今週はとにかく取材がハード。
それも、馴染みのない業界の取材ばかりなので、頭がごちゃごちゃになっている。
疲労感がものすごい。
今日は、ペンチなどの工具の製造メーカーの取材。
昨日は、ネジの商社。
その前はクリーニング店をチェーン展開している企業。
明日の朝は鉄塔などを造っている会社。
その取材が終われば、ダッシュで新幹線に飛び乗って、15時には千葉で家電メーカーの採用事例の取材をしているという・・・。
東京に１泊して、翌日も同じく採用事例の取材。
こんないろんな企業の取材をやりつつ、家では精神障がいの冊子や、ワインや入浴剤の会社のメルマガを書き、
わけがわからなくなって頭を抱えていると、就職活動のデータ本の企業データがどんどんメールで送られてくる・・・
そんなハードデイズ。
どんどん仕事が押しているので、こりゃまずいと思っていたところに、１通のメッセージが。
昔、塾で教えていた生徒（こうちゃん）からで、旅から帰って来ているので会いたいとのこと。
「いつ？」
「４日はまた旅に出る」
「・・・！！」
こういう時、悩む。とても。
仕事も詰まっているし、週末飲みすぎたので体調も悪く、疲労はたまる一方。
そんな時にまた飲みに行ったら、時間も体も支障が・・・
本当に最後まで悩んだけど、結局、昨晩飲みに行った。
ただし、すぐに帰れるよう、高槻まで来てもらったのだけど。
行く直前まで原稿書いて、メール送って、ふらふらで駅まで行ったのだが、こうちゃんの顔を見たら疲れも吹き飛んだ！
「無理してよかった」と心の中で思った。
私の行きつけの店に入って、生ビールで乾杯し、再会を祝う。
そして、「これ、お土産」と言って、いろいろくれた。
タイの手作り石鹸、マレーシアのガム、どこかのお香。
嬉しいというより感動してしまった。
こうちゃんと前に会ったときは「世界一周してくる」と言っていた。
ほんまにそんなことできるのかと疑っていたが、本当に行ってしまった。
時々、フェイスブックで様子がわかったが、いろんな国でいろんな人と出会い、体を動かし、働き、学び、とても成長しているようだった。
明日からは、バイクで日本１周の旅をするそうだ。
そして、帰って来たら、仕事を始める。
「やっとやりたいことができた。それを聞いてほしくて」
そう言って、夢を語ってくれた。キラキラした目で。
24歳。
働かずにふらふらして・・・という意見もあるだろうけど、ちゃんと将来も考えている。
若いうちに旅をしたことは、きっとこの子の財産になるだろう。
お金とは違って、誰にも盗まれることのない、豊かで尊い財産に。
それから、他の生徒の「今」も聞いた。
よくわからない仕事をしている子から、料理人になって頑張っている子までさまざまだ。
高校を中退したけど、しっかり働いている子も。
そういえば、お盆休みにも定期的に会うメンバー（あだっちゃんと吉田くん）とも飲みに行った。
あだっちゃんは立派に建築の仕事をしていて、「これ、今関わってる物件」と写真を見せてくれた。
大きな大学の建設に携わっていて、すごいなぁと感心したものだ。
吉田くんは留年してまだ働いていなくて、「猟師か牧師になりたい」と言い出したので、ちょっと心配している（笑）
でも、嬉しいのだ、先生は。
こうやって、皆が大人になって、それぞれの道を進んでいることが。
もう「先生」というより「親戚のおばちゃん」のポジションだけど。
私は、正直に言えば、彼らが私を誘ってくれるのは、「飲み代をたかっている」と思っていた。
たとえそれでもよかったし、たまに顔を見せてくれることが嬉しかった。
でも、この間、あだっちゃんが初めて「今日は金出すから」と言った。
「え？いいよー」と断ったら、こんなことを言ったのだ。
「いや、出す。もう社会人やから。前回も出したかったけど、吉田が働き出してから一緒に出すようにしたほうがいいかなと思って出さなかってん。でも、吉田がいつになったら働くかわからんから、とりあえず俺は出す」
「・・・ありがとう」って言いながら、ちょっと泣きかけた。
たかってるかも？なんて考えを持っていたことを心の中で詫びた。
もしかしたら最初はそうだったかもしれないけれど、年に１回か２回、定期的に会うようになってからは、本当に私に会いたくて誘ってくれていたのだろう。
ありがたく、3000円だけもらった。
安い給料で、一人暮らしして、お金ないだろうに・・・。
手渡された3000円が本当に尊く感じた。
社会人になった息子に初めてプレゼントをもらう母って、こんな気持ちかな（笑）
こうちゃんからのお土産も、同じように嬉しかった。
嬉しくて、またちょっと飲みすぎて、ふらふらで帰った私。
今朝の取材は本当にしんどかった。
さっき少し仮眠をとってコーヒー飲んだので、またこれから頑張る。
遊んだ分を取り戻そう。
明日は東京！
実は、東京でも夜は人と飲む予定。
関東に暮らす中学のときの同級生が４人くらい集まってくれるというのだ。
中には中学卒業以来、という人もいる。
なぜそんなことになったのか書きたいのだが、長くなるのでまたの機会に。
とりあえず、ハードな生活の中でも「会いたい」と言ってくれる人との時間は大切にしたい。
そういう１つ１つが、私が明日も書き続けられる原動力だから。
