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帝国の慰安婦無罪

2017年01月25日 | 時事
「帝国の慰安婦」朴教授に無罪判決 ソウル東部地裁
とりあえず、韓国の司法はそれなりに公正な判断を下すようですね。

「慰安婦は自発的になった」という記述が、韓国での見方である「性奴隷」に反するため、捏造によって慰安婦の名誉を毀損したと訴えられていました。しかし裁判では「公的事案を盛り込んだ内容」つまり事実が書いてあるだけだったと断定し、「一般的な事柄なので、特定の慰安婦の名誉を傷つけたとは言えない」という理由で無罪になった模様です。つまり韓国内でも慰安婦が性奴隷だという見方は間違いだと判断されたということですね。おそらく理論的、史実に基づいて冷静に判断できる人はそうなるのでしょうけど、韓国は感情が第一にされますから、中々受け入れられないでしょうな。まあ好きなだけ「日本と同志であった慰安婦の銅像」を建てていくと良いでしょう。

つーか日本や世界の国々では、銅像は偉人や有名人など、尊敬され憧れるべき対象を造るものだという認識がありますけど、韓国では憎しみを忘れないために造るもののようですね。しかしこれを知らない子どもが将来あちこちにあるこの像を見て慰安婦に憧れてしまったらどうするのでしょうか?

しかしこの本、朝日新聞社から出ているのか・・・図書館で探してみるかな(笑)

[追記]
というわけで早速ネット予約を入れ、取り寄せてもらいました。ちなみに同じように動いた人がいたらしく、借りてきてから調べてみると昨日は0だった予約が2になっていました。アブねぇ・・・
まだ50ページほど読んだだけですが、日本人の自分から見て、韓国人の著者にしては非常に中立になるようよく調べてまとめてあると思いました。元々は韓国人に向けて書かれたようで、慰安婦問題を感情論だけでなく、正しく理解した上で日本との解決点を探ろうという目的の、非常に理路整然とした内容になっている印象です。中立だと思った理由は、著者自らも聞き取り調査や資料から分かった事実をしっかり研究していて、日本側の「軍の関与の証拠はない」などの主張は誤りだとする一方、韓国側が銅像に書き込んでいる「慰安婦20万人」も誤りであるとしっかり論破しているからです。まあ一専門家の意見に過ぎず、これが慰安婦問題の全ての真実であるとするのは強引でしょうけど、当時生まれてもいない人達がお互い感情論で対立するのではなく、問題の本質をより具体的に論じるための知識を得るのに最適の本だと思いました。
朝日新聞社から出ているのは、この本の出版が例の吉田証言が捏造だと認めた後であることから、せめてもの罪滅ぼしということなのでしょうか?その辺のことも書いてあるようなので、読破してからまた考えてみたいと思います。とりあえずオススメですという報告まで(笑)