ジーヤ・メラリ著 宇宙の始まりや量子物理学の先端の研究を各研究者に取材した内容です。ビックバンからの宇宙のインフレーションから現在の宇宙の状況を研究している者から量子物理学の研究者を取材し研究室で宇宙を創ることが出来るかとか最後の方は、神についての考察とかが書かれています。もう、神が宇宙を創造した話になると科学ではありません。宗教論で神を信じますかの世界です。無数の宇宙が存在し各個人の選択で宇宙が分れ平行宇宙が存在するとの発想が奇天烈です。個人主義で宇宙が発生しているとは、誰が証明するのですか。それも、連絡通信が出来ないので証明が出来ないが存在すると言われても何でもありとなってしまう。
量子力学と宇宙の発生や拡大する現在の宇宙をどう説明する理論が成立するのか。これからの研究に期待します。