
え~と、クロコンドル Zopilote からいろいろ気になることが出てきました。
コメント欄で、「ろて」の -ote 部分は増大詞かも、なんて書きましたが、
微かな記憶を辿ってみると、
ナワトル語の -tle という語尾が言いにくいためにそれが訛って -lote になった
という話を聞いたような気がします。
それで、こんな本を持っていたことを思い出して引っ張り出してみました(写真参照)。
Tlahtolnahuatilli、古典ナワトル語の15巻にわたる教科書です。
15巻たって、一冊一冊が薄っぺらくて、中は漫画とか、まあ大した量は載ってません。
いつだったか文化会館で安売りしてて、興味本位に買って、
最初の数ページでくらくらして放り出した記憶があります。
なにしろ一ページ目から机に向かった恰幅のいいおじさんが本を広げて
XIQUITTACAN QUENIN TLACEMPANAHUIA INIC YECTLI IN NAHUATLAHTOLLI!
とか叫んでるんですよ。
さっぱりわかりませんて。
しかしそれは置いて、次のページにはほっとすることにスペイン語で説明が。
曰く、ナワトル語は地上でもっとも美しい言語のひとつであり、
その音声と柔軟さと豊かさにおいてギリシャ語やラテン語にも匹敵するとか。
ほー。
曰く、北メキシコから南は遥かエルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアまで話されていたとか。
ほほー。
さまざまな民族が乱立するこの地域で、ナワトル語はかつてのラテン語のような共通語の役割を果たしていたんだそうです。
よってナワトル語を学ぶことはメキシコ人の義務である!
とおじさんは主張してます。
ま、メキシコ人じゃなくても学んでもいいでしょう、たぶん。
それから文法用語の説明が少々あって、
ナワトル語はuna lengua aglutinanteであると。
これ、私は早合点して「膠着語」だと理解したんですね。
ところが、次の項目には、ナワトル語は屈折語だと書いてある。
一回目はこの辺で挫折しました。
あんまり関係ないので飛ばしてもらっても結構ですが、
屈折語というのは代表的なのは印欧語です。動詞が人称や時制で変化(屈折)する。名詞が格によって変化(屈折)する。
膠着語というのは日本語や、モンゴル語もそうだったかな? 単語単位では変化しないで、助詞をくっつけることで格や時制を表わす。
また、孤立語というのもあって、代表的なのは中国語。これは単語がまったく変化せず、文中における単語の位置で格を表わしたりします。
なので、膠着語だと日本語と似ているということに。
しかし屈折語でもある?
と混乱しました。中間的な性格の言語なのかな、とか。
しかしよく読んでみると、文法的な分類が膠着語というわけではなく、
単に、単語をいくつもくっつけて(膠着)ひとつの単語にできる、という意味だそうです。
なんだー、そんなの日本語だってドイツ語だってできるわさ。
と思ったら……。
出てきた例がこんなのです。
TIPITZONACACUAZNEQUI = Tu quieres comer carne de puerco.
「君は豚肉を食べたい」
そ、そんなこといきなり言われても。いえ、今は別に食べたくないです。
てか、さすがにこれをひとつの単語にすることは日本語でもドイツ語でも難しげですな。
いや、日本語は読点をあいだに入れなければ、これもひとつの単語と言えるか……?
KIMIWABUTANIKUWOTABETAI
うん、充分ナワトル語に対抗できるわ。
これを分解すると
TI = tu 君は
PITZO = pitzotl 豚 の語幹
NACA = nacatl 肉 の語幹
CUAZ = 動詞 cua 食べる の直説法未来形
NEQUI = 動詞 ~したい(querer)の直説法現在形
になるそうで、
ふ~~ん、少なくとも語順は日本語と一緒だなあ。
というあたりで今日は息切れ。
でもちょっと各巻の巻末にある単語リストなど眺めてみました。
すると、ありましたありました。
Huexolotl = Guajolote 七面鳥
もっと見てると
Huilotl = paloma 鳩
おおっ、鳥だよ。さらには
Papalotl = mariposa 蝶
というのもありました。
ん? papaloteってスペイン語(?)で「凧」だよな。元は蝶だったのか。
で、あ、もしかして飛ぶものが -lotl なのか?
と思ってたら
Tlatzacuillotl = la puerta ドア
なんてのも。うーむ、ドアは飛ばんぞな。
じゃ、動くもの、とか?
実は別に全然規則なんかないとか?
