《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

橿原・今井町探索「石燈籠から特産品を知る」

2017年10月02日 | Weblog

5基並んだ神前型石燈籠。風化がひどく年号などは読めない。
かろうじて真ん中の石燈籠の基壇に落款のない
「南都 石工 嗽楽」が読めた。
建立年号は読めないが5基とも嗽楽三代目の作品と思われる。
奉納は「糸屋中」とあり実綿操綿・京入縞・紺絣類などの
繊維が特産品であったことが伺がえる。