《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

平城京よもやま話「食器と食事」

2010年03月30日 | Weblog
食器の使い分けも始まり、ご飯はご飯の器、汁物は汁物の器。それらの食器も貴族が使う食器は中国からの金属椀、漆塗りの椀などを使っていた。箸も多く出土しているが庶民は飛鳥時代と同じく手づかみが多く、土師器の椀で品数もわずかな粗末なものであり、身分の差を痛感させられる。何時の世も同じと言うことだろう。
(今日の歴史=物部守屋が排仏を唱え寺を焼き仏像を捨てる)