アホロートル Ajolotl ってメキシコ特産の動物もいましたね。
まあもうちょっと読み進めば説明が出てくるかも。
ちなみに、拾い読みしてると
calco ってのが出てました。
cal は「家」で、カルコは「家の中で」という意味だそうです。
そう言えば地名に多いですよね、なんとかカルコ。
コマルカルコとか、ショチカルコとか。
コマル Comal ってのはトルティーヤを焼く薄い鉄板のことですから、
コマルカルコってのは家の中の鉄板、ってこと。
ほえ~
って、ホントか嘘か知りませんが、納得したところで今日はおしまい。
これからときどき(あくまでときどき)勉強していくことにします。
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さんの記事で勉強になりました。
またお邪魔します^^
亀さん、ラブ=純毛のふとん
そう思えば、いいのか。。。しかし確かに重いんですよ。既に30kg超えています。おまけに、ポポの灰だらけです。
ナワトル語は、シティで子供達が通っていた、公立小学校で、体育の授業で数を教えていました。
何で体育の授業でだったのかは、わかりません・・・
メキシコのスペイン語には、ナワトルの語源の言葉がたくさんあるんですね。
日本の北海道に、アイヌの言葉がいっぱい残っているのと同じ?
ナワトルと日本語の構造が似ているのに、びっくりしました。
実は、私、日本語の教師の見習いです。
今、日本語の文法などを勉強中です・・
膠着語、屈折語、、、よくわかりません。日本語は膠着語ですか。ちょい検索してきまーす。
「責任者を出せ」と、ウェイターに言いつけ、責任者に土下座させ、勘定をすべてチャラにさせて、知り合い中に「あのレストランのビールにはハエが入っていたといいふらす」
そんな人もいるかな(いるわけね~)
書き込みありがとうございます!
ここの主の亀です。
サイト見せていただきました。
すごく充実してますね!
またゆっくりあちこち見せていただきます。
実は私もドイツにいたころ日本語教師してました。
まあ学費稼ぎのバイトでしたけど、ベルリッツ、インリングアに市民大学、個人授業と、当時の日本経済の勢いに比例して、けっこうな数の生徒でした。
せにしえんたさんもなんですね~。いやはや、こんなネットの片隅に偶然(?)にも三人も集まるなんて、これだからネットは面白い~。
chamoyさん、これからもよろしく~!
ナワトル語は毎日とはいきませんが、少しずつ載せていきたいと思ってます。
せにしえんたさん、日本語教師頑張ってくださいね~。
教材をいろいろ、と言いたいところですが、私のは全部ドイツ語ベースなので……。
でもこのところスペイン語でも日本語の基本語辞典とか出てますよね。
ラブちゃん、30kg超えてるのか~、さすがラブラドールだ~。
ポポの灰はちゃんと振り落としてからベッドに入ってほしいかも……。
ま、ダニよりマシですか?(笑
体育でナワトル語の数字……。
知り合いの子が柔道を習ってて、日本語で数字言えると言ってましたが、似たようなもの?(どこが?
でもそう言えばあの教科書に数字は出てたかしらん? あ、気になる!
メキシコの言葉にはナワトル語やマヤ語がいっぱい混じってますよね。
スペインじゃきっと通じない(笑。
その辺ドミニカ共和国とかどうなんだろう?
なんてところもchamoyさんにお聞きしたい、興味尽きない話題ですね~。
日本人の対応、せにさん、それ、フランス人よりたちが悪い……(笑。
でも私から見ると極端な潔癖症が多い日本人の中にはいるかもですね~。
いや、潔癖症の人だと、こんな店のものぜったいイヤ、とか言い張って何も飲み食いせず、がっぽり慰謝料取って出て行くかも?(笑
chamoyさん?
ドミニカ共和国にお住まいですか、サイト見つけられませんでした。
亀さん、ドイツで日本語教師ですか、先輩!
いろいろ教えてください。私、ホントに駆け出しでして、生徒の前に立つと、頭マッシロになってしまいます。
今のところ、ベテラン先生のアシスタントですから、何とかなってますが、ひとりで説明しろといわれたら、、どうしよう
サイト、行けませんか?
変だなあ。
chamoyさんのお名前のところのリンクから、私は行けるんですけど……。
せにさんとこ、そんなに生徒さんいるんですか?
私は初心者クラスも受け持ちましたが(20~40人くらい)、
だいたいは上級クラス(と言ってもたかが知れてますが)だったので、
生徒は4人から5人、緊張も何も、って感じでした(笑。
せにさん、だ~いじょうぶですって!
