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沖縄の食べ物

2017年01月15日 | Weblog
とりあえず、一通りの名物は食べてきました。

有名なのはゴーヤチャンプルーでしょうけど、もう一般化しすぎて地元でも普通に食べられますから、一番気になっていたのはこのソーキソバです。沖縄そばにソーキと呼ばれる骨付きの豚肉が乗っているそばですね。そばといっても原料は小麦粉なので、肉うどんのようなものです。味は薄いとんこつなので、どことなく寿がきやのラーメンのように感じました(笑)カップ麺も入れるとこの旅では3回ほど食べました。ちなみに右上の白いのはピーナッツでできたジーマーミ豆腐です。あとジューシーと言うチャーハンのような炊き込みご飯も気に入りました。
沖縄は海に囲まれているので、海なし県出身の自分としてはさぞかし魚が美味しいのだろうと思っていたわけですが、旅をしていて思ったのが魚料理よりも肉料理をメインに扱う店が圧倒的に多いと言うことです。沖縄では豚のことをアグーと呼びますが、中国の冊封使が滞在中に豚肉料理を欲したことから全島で島豚の飼育が始まり、そのうち庶民も食べるようになったそうです。今は米軍基地もありますし、海外からの観光客は肉料理の方を好むようなので、それにつられて外食は専ら肉料理店が増えて行ったのでしょう。民宿では普通に魚の煮込み料理なども出してくれましたけど、日本海側を旅すると必ず食べる刺身や海鮮丼のようなものには終ぞ出会いませんでした。暖かい海なのであまり美味しくないのかもしれませんね。

沖縄土産で今一番有名だと言えるのが紅芋タルトでしょう。もちろんちんすこうや黒糖のかりんとうなど定番もありますけど、常に売り場のベストポジションを取っていたのはこちらでした(笑)お菓子御殿という製造工場兼土産物屋で食べ放題なので、ずいぶんお世話になりました。しかもケーキのような「紅芋生タルト」なるものまであり、2個分の値段ですが非常に美味しかったです。
原料である紅芋は、外観は普通ですけど切ると中が紫色で中々グロテスクです。しかも困ったことにこの芋を好む害虫の駆除が難しいようで、現在でも島外に持ち出すことは禁止となっているようです。調理すれば問題ないので紅芋タルトに影響ありませんが、まあココでしか食べられない味と言うのも名物には必要な要素でしょう。昔はゴーヤもダメだったのですが、今では防虫対策ができて全国に広まっていますし、こちらもそのうち解決するかもしれませんね。道の駅やスーパーに行くと、変わった野菜やフルーツが置いてあって面白いです。ただ、イオンの鮮魚コーナーで見たマンボウ丸ごと19800円ってのは誰が買うのかと思いましたが(笑)

最後に、お世話になったものとして欠かせないのがこのさんぴん茶と泡盛です(笑)さんぴん茶とはジャスミンティーのようですが、沖縄では麦茶よりも一般的に飲まれているらしく、ペットボトルでも非常に安く買うことができます。12月とはいえ日中はTシャツでも汗ばむ陽気ですからお茶は手放せず、家から持って行った500mL容器に継ぎ足しで飲んでいました。泡盛は沖縄の焼酎で大体30度くらいあります。このサイズでも2日持ったので自分には十分すぎました。オリオンビールは若干薄味ですが、暑い沖縄ではグビグビ飲めてもってこいですね。

普通にマックや吉野家とかもあるわけですが、これだけ地域料理や特産品の多い場所は沖縄くらいでしょう。リピーターになる人が多いのも分かる気がします。