月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

素敵すぎる地獄

2014-09-22 | 仕事
まだ夜の8時にもなっていないのだけど、すごく疲れている。
なぜなら朝の4時から仕事をしているから。
4時起きという意味ではなく、4時にはもうパソコンに向かっているということ。
原稿を1本送ってから、午前中に1件取材→打ち合わせ→午後から1件取材。
帰ってから30分くらい寝た。
今はもうすっきりしているので、これからまた4、5時間は頑張ろうと思う。

1時間が早い。1日も早い。1週間も早い。1ヶ月も早い。
とにかく時間が経つのが異常に早くて怖い。

今日、新たに56ページの冊子の話をいただいて・・・
内容もやりたいものだし、いつも一緒にやっているデザイナーさんのところの仕事だからやりやすいのもわかっているし、通常であれば二つ返事で受ける案件なのだが、さすがに今回は「ちょっと検討させてください」と即答できなかった。
やりたいけど、悩む。
これを受けると、11月に取材が13本入ることになるわけで・・・。
11月は日本酒雑誌の締め切りもピークだし、造りの期間に取材だめをするので、取材そのものも多いだろうし・・・。
あまり安請け合いして、間に合わない、クオリティが下がる、といったことは絶対ダメだし・・・。

悩む。本当に悩む。
でも、やれるところまでやって、自分の限界をまた見てみたいという欲望も抑えきれない。
それに、私が断ると先方が困るのもわかっている。

しかし、幸せな悩みだ。
ようやく「なんぼでも仕事がある」状態がやって来た。
全部リセットしたのが2007年だから、この6年間は本当に大変だった。
でも、昨年くらいから何か兆しがあって。いい兆し。
日本酒の雑誌をはじめられたことはもちろん、去年は冊子の仕事も4冊やったし、憂鬱な仕事上の人間関係も断ち切れたし、とにかくいろいろと順調だ。

この流れを守るためには、どっちを選べばいいのだろう。
死ぬ気でやればできないことはないという気持ちで、受けるべきなのかなぁ・・・。
もう少し考えてみようと思う。

今はただ、起きている時間をフルに使って、とにかく書きまくる。
書いても書いても終わりが見えないなんて、私にとったら素敵すぎる地獄だ。