生徒の誰よりも日本語できるんですから(笑。
まぁ、日本人が思いもつかないようなトンデモ質問が飛び出すことはあるでしょうけど(笑。
それが日本語教師の楽しみでもあります!
私でわかることなら何でもお答えします!
まあベテラン先生がそこにいらっしゃるようだし、chamoyさんも私より頼りになりそうですが(お時間があればですけど)。
ふぁいとだ~!
私も、がんばらねば、ナワトル語
ドミニカ共和国はスペインの植民地化から短い間に原住民(TAINO)が死に絶えてしまったので、TAINOのネイティブはいないのですが、ドミニカ共和国や他のカリブ諸国にはTAINO語の単語があったり、スペイン語の中にTAINOが残っています。(例えばHAMACAとかTIBRONなど これらはもとはTAINO語)
ナワトル語そのものを習ったことはまったくないのですが、メキシコのスペイン語の中にけっこうナワトル語から来ているものが多かったり、あと地名に多いので興味を持っているのですが、発音難しいですね~。
今回詳しく説明されている記事を読ませていただいてなるほど!と思いました。
私のサイトにも遊びに来ていただいたようでありがとうございます^^
chamoyと言う名前のところをクリックしていただければOKですが、飛ばないようなら下記のURLです。
http://chamoy.nobody.jp/
なんか宣伝になってしまいました。すみません。今後もよろしくお願いします。
チャモイさんのサイト、見てきました。名前の下に線がある人は、自分のサイトをリンクしているんですね。gooブログの見方が、まだよくわかっていません。記事のタイトルをクリックすれば、コメント欄も出てくるというのも、知らなかった・・・
みなさん、前向きに生きていらっしゃる。私も見習わなければ。
亀さん、私の受け持っているクラスの生徒は、今のところ12人です。定員16名だそうです。
20人~40人なんて。。。そんな
80の目でみつめられたら、卒倒しそうです。
生徒達は、大学生がほとんどで、みんな覚えがいいです。お医者さんと、弁護士さんも混じってます。メキシカンの優秀な人材が、日本語を習ってくれるなんて、うれしいですよね。
チャモイさん、こちらこそヨロシク!
いろいろ、教えてください。
というか、もうついでに(?)ブックマークに載せてもよろしいでしょうか?
輪が広がっていくのが楽しいです。
で、タイノ、なんて全然知りませんでした~。
が、Hamacaを辞書で引いてみると、語源に小さく「タイノ」って書いてある!!!
今まで見ても、知らないから素通りしてたんですね~。
いやあ、民族が死に絶えても言葉が残っている、なんか感動です。
せにさん、Cielito Lindo ちゃんと行けたようでよかったです。
「見れる」は本来ら抜きなんですが、私が中学生だったころの朝日新聞も見出しで使っちゃってたくらい昔から普及しちゃってますからね~。
私もときどき使ってしまいます。
生徒さんは12人ですか~、それでもけっこうな数ですね。
うーん、ドイツの教室は机がコの字型に並んでいたので、全員がこっち向いてるわけじゃなかったんですね。
確かに、いっせいに見つめられると怖いかも(笑。
ま、何事も慣れです! 頑張ってください~
で、「ろて」ですが、ドアも入ってるってことは、蝶番みたいにぱたぱたするものなのかなぁ…。(とまだ「ロテ」が気になってる私。)鳥類、チョウチョ、ドアの共通部分って「ぱたぱた」すること位ですよね
ブックマークの件、もちろんOKです。喜んで、お願いします。
私のほうもこちらのブログをLINKさせていただいてよろしいでしょうか?本当は前回お願いしようかと思っていたのですが、今回便乗してお願いさせてもらいます^^
今後ともよろしくお願いします
ん? 崇高って?(笑
いや~、ひとりでやろうとすると何度も挫折してるので、
こういう形だと、細々とでも続くかなあと思って(笑。
「ろて」の謎が解明する日は来るのか!?
サスペンスです(?)、楽しみにお待ちください~。
chamoyさん、ブックマークの件承知いただけて嬉しいです!
こちらのもリンクしていただけるんですか!
