(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

久高島

2017年01月14日 | 時事
5日目は神の島、久高島へ渡ることにしました。

最終日は元々雨が降った場合の予備日として考えており、幸いにして昨日までに行きたいと思っていた場所は全て網羅できたので、午後の飛行機の時間までフリータイムのつもりでした。しかし海中道路の先の浜比嘉島へ行った時に出会った人が離島巡りをしている人で、琉球の創造神であるアマミキヨの伝説を教えてくれ、翌日ココへ行くと話していたので興味をひかれ、最終日チャンスがあれば行ってみようと思ったわけです。まあ、ココまでほとんどが沖縄へ初めて行く人が訪れるようなビギナーコースでしたから(笑)一つ変わったところへ行って驚かせたいと言う思いが強かったですね。比地大滝では「どこ?」となってしまいますが、ここは沖縄で最も神聖な島であり、最後に訪れるにもふさわしいと言えるでしょう。
フェリーの港は2日目に寄った斎場御嶽の近くにあり、飛行機の時間を加味すると朝9時に乗って11時にはもう帰ってこないといけない強行軍ですが、まあ1周8km程度の小さな島なので何とかなるでしょう。

アマミキヨが住もうとしたけど水が出なかったという伝説の通り、一番高いところでも標高18mしかない模様です。レンタサイクルもあるようですが借りる時間すらもったいなかったので、到着と同時にジョギングを開始。気になった所で写真を撮るラン&ピクチャー作戦で行きました(笑)

居住地域の終点あたりにあった拝殿(久高殿?)です。普通なら鳥居とか仏像とかあるようなものですが、沖縄はこの場所自体で祈ることが大事なので、本当に雨風をしのげて祈るだけの建物のようですね。ちなみにフボー御嶽と言うところは一般人立ち入り禁止になっているほど神聖な場所。琉球王朝時代には、沖縄最高位のシャーマンである聞得大君(きこえおおきみ)と一緒に国王もこの島に渡って巡礼をしたそうですが、途中からは島に渡らず、代理の女性(ノロ)に任せて祈るようになったのだとか。アマミキヨが女性神だからか、沖縄は女性の方が霊力が高いとされ、昔は聖地と言えば基本的に男子禁制であり、また今でも祭りの時は島の半分ほどが立ち入り禁止になってしまうようです。あと、帰りに海ぶどうの養殖場もありましたがそこも覗けませんでした・・・関係ないか(笑)