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アパホテル

2017年01月18日 | 時事
アパホテル、非難の的に=客室の書籍「南京事件否定」―中国
中国共産党の洗脳を解く草の根活動ですかね。

南京事件については以前考察した通り、事件そのものは否定できないものの中国が主張するような何十万規模の大虐殺はなかったというのが日本側の認識でありおそらく事実です。見出しのような「南京事件否定」つまり事件そのものがなかったと言っているのであれば問題ですが、記事の内容によればそうではなくむしろ日本政府の主張そのもののような気がします。その根拠とされる内容も載っているらしいので、デマや妄想というわけでもありません。少なくとも、日本のホテルにこの本があることは表現の自由の範囲内であることは明白です。そこに中国人が泊まりに来るかどうかはまた本人の自由ですから、そういうホテルだと知って今後泊まらないと選択するのも自由ですし、逆に中国人が来ないなら泊まりたいという客もいるでしょう(笑)むしろ中国では知りえなかったと思われる日本側の立場を知ることで、見識を深められるという利点さえ感じられます。折角観光に来たのですから、爆買いだけでなくその国を知っていきたいとは思わないのでしょうかね。
まあ中国では一党独裁ですから政府の意向は絶対ですし、騒がないと逆に当局に目をつけられてしまうのでアチラメディアがある程度騒ぐのは分かりますが、日本のメディアが同じように目くじらを立てて問題視するのは違和感を感じます。ぶっちゃけサービスで読める本を置いただけですからね。これはもう、メディアによる一企業に対する弱いものいじめ以外の何者でもないでしょう。

まあ、あのコメントを聞く限り確信犯的な臭いも感じたので、ひょっとしたらアパホテル側にも何らかの思惑があるのかもしれません。年末には千歳空港の件もありましたし、旅先で出会う中国人は離れていてもその集団だと分かるほどギャーギャー騒いでいますからね(笑)ホテルでの過ごし方もおそらく常軌を逸しているだろうと容易に想像できるというものです。しかし中国人であることを理由に宿泊を断るのはもちろんあってはいけないことですし、表立って表明するのは問題があると思われるので、このような間接的な手法で中国人避けの策を練ったということなのかもしれません。

そうなれば騒ぎになればなるほど思惑通りになるわけで、ある意味で逆転の発想に近いですな。企業努力恐るべし。
コメント
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