黒木華主演の茶道を主題にした映画です。樹木希林が茶道の師匠で黒木と多部未華子がお茶を習うところから始まり年月が経ち大学の卒業や多部の結婚と黒木の父親の死を経験し黒木の人生が進んでゆきます。ただそれだけの物語で大きなドラマもなく人生の苦労や喜びを描くでもなく淡々と師匠とお茶の作法の場面が映像の大半でした。監督はこの映画で普通の変哲もない日々の生活が大切で幸せなことを表現したかったのか。
呉勝浩著 講演中に起こった殺人事件と完全黙秘を貫いた犯人の動機が不明でその現場をドキュメントで証言者を撮影してゆく。フリーの動画ジャーナリストがその撮影に協力し、犯人の動機に迫って行く。その動機が出所してからの事件を題材にした小説家の話題作りでドキュメント映画の監督が犯人の妹という結末です。その地方で起きた事件を絡まさせてカメラマンの主人公の私生活との纏わる話で構成されています。謎解きの面白さが肝ですが動機が小説家デビューの話題作りで殺人を犯し服役するということってどうでしょうか。
岡田准一主演の時代劇です。リアルさを求めたのでしょうが切られた侍の血しぶきがこれでもかというくらい派手に吹きました。反ってリアル感がありません。体のどこを切っても血しぶきです。しかし、切腹の場面では、血しぶきが出ません。どこを切ったとき血しぶき出るか検討して演出が欲しいです。映画の内容は、藩の不正をただそうとする派閥と旧体制を守ろうとする家老を悪役にした物語でした。
宮部みゆき著 言葉の源泉の異界から来た怪物と大学生が織りなす荒唐無稽の物語。小説家の空想や妄想を文章に表現し書き表す能力は、大したものです。異界や霊界を扱った小説は沢山ありますがこの物語もその類でしょう。非現実の話ですが小説そのものが非現実の物語であれば何でもありです。面白いか面白くないか、好きか嫌いかです。この物語は、ばかばかしいです。
降田天著 小学4年のクラスで起きたいじめを題材にした物語。クラスの女王として君臨していた女の子と転校して来て女王として君臨するようになった転校生が派閥を作り反目しあい貶める。それを止めようとした学級委員がいじめの対象になりそうになったりして話は進展してゆく。反目しあった女の子同士の喧嘩で片方の児童が死にクラス全員でもう片方の女児を殺してしまう。とても、小学生と思えない駆け引きや陰謀が繰り広げられる。大人が書いた小学生を題材にした小説だからしょうがない面はあるが大人の小説である。
薬丸岳著 知能指数の高い主人公が闇の組織に狙われる物語。途中までの物語の展開は面白かったですが終盤は、闇の組織のトップが不治の病で死ぬって展開は、肩透かしで終わりでしたね。社会性のない主人公が社会性を身に着けていくという話でした。
薬丸岳著 犯人を追い詰める推理小説です。子供を誘拐された元警官の母と離婚した元警官の主人公が娘を取り返すまでに犯人の要求で金銭ではなく3年前の事故の原因を警察組織が隠蔽したからくりを追求してゆく。最後は、隠蔽したい大物政治家のスキャンダルを隠蔽するため主人公の元妻の父親が絡んでいたという結末です。誘拐犯人を特定するまでの構成が物語の主要部分です。誘拐犯人の意外性や動機が最後の方で明らかになり犯人が3年前の事故の真相を明らかにしたいのが動機でした。
面白く読めました。
昨日とは打って変わって霧雨です。ボールがすぐ汚れて見にくくなります。
SF 2-6,1-6 Tu田さん
ボレーのミスが出てしまいました。どうも相性が悪いのと攻め方が分りません。アプローチをしても余裕でコースを狙われます。バックへのアプローチと切り返しのボールに対しボレーを確実にしなければなりません。簡単なボールをミスしてはいけませんね。
今日は、気温が上がりました。北海道では、とてもテニスする気温とは思えません。小樽入船コート。クレーコートです。3セットマッチノーアドです。
1R 6-2,6-3 T田さん
コースは別に狙いませんでした。方向と距離だけを気を付けていました。相手のフラット系のサーブに返球が短くなり修正するのに手間取いましたが少しずつ返球が深く返るようになりリズムが掴めました。短くなった球をドロップされましたが基本的には、オーソドックスなテニスをするので返球は無理しないで返せました。
相手のミスにも助けられましたがいつもこう言うテニスが出来らば良いのですが。
梶永正史著 警視庁の女性刑事が商社の不正を暴きその陰で行われた殺人事件の真犯人を突き止める物語。刑事ものに良くあるはみ出し刑事を集めたような班長の刑事が個性豊かな部下と協力して事件解決に当たる。企業の闇の部分と個人の不正が絡み合った中で企業の正義を守る部署の協力を得て事件解決の糸口をつかむ。よくある小説です。