
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1/2
うす口しょうゆ ・・・・・・・・・・・小さじ1と1/2
みりん・・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1
溶きがらし・・・・・・・・・・・・・ 小さじ2
作り方
- ② だし、塩、うす口しょうゆ、みりんを合わせ、溶きがらしに少しずつ加えてのばす。
- ③ 1をバットに並べて2をかけ、約10分間おいて味をなじませる。汁けを軽くきり、食べやすい長さに切って盛る。
卵豆腐
卵豆腐
材料 4人前
卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6個
昆布とかつおのだし(冷めたもの)・・・・卵の1.3倍
別のだし・・・・・・・・・・・・・・・・・・カップ1と1/2
ゆずの皮・・・・・・・・・・・・・・・・少々
A
塩・・・・・・・・・小さじ1
みりん・・・・・・・小さじ1
薄口しょうゆ・・・・小さじ1/2
作り方
① 卵は箸を立てるようにして泡をたてないようによく溶きほぐし分量を量り、卵の1.3倍の冷めただしに、Aの調味料で味を付け、よく混ぜ、さきの溶き卵と合わせて混ぜます。
② 流し箱に固く絞った布巾をきっちり敷いて①を流しいれ、こします。
③ 流し箱の表面の泡を丁寧にすくい取り、蒸気のたった蒸し器に入れて約17~18分間、中火以下で蒸します。
この時、蓋の間に乾いた布巾を挟んで、水滴の落ちるのを防ぎ、蓋も少しずら背て空気の逃げ道をつくり、中の温度を下げます。
④ 別のだしに塩こさじ1/2、みりん小さじ1、薄口しょうゆ小さじ1/2で味を調え、冷ましておきます。
⑤ 蒸し上がった卵豆腐を冷ましてから、さらに冷蔵庫でよく冷やします。
⑤ 崩れないように形よく切り分け、冷たい吸出しを張り、吸い口にゆずの皮のそぎ切りをのせてすすめます。
☆ 蒸し上がりの加減は、流し箱の中央に竹串を刺してみて、濁り水が出なければ蒸し上がっています。
叱るというのは、親子間では当たり前の行為で、実に純粋な思いから生まれてくる場合がほとんどでしょう。
子供が成長していく過程で、不可欠な大切な事と思います。
でも親子間でさえ、時に、その時の気分で、意味のない叱り方を子供にしている場合もありますね。
子育て中、私も良く反省したものです。
ある意味、非常に難しい所作ではないでしょうか。
他人を叱るのは、尚更です。
余程の誠意をもって叱りませんと、相手の人にはなかなか素直に受け入れてもらえないのでは。
私情が絡むことが多いようにも。
相手の心を正確に理解するのは、そう簡単なことではありません。
決めつけてかかるのは、傲慢な態度になりかねませんものね。
会社において、上司が部下を叱るのは、別問題かもしれません。
親子関係に似ているようにも。
わが子を叱るような愛情をもって、傍若無人に振舞う若者を叱る勇気が自分にあれば、とも思いますが。
私は子供が幼い時は、度々繰り返した行為ですが、
今では自分自身を叱咤激励して叱ることはあっても、他人を叱る勇気はありません。
皆様は如何ですか。
追記
すでに半年くらい前のことになりますが、多数の料理本を刊行している大手出版社と、
「道を開く」の発行元に問いあわせましたところ、
営利目的でない限り、
個人ブログにレシピや、松下幸之助氏の箴言を載せることは著作権の侵害に当たらないとのお返事を頂いています。
ご覧下さいまして有難うございました。
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