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ミミズの話

2011年02月05日 | Weblog
 エイミィ・スチュワート著 ミミズを飼育しそのミミズに纏わる話。ダーウィンがミミズの生態を観察し地球を耕してきたのはミミズでありその偉大さを書き表した。しかし、現代はミミズ研究が進んだとは言えなく細々と研究がなされている。著者自身は、研究者ではなく物書きでありミミズに纏わることを研究者に聞き本を出してしまった。ミミズとの関わりやミミズの働きなどからなり地中に生活するミミズの生態が未解明の部分がある。ミミズを生ごみの処理や家畜糞尿の処理に役立てることや汚染土の処理などにも活用する研究もなされいる。

親鸞

2011年02月05日 | Weblog
 五木寛之著 親鸞の幼い頃から親鸞と名乗るまでの物語。室町から平安時代か天皇に仕える家の子供として生まれた親鸞が母親の死や父親の出家で叔父の家に兄弟共々預けられ口減らしのため出家し比叡山に修行し町の聖となり法然の念仏仏教に感化され弟子になって越後の流されるまでの物語。今で言う公務員(宮使えの身分)の父親が出家しその子供達は、生活に困り叔父の家に厄介になり長男(親鸞)が就職する年齢に達すると寺で僧(就職)になった。その後、法然の教えに出会い念仏を唱えれば浄土に行けるとことを広めるため布教に邁進する。
 浄土真宗の教えは、法然の教えを基に親鸞が広め浄土真宗の教祖となったことの物語で阿弥陀仏の前では皆身分に関係なく平等に救われる。救われるというのは、死んだら浄土に行けるというもの。仏教の教えは、死後の世界に導くものではなく現世の無常を悟り心を平静に保ち四苦八苦を乗り越える教えでなったか?親鸞の時代は、生活が苦しく死が身近にあったから庶民は、死後の世界を恐れ救いを求めていたのかもしれませんね。