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梟の系譜

2016年04月03日 | Weblog

 上田秀人著 戦国時代の宇喜多家の4代にわたる物語。主人公の祖父が裏切りに会い落城し父と落ち延び宇喜多家の再興を近い苦労し家を興す。そして、裏切った者たちに仇を討つ。その過程で小大名の力の無さから毛利家や諸大名に同盟を結んだり裏切ったりし藩を維持していくが織田信長の家臣秀吉に同盟を結び藩の勢力を伸ばしてゆく。しかし、秀吉の死後跡を継いだ息子が関ヶ原の戦いで豊臣家について、徳川連合軍に敗れ宇喜多家は取り潰される。その後八丈島に島流しになり、そこで子をもうけ4代目が亡くなり物語は終わる。戦国時代は、裏切りや陰謀、暗殺が一般的で家を存続するためや欲望のために何でもありの世の中で生き残った者が勝者だとの考えが描かれたいる。