今月の13日から15日にかけて、私は2泊3日の日程で、大阪・京都方面を旅行してきました。
京都では、叡山電鉄のターミナル・出町柳から、叡山電鉄鞍馬線の終点・鞍馬行きのデオ900形電車「きらら」に乗って鞍馬へと行って来ました。
そして鞍馬に着いた私は、同駅から徒歩3~4分程の場所にある鞍馬寺へと向かい、同寺境内で、鞍馬山麓の山門駅から山中の多宝塔駅間を走るケーブルカー「鞍馬山鋼索鉄道」に乗ってきました。
鞍馬山鋼索鉄道は、路線距離が僅か0.2km(乗車所要時間約2分)の、日本一路線距離が短い鉄道でもあります。
このケーブルカーは、牛若丸や鞍馬天狗の伝説などで知られる鞍馬寺への参詣者の利便を図るため、宗教法人鞍馬寺が境内の鞍馬山で運行しているケーブルカーで、鉄道事業法による許可を受けた地方鉄道としては全国唯一の、宗教法人が運営している鉄道です。
開業当初は、普通の鋼製レールと鉄輪を使っており、軌間は762mmで、架線(照明、前照灯、車内放送、前窓ワイパー用であり動力用ではありません)も屋上にありましたが、その後大改修が行われ、現在は、H型鋼材の軌間800mmのレールをゴムタイヤで走行する方式となっており、架線も地上(線路脇)に移設されています。
高低差は89mで、全線単線、車両は1両のみの鉄道で、行き違い設備はありません。
客車の走行軌道直下の溝に敷設されたレール上を、バランスを取るための重り台車が走行する、立体釣瓶式とでもいう方式になっており、鉄道という形態を取りながらもそのシステムはどちらかというと斜行エレベーターに近いといえます。
下の写真中央に写っているのが、客車の直下を通過するその重り台車です。
ちなみに、鞍馬山鋼索鉄道を運行している鞍馬寺は、宝亀元年(770年)もしくは延暦15年(796年)に創建したと伝わる洛北有数の古刹で、当初は真言宗の寺院でしたが、12世紀に天台宗に改宗し、長らく天台宗の寺院として活動した後、昭和24年に天台宗から独立しました。現在は、鞍馬弘教総本山鞍馬寺を名乗っています。
京都では、叡山電鉄のターミナル・出町柳から、叡山電鉄鞍馬線の終点・鞍馬行きのデオ900形電車「きらら」に乗って鞍馬へと行って来ました。
そして鞍馬に着いた私は、同駅から徒歩3~4分程の場所にある鞍馬寺へと向かい、同寺境内で、鞍馬山麓の山門駅から山中の多宝塔駅間を走るケーブルカー「鞍馬山鋼索鉄道」に乗ってきました。
鞍馬山鋼索鉄道は、路線距離が僅か0.2km(乗車所要時間約2分)の、日本一路線距離が短い鉄道でもあります。
このケーブルカーは、牛若丸や鞍馬天狗の伝説などで知られる鞍馬寺への参詣者の利便を図るため、宗教法人鞍馬寺が境内の鞍馬山で運行しているケーブルカーで、鉄道事業法による許可を受けた地方鉄道としては全国唯一の、宗教法人が運営している鉄道です。
開業当初は、普通の鋼製レールと鉄輪を使っており、軌間は762mmで、架線(照明、前照灯、車内放送、前窓ワイパー用であり動力用ではありません)も屋上にありましたが、その後大改修が行われ、現在は、H型鋼材の軌間800mmのレールをゴムタイヤで走行する方式となっており、架線も地上(線路脇)に移設されています。
高低差は89mで、全線単線、車両は1両のみの鉄道で、行き違い設備はありません。
客車の走行軌道直下の溝に敷設されたレール上を、バランスを取るための重り台車が走行する、立体釣瓶式とでもいう方式になっており、鉄道という形態を取りながらもそのシステムはどちらかというと斜行エレベーターに近いといえます。
下の写真中央に写っているのが、客車の直下を通過するその重り台車です。
ちなみに、鞍馬山鋼索鉄道を運行している鞍馬寺は、宝亀元年(770年)もしくは延暦15年(796年)に創建したと伝わる洛北有数の古刹で、当初は真言宗の寺院でしたが、12世紀に天台宗に改宗し、長らく天台宗の寺院として活動した後、昭和24年に天台宗から独立しました。現在は、鞍馬弘教総本山鞍馬寺を名乗っています。
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