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囲碁クエスト19路

2017年01月20日 | Weblog
本日より、囲碁クエストで19路盤が打てるようになった模様です。

このクエストシリーズは、囲碁だけでなく将棋、リバーシ、チェス、ついたて将棋というボードゲーム全般が無料で遊べる大手サイトです。一番の特徴は1プレイ数分から10数分で終わるお手軽さ。その分持ち時間は全般的に短い設定になっており、じっくり考えたい人には向かないかもしれません。登録は簡単で、登録名を決めて表示されているパスワードを打ち込むだけ。リンクはPC版ですがスマホ版の方が高性能(検討機能、友達対局等)なのだとか。自分は専らPC版の囲碁クエのみで遊んでいましたが、9路と13路しかないのをずっと不満に思っていました。

もう少し詳しく説明すると、9路は持ち時間3分で1手打つごとに1秒回復、13路は5分で1手3秒回復するルールで打ちます。盤面は狭いとはいえ早碁に近いので、もたもたしているとすぐに時間負けになってしまいます(笑)ちなみに将棋やリバーシなどは回復ルールはなく、時間が切れたらそこで負けになります。囲碁はルール上、終局が詰みや打ち切りでなく双方の同意(連続パス)で行われるので、回復ルールがないと相手の時間が尽きるまで自ら損しながら打ち続けるズルがまかり通ってしまいますからね。例えば白が負けを認めず打ち続けた場合、盤上全てが黒石で1目の陣地だらけにすれば白はもう打つことができないので、最悪1秒以内にそうなるよう打ち続ければ黒の全滅勝ちに持ち込めるという回避方法があります。できればそういう面倒な相手とは打ちたくないのですけど、1秒しか回復しない9路ではたまに時間狙いの輩に出くわすので困ったものです。
対戦相手は自動で決まり、置石はありません。中国ルールでコミは7目(持碁あり)となっています。強さは級とレートの表示がありますけど重要なのはレートの方で、大体自分のレートのプラマイ200くらい、つまり同じくらいの強さかな?という人とマッチングされるようになっています。当然レートの高い人に勝てばたくさんポイントがもらえますが、基本は勝つと5前後増え、負けると5前後減るような感じです。ただ、1000からスタートしますが実際は平均が1500になるようにセットされており、40局までは勝っても負けても12.5ポイントもらえる仕組みになっています。最初の頃に負けてもポイントが増えることがあるのはそのせいですね。逆にかなりレートの高い人に勝つと50くらい増えることもあります(笑)まあ最初は気にせずどんどん打って、40局終わった時点のレートが自分の本当の強さというわけですな。このシステムは1500より低い人の最高レートが初期値のままにならないようにするための配慮なので、初心者はとりあえず同じ強さの相手と当たるまで負け続け、最終的に1500を目指して打てば良いと思います。ちなみに自分は今東洋囲碁で初段くらいですが、レートは大体1800あります。それを基準にして一般的な段級に換算すると、1500が5級で50ごとに1級アップ、1750からは100ごとに1~2段アップくらいかな?と思っています。最高レートは2800なんて人もいますね・・・宇宙人や(謎)

囲碁の19路は普通に打つと1時間以上かかりますが、今回できた囲碁クエスト19路は13路と同じ持ち時間5分の1手3秒回復ルールなので、長くともおそらく30分以内には終わるのではないかと思われます。手軽に遊べるところがこのサイトの大きなメリットですけど、19路は13路の2倍以上の広さがあり、最大で300手以上打たないといけないわけですから、序盤を相当てきぱき打たないと最後まで打つにはどうしても時間が足りなくなってしまいます。1手平均4秒くらいで打たなければならないとは、最早超早碁ですな。
ちなみに初期レートは今までと違い、9路や13路のレートを参考にして決まるそうです。公表はされていませんが自分が1200スタートだったので、おそらく現レートの3分の2くらいが基準のようですね。あと1250以下の人は最初から19路で打てない仕様もあるのだとか。そのせいもあって、現段階で19路のレートは全体的に9路や13路よりも辛めになっているようです。確かに2眼も知らないようでは19路を打つのは時間の無駄でしょう。もし19路で上記の全滅勝ちコースを強いられるとすると気が遠くなりますな。

とりあえず2局打ってみましたがいずれも最後まで打てず、時間勝ちと時間負けの1勝1敗でした(笑)これは囲碁をしたと言えるのだろうか・・・慣れの問題かもしれませんけど、時間設定についてはちょっと改良の余地アリですね。