《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

ちょこっと福井の旅・一乗谷朝倉遺跡「寒さに耐えた冬」

2019年09月27日 | Weblog

「小さな家は職人たちが住んだ町家で、道路に面してある。
建物は出土した柱、壁、敷居、建築金具、
建築道具や同時代の建物を参考に
当時の建築技術を再現して忠実に復元」とある。
黒光りする上がり框には釿(ちょうな)の
削り跡がリアルに再現されていた。
土間と、作業場ともう一部屋、間仕切りには障子はなく、
屋根は板葺きに石の重し、窓は格子に板戸だけ。
囲炉裏はあるが小さい。ここは雪国、
冬の寒さはいかほどだっただろうか。

今日の暦:昭和15(1940)年、日独伊三国同盟が締結される。