ありがとうございます。
TB貼っていただいたようですが、ブックマークにも入れておきますね~。
こちらこそよろしくお願いします。
お時間のある時にでも確認してください↓
http://chamoy.nobody.jp/newpage3.html
これからもよろしくお願いします
そちらのブログにもいろいろとまたお話したい話題が挙がっているんですが、
ちょっと今ばたついてまして……。
また間の抜けたころにコメント入れるかもしれませんが、
どうか気長にお付き合いくださいましね~
少し前まで、メキシコのミチョアカン州、俗に言う"un pueblo del campo" で、彼や彼の家族と暮らしていました。彼らは、自分たちがよく使う方言のような言葉を「ナクアス」と呼んでいて、私にも教えてくれました。 こちらのサイトにaguacate=アグアカルと書かれているのを見て、もしや私が覚えてきたのはナワトル語かな?って・・ その他覚えてきたものは、cabeza=ツンテコ、boca=カマック、tortilla=ラシカリ、mucho=ミアック、caliente=トトンキー、などですが、家族のみんなはあんまり字を書かなかったので、スペルは解りません。 これってナワトル語でしょうか? もし、この言語を習うことが出来たら、今度ミチョアカンに帰るまでに勉強していって、みんなを驚かせようと思っています。
はじめまして!
それなのにこんなにお返事が遅くなってしまってすみません。
まだ見ていただけるかどうか、心配です。
ミチョアカン州にいらしたんですね!
ナクアス、ナグアス、聞いたことはないですが、
ナワトル語のひとつという可能性は充分ありますね!
実地で教えてもらえる環境だなんて、羨ましいです。
マヤ語もそうらしいですが、かなり方言というか、
地域差がある言葉らしいので、一言でナワトル語と言っても、
いろいろありそうです。
ここに紹介した本は、古典ナワトル語を扱っているそうで、
natsuさんの彼氏さんやご家族が使っておられるのとは
少し違うかもしれません。
でも基本は同じでしょうし、覚えていかれたら、きっと皆さんびっくり&大喜びなさるでしょう。
頑張ってください!
また遊びに来てくださいね、どうかよろしく。
はじめまして!
ナワトル語を勉強なさっているとのこと、すごいですね!
ただ……すみません、ここで紹介しているのは本の受け売りにすぎず、
私がちゃんとナワトル語を勉強しているのではないのです……。
このブログの別のナワトル語記事に、メキシコ人でナワトル語堪能な人が、
やっぱり誤解しちゃったらしくてナワトル語でコメント入れてくれたことがあり、
まったくわからず焦りました。
結局スペイン語で書き直してもらってやっと通じましたが……。
その人がまだここを見ていてくれたらわかるかもですが、
日本語が読めるわけではなさそうだったので、ちょっと難しいかもですね……。
また当時、せにさんのお知り合いでナワトル語の先生とちょっと交流もあったんですが、
もう何年もご無沙汰状態です。
というわけで、残念ながらお役に立てそうにはなくて申し訳ないです。
でも探せばネット上でナワトル語のやり取りができる人の集まるところ、
ありそうな気はしますね。
純さん、スペイン語はお出来になるのでしょうか?
そういうところを探して、スペイン語で尋ねてみるのがいいかもしれません。
スペイン語が面倒でしたら、また連絡ください、お手伝いできるかもしれません。
>OTTOさん
アホロートル、やっぱり阿呆老頭児かと思いましたか……。
違うんです、ちゃんとマジメな名前なんですよぅ~~。
ウーパールーパーって名前は、日本のテレビがコマーシャルにこの動物を起用したとき
馴染みやすいかわいい?名前をつけようといってつけたと聞いてます。
メキシコではアホロートルって言わないと通じないでしょうね。
いやいや、ナワトル語も面白いので、ぜひ勉強してください!
……え、私? ま、そのうち。
原文は世界各国の「メリークリスマス、そして明けましておめでとう」の文を紹介しているサイトで見つけてきたものなんで、スペイン語も全くできません。ナワトル語の勉強とはいっても、知りたい単語をネットの辞書で訳して日本語→西語→ナワトル語という風にしている感じで、ですから私もナワトル語の文は全く読めないのです。(「Atlは水、Ollinが地震」というのが、分かるレベルです。)ネットで「Nonantzin」という詩の朗読を聴いたことはあるんですけど、ナワトル語って本当に不思議で美しい発音ですよね。……話が逸れました。上に書いたようにスペイン語も全くできないド素人ですので、ご協力お願いします。(;;)
うーん、スペイン語なしでナワトル語の勉強は大変かもしれませんねえ。
でもナワトル語って不思議な響きってところには大いに共感します!
