ユカタンのメリダから、二等バスでちょっと行ったところに
イサマル Izamal という町があります。
見かけたパンフレットで、面白そうだね~、ということになって、
行ってみました。
ひたすら黄色い町です。
右を向いても左を向いても、前を見ても後ろを見ても、
黄色きいろキイロ……。
町の中心となる修道院も、もちろん黄色。
この修道院、前ローマ法王が訪ねてきたこともあるとかで、
こんな小さな町なのに、宗教的には重要なのです。
というのも、このサン・アントニオ・デ・パドゥア修道院、
ランダ神父がいたところなんですね。
ディエゴ・デ・ランダというのは、1549年、
このフランシスコ派の修道院が建てられたばかりのころですが、
マヤ族の各種の記録を「悪魔の書」として、
徹底的に焼却・破壊するという暴挙に出た坊さん。
そのおかげで、マヤ文明の多くが未だに謎に包まれたままだという……。
修道院本堂、外側
本堂正面の聖母のステンドグラスを内側から
中庭を囲む回廊
ひたすら青空に映える外塀
待合馬車
最後の写真は、修道院の回廊から外を覗いたとき見えたものですが、
バスターミナルに到着したときも、その前に待つ馬車がいました。
地元民らしい女性の二人連れがそれに乗っておうちに帰っていきました。
観光都市メリダと違って、この町では馬車は、庶民の足のようです。
今日は写真ばっかりになってしまいました。
明日はこの町の他のところをもう少し紹介します。
イサマル Izamal という町があります。
見かけたパンフレットで、面白そうだね~、ということになって、
行ってみました。
ひたすら黄色い町です。
右を向いても左を向いても、前を見ても後ろを見ても、
黄色きいろキイロ……。
町の中心となる修道院も、もちろん黄色。
この修道院、前ローマ法王が訪ねてきたこともあるとかで、
こんな小さな町なのに、宗教的には重要なのです。
というのも、このサン・アントニオ・デ・パドゥア修道院、
ランダ神父がいたところなんですね。
ディエゴ・デ・ランダというのは、1549年、
このフランシスコ派の修道院が建てられたばかりのころですが、
マヤ族の各種の記録を「悪魔の書」として、
徹底的に焼却・破壊するという暴挙に出た坊さん。
そのおかげで、マヤ文明の多くが未だに謎に包まれたままだという……。
修道院本堂、外側
本堂正面の聖母のステンドグラスを内側から
中庭を囲む回廊
ひたすら青空に映える外塀
待合馬車
最後の写真は、修道院の回廊から外を覗いたとき見えたものですが、
バスターミナルに到着したときも、その前に待つ馬車がいました。
地元民らしい女性の二人連れがそれに乗っておうちに帰っていきました。
観光都市メリダと違って、この町では馬車は、庶民の足のようです。
今日は写真ばっかりになってしまいました。
明日はこの町の他のところをもう少し紹介します。
ペンキが出現してからは何処でも塗れるでしょうが建設された時代の原料は何で何処から入手したのでしょうか?
オーストリー、ハンガリーのマリア テレジア イエローにも見えますが欧州から輸入したのでは?
最初から黄色だったのか後世になって塗り替えられたのか
町の色は象徴として修道院に肖ったとも考えられます
市役所にでも尋ねて黄色の壁の由来を調べるのも面白いと思います
この壁の横に赤いビートルとかあったら
すっごい絵になりますよねー!!
雑誌の表紙とかにありそうな!^0^!
黄色っていっても、きらびやかではなく、
深い味のある黄色にビビッときちゃいました♪
ということを考えてひとりで笑ってしまいました。
黄色はなんなんですかねえ。塗料になったものに虫除けの効果があるのか、それとも宗教的意味合いなのか。謎です。中国、というか、五行思想だと中心を意味する色だったと記憶してますが(たまには雑学チックなことも書いてみるw)。
言われて初めて知った名前、マリア・テレジア・イエローを検索してみました。
ホントだ~、同じ色みたいですねえ。
この色、カンペチェでもよく見ます。
カンペチェとメリダを一緒に旅行した友人が、
「メキシコ人はどうして黄色が好きなのかなあ」と呟いていたんですが、
そうか、他ではあまり見ませんか……。
メキシコ人じゃなく、マヤ人が好きな色なんでしょうか?
それともスペイン人が持ち込んだ色なのか……。
ちょっと検索してみたら、マヤ人にとっての黄色は「トウモロコシ」であり「南」であり「地下」であり「死」であると同時に「生命の生まれてくる大地」でもあるらしいです。
でも修道院がこの色一色、ってことはマヤ文化由来ではなく、
スペイン系統でしょうね。
今度また行くことがあれば、市役所まで押しかけてみます。
>あやたろうさん
うーむ、次に行くときは赤いビートルをレンタルして行きますか~(笑。
そう、黄色と言ってもレモン色やカナリア色じゃなくて、
忍者さんの受け売りだと(笑)マリアテレジアイエローというらしいですが、
金色とも見える色ですよね。
メキシコの空にすごく映える色だと思います。
それにしても、ここまで徹底して黄色いのは初めてでした(笑。
>森羅さん
いいですよ、叫んでも?
黄色の意味、マヤから来たのかスペイン人が持ち込んだのか、
そんなとこまで考えずに、ぼ~っと黄色に染まってきただけで
申し訳ない。
でもまあたぶんだけど、五行思想は関係ないと思いますです。
マヤの五色で中央は緑だったっけな。
上にも書いたように、黄色は南だそうです。
ついでに、白が北、赤が東、黒が西。なんだって~。
この待ちこそが生涯の住家かって思いました(笑)
でもあのにっく黄神父の修道院があるのなら…
本当に、彼は多くの考古学者に謎解きを投げかけて
くれたなって思います。
黄色と青の家、ですか。
あ、そう言えば今日アップしたタイル特集で、
黄色と青のタイルで覆った教会の塔がありました!
イサマルは黄色だけですから、青も使いたいとなると、
市役所が文句言うかもしれませんよ~?(笑
でも、その色合いはメキシコにこそ似合う家ですよね。
mieさんも老後(?)はぜひメキシコで!
ランダ神父、当時はしょうがない考え方だったのかもしれないけど、
早まったことをしてくれましたよね~!
その一方で、『ユカタン事物記』でしたっけ、
参考資料となるような本を書いているので、よくわからない人です。