鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

寒さひとしお(2022.02.26)

2022-02-26 10:07:41 | おおすみの風景
立春を過ぎたら俗にいう「三寒四温」の季節に入り、次第に春めいて来るのだが、今年はことのほか春の来るのが遅い。

昨日も今日も最低気温は氷点下で、今朝などは-3℃まで下がった。

朝のウメとの散歩では、やはり指先が痛くなった。それでも風が全くないので、歩いているうちに身体の方は温まるのが早い。

今朝は近くの星塚敬愛園の敷地の中まで足を伸ばしたが、そこまで行くと約2キロの距離になる。

庭の咲きほころび始めた河津桜も満開にならず足踏みをしている。それでもヒヨドリが頻繁に花の蜜を吸いに来ているから、鳥たちにとってはもう春なのだろう。

これを書いている10時現在で我が家の寒暖計は8℃を指している。納屋の中なのでやや高めに出ているが、8時半頃まで見られた車のフロントガラスの氷はもうすっかり消えてなくなっている。

昨日今日とようやく日中に晴れ間が広がり、今日はいまのところ空に一片の雲も見当たらないので快晴である。

しかしやや遠方の山々が霞んで見えるのは、ゾゾゾ! 花粉か? 

間違いない、今しがた空を見に庭に出た際、マスクをしていなかったのだが、家に入ってこのブログの続きを書こうとパソコンの前に座ったら、くしゃみと鼻水が出て来た。

くしゃみをしても体がゾクゾクッと寒気がしないのが花粉症の特徴で、その直後に鼻水がすーっと流れ下るのでも判断できる。風邪だったら熱っぽいし、咳き込んでくるはず。

ああ、いやな花粉症の季節がやって来た。今年で30年ほどの付き合いだ。2月5日ごろから予防の薬を飲み始めているが、今日のような快晴の日にはスギ花粉が多く撒き散らされるから用心すべし。

ただ、一昨年の2月から始まった新型コロナ対策で、誰もかれもがマスクを常用するようになったので、この時期に必ず着けている自分への好奇の目(違和感)がほとんど感じられなくなったのは嬉しい。

特にカラオケなどで一緒になる高齢者の中で、花粉症に罹るような人はほぼ皆無なので、マスクして行くのはちょっと気が引けていたからなおさらだ。

花粉情報によると今年は少な目だということだった。桜の咲くころになると杉花粉の飛散はほぼ終焉するので、あと1か月余りの辛抱である。