(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

辺野古問題

2017年01月13日 | Weblog
高速に乗る前に話題の辺野古テント村を見に行くことにしました。

本当はクイナの森からそのまま東側を通って高江のへリパッドを見に行きたかったのですけど、例のオスプレイ騒動で反対運動が沸騰していると最悪通行不能になっている可能性があるので(笑)泣く泣く迂回してきたわけです。関係のない誰かに迷惑のかかるデモはよくないですね。

実行部隊は高江の方に行っているようで、ここには留守番と思わしき高齢者が若干名しかいませんでした。まあ戦いに来たわけではないので(笑)適当に話を合わせつつ話を聞くことにしました。ココのスタンスとしてはより多くの人に実態を知ってほしいと言うもので、どんどん写真を撮ってどんどん広めて~といった感じだったので、展示物を一通り見せてもらった後で話を聞きつつパンフをもらい、100円カンパしました。いろいろグッズを売って活動資金にしているわけですね。まあ商売とまでは言えないでしょうけど、何やら高江デモに参加すると飛行機代5万円がもらえるという記事もありましたし、これだけでは資金回収もままならないので、何かバックボーンがあるのでしょう。

実際、辺野古に移っても普天間や嘉手納が素直に返ってくるかと言えば疑問符がつきますし、返ってくると今度はこのあたりに米軍関係の需要がなくなってしまうわけですから、今までの同様の経済活動を行いつつ新しい都市計画を進めることができるかといえばかなり難しいでしょう。規模を縮小しつつ自衛隊が使うようになるくらいが関の山かもしれません。そうなると、結果的に辺野古が増えるだけで住民の不安はなくならないというのが主な主張でした。まあ現在あの辺りは住宅密集地なので、少しでも事故の可能性を減らすことは大事な視点であるわけですが、辺野古移転で全て解決するわけではないという主張も一理ありそうです。ただ、高江のヘリパッド工事にしても作る見返りにいくらかの土地を先行返還しているので、時間はかかるでしょうけど現状ではアメリカが全く約束を守らないということは考えにくいですな。

まあトランプ政権がどう出るかによっては全く事情が変わってしまうでしょうから、しばらく正念場かもしれません。