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離島と海中道路

2017年01月07日 | Weblog
沖縄本島は近くの離島まで橋が架かっていることが多く、小さいのも含めると10以上あるそうです。

飛行機から島が見えた時に撮ったものです。立派な橋が架かっているのが上空からでも良く分かりますね。一番有名なのが全長2kmの橋が架かる古宇利島なので、撮った時はてっきりそこだとばかり思っていましたが、後でグーグル地図で比べてみると、ゴルフ場などの位置関係からどうやら美ら海水族館の近くの瀬底島だった模様です。飛行機のルートまでは分からないからなあ・・・

こちらは沖縄中部の東側にある海中道路の模型です。4つの島がそれぞれ橋でつながっており、本島からは5kmほどありますが、ずっと埋め立て道路が延びています。例の島根県にある大根島のような感じですね。元々浅瀬だったので干潮時には人が歩ける状態になっていたらしく、始めは住民主導で埋め立てが始まったのだとか。そのうち島に石油基地を作るという名目で予算がつき、現在のような立派な道路になりました。真ん中に海の駅があり、この模型がある資料館や道路を見下ろせる展望台もありました。ちなみに海中道路自体を見たいのなら少し南にある藪地島に架かる橋からだと綺麗に見えますし、上から見下ろしたいのなら勝連城跡に行くと良いそうです。このように道ができると人の往来が活発になりますし、観光客にとってはありがたい限りですな。ただ、島って遠くから眺めたり橋から見える風景は綺麗ですけど、上陸してしまえばただの大地ですからね(笑)

海中道路からさらに橋を渡って南にある浜比嘉島は、琉球創造の神アマミチューとシルミチューの暮らしたとされる洞窟や墓がありました。アマミキヨとも呼ばれるこの神様は、最初に久高島へ降り立ったそうですが、水が出なかったのでこの島に移ったとのこと。確かに久高島は標高の高い山はありませんから、今でも本島から水道を引いているという話です。真水がないと生活もままならない・・・あまりにも人間くさい逸話なので、本当にそういう人、あるいは民族が沖縄に渡って住みだしたのだろうなあと思っています。

まあ今でこそつながっていますが、一応島なので沖縄本島ではないのですよね・・・コロンブスの西インド諸島到着がアメリカ発見になったみたいなものかな?
コメント
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