メキシコにはナワトル語やマヤ語の地名などがたくさん残っていて、
私もちゃんと勉強すればその名前の意味がわかるだろうと思いながらも、
なかなかそこまで手が回らず、この記事も中途半端なところで放置になってしまっています。
そういうわけで、何とかお役に立てないかとNahuatlで検索してみたところ、
わりあい英語のサイトもあるようですね。
見つけた中では
http://weber.ucsd.edu/~dkjordan/nahuatl/nahuatl.html
http://www.mexica.net/
こんなところとか、いかがでしょう?
上のサイトは右上のリンクからサイトトップへ飛ぶとサイト管理人へのメール、
下のサイトは同じページの一番下に管理人へのメールアドレスがあります。
英語でいいと思うので、質問メールを出してみられてはいかがでしょう。
ただし海外だとスパムの心配などもありますので(サイトはきちんとしていると思いますが、まあ念のため)
捨てメールなどでまずはコンタクトを試みるのがいいかと。
ナワトル語には現代ナワトル語と古代ナワトル語の違いもあるようで、
まあクリスマスという概念そのものがすでに現代的かもしれませんが(笑、
やはりできれば純さんがご自分で直接質問なさるほうがいいでしょう。
うまく行くことを祈っています。グッドラック!
うちのほうに出没してる先住民は、CORA族っていうらしくて、シナロア南部からナヤリト北部の山が地盤みたいなんですが、彼らの言葉はナワトル語と関係どのぐらいあるんでしょうか? ちなみにネコちゃんのことはビルー、犬さんはイーナって言ってます。 知ってること教えてくださ~い。
でもまずは、メキシコにインディヘナ語はアホほどあるんですよね。
http://es.wikipedia.org/wiki/Lenguas_de_M%C3%A9xico
ここによると、とりあえず「公認」のインディヘナ語は65あるそうです。
てことはちゃらんぽらんなメキシコ政府が調査漏れしているのも数百くらいはあっても不思議はないと。
で、コラ族もちゃんとウィキペディアに載ってました。
http://es.wikipedia.org/wiki/Cora_(etnia)
その説明によると、ウィチョル語族に属し、ナワトルとは遠い親戚関係にあるようですね。
http://es.wikipedia.org/wiki/Idioma_huichol
ウィチョル語って、まだ日本にいたころ翻訳した詩集が出ていて読んだことあります。
ウィチョル語は広義のウトアステカ語に属するようで、ウトアステカ語にはナワトル語も含まれるのかな?
http://es.wikipedia.org/wiki/Lenguas_utoaztecas
んで、ウィチョル語を使うインディヘナはメキシコだけではなく米国地域にもいるようで
(というかもともとはメキシコだった地方ですよね、この辺)
そう言えば私が読んだウィチョル族の詩集はメキシコよりも米国地域のものだったように記憶してます。
こんなんで、参考になるでしょうか。
Coraの人達がしゃべるのを聞いてると、中国語みたいな感じです。 体躯は小さく、見かけはアジアの山岳民族みたいなんで、メキシコに居る事を忘れて聞いたら、中国語の一種だと思うでしょうね、僕は。
そのうち、危険でなければ、彼らの住んでるところに行ってみたいと思っています。
それでも、翻訳サイトの少々怪しい変換文と英文メールの書き方が書いてあるサイトを参考にカオスな文章になりつつも挑戦したわけです。返信が来たときは感激しました。やってみるもんですね。でもやっぱり英文メールはこりごりかも?
さあ、こちらは今年も残り少なくなってきました。
インフルエンザが少しずつ流行ってきていますが、亀さんもお体に気をつけてくださいね。
では、"Kuali Tlakatilisiluitl iuan tlasempaktiani yankuik xiuitl!"
中国語っぽいの、なんかわかります。
私もカンクーン近くの村に住んでいたとき、研究所の用務員のおじさんたちがしゃべってるのを聞いて、
韓国語みたいと思いました。マヤ語だったんですけどね。
韓国語はドイツで韓国人の友達がたくさんいたので聞きなれてたんです(ぜんぜんわからんけど)。
やはりアジア系だから、というわけではないでしょうが、近いものがあるのかもですね。
面白いですね。
OTTOさんもそちらのコラ族との交流、ぜひレポしてください!
>純さん
うわああ、すごいですね、ちゃんと返事が、それもこんなに早く!
ナワトル語ってやってる人が少