それも、馴染みのない業界の取材ばかりなので、頭がごちゃごちゃになっている。
疲労感がものすごい。
今日は、ペンチなどの工具の製造メーカーの取材。
昨日は、ネジの商社。
その前はクリーニング店をチェーン展開している企業。
明日の朝は鉄塔などを造っている会社。
その取材が終われば、ダッシュで新幹線に飛び乗って、15時には千葉で家電メーカーの採用事例の取材をしているという・・・。
東京に１泊して、翌日も同じく採用事例の取材。
こんないろんな企業の取材をやりつつ、家では精神障がいの冊子や、ワインや入浴剤の会社のメルマガを書き、
わけがわからなくなって頭を抱えていると、就職活動のデータ本の企業データがどんどんメールで送られてくる・・・
そんなハードデイズ。
どんどん仕事が押しているので、こりゃまずいと思っていたところに、１通のメッセージが。
昔、塾で教えていた生徒（こうちゃん）からで、旅から帰って来ているので会いたいとのこと。
「いつ？」
「４日はまた旅に出る」
「・・・！！」
こういう時、悩む。とても。
仕事も詰まっているし、週末飲みすぎたので体調も悪く、疲労はたまる一方。
そんな時にまた飲みに行ったら、時間も体も支障が・・・
本当に最後まで悩んだけど、結局、昨晩飲みに行った。
ただし、すぐに帰れるよう、高槻まで来てもらったのだけど。
行く直前まで原稿書いて、メール送って、ふらふらで駅まで行ったのだが、こうちゃんの顔を見たら疲れも吹き飛んだ！
「無理してよかった」と心の中で思った。
私の行きつけの店に入って、生ビールで乾杯し、再会を祝う。
そして、「これ、お土産」と言って、いろいろくれた。
タイの手作り石鹸、マレーシアのガム、どこかのお香。
嬉しいというより感動してしまった。
こうちゃんと前に会ったときは「世界一周してくる」と言っていた。
ほんまにそんなことできるのかと疑っていたが、本当に行ってしまった。
時々、フェイスブックで様子がわかったが、いろんな国でいろんな人と出会い、体を動かし、働き、学び、とても成長しているようだった。
明日からは、バイクで日本１周の旅をするそうだ。
そして、帰って来たら、仕事を始める。
「やっとやりたいことができた。それを聞いてほしくて」
そう言って、夢を語ってくれた。キラキラした目で。
24歳。
働かずにふらふらして・・・という意見もあるだろうけど、ちゃんと将来も考えている。
若いうちに旅をしたことは、きっとこの子の財産になるだろう。
お金とは違って、誰にも盗まれることのない、豊かで尊い財産に。
それから、他の生徒の「今」も聞いた。
よくわからない仕事をしている子から、料理人になって頑張っている子までさまざまだ。
高校を中退したけど、しっかり働いている子も。
そういえば、お盆休みにも定期的に会うメンバー（あだっちゃんと吉田くん）とも飲みに行った。
あだっちゃんは立派に建築の仕事をしていて、「これ、今関わってる物件」と写真を見せてくれた。
大きな大学の建設に携わっていて、すごいなぁと感心したものだ。
吉田くんは留年してまだ働いていなくて、「猟師か牧師になりたい」と言い出したので、ちょっと心配している（笑）
でも、嬉しいのだ、先生は。
こうやって、皆が大人になって、それぞれの道を進んでいることが。
もう「先生」というより「親戚のおばちゃん」のポジションだけど。
私は、正直に言えば、彼らが私を誘ってくれるのは、「飲み代をたかっている」と思っていた。
たとえそれでもよかったし、たまに顔を見せてくれることが嬉しかった。
でも、この間、あだっちゃんが初めて「今日は金出すから」と言った。
「え？いいよー」と断ったら、こんなことを言ったのだ。
「いや、出す。もう社会人やから。前回も出したかったけど、吉田が働き出してから一緒に出すようにしたほうがいいかなと思って出さなかってん。でも、吉田がいつになったら働くかわからんから、とりあえず俺は出す」
「・・・ありがとう」って言いながら、ちょっと泣きかけた。
たかってるかも？なんて考えを持っていたことを心の中で詫びた。
もしかしたら最初はそうだったかもしれないけれど、年に１回か２回、定期的に会うようになってからは、本当に私に会いたくて誘ってくれていたのだろう。
ありがたく、3000円だけもらった。
安い給料で、一人暮らしして、お金ないだろうに・・・。
手渡された3000円が本当に尊く感じた。
社会人になった息子に初めてプレゼントをもらう母って、こんな気持ちかな（笑）
こうちゃんからのお土産も、同じように嬉しかった。
嬉しくて、またちょっと飲みすぎて、ふらふらで帰った私。
今朝の取材は本当にしんどかった。
さっき少し仮眠をとってコーヒー飲んだので、またこれから頑張る。
遊んだ分を取り戻そう。
明日は東京！
実は、東京でも夜は人と飲む予定。
関東に暮らす中学のときの同級生が４人くらい集まってくれるというのだ。
中には中学卒業以来、という人もいる。
なぜそんなことになったのか書きたいのだが、長くなるのでまたの機会に。
とりあえず、ハードな生活の中でも「会いたい」と言ってくれる人との時間は大切にしたい。
そういう１つ１つが、私が明日も書き続けられる原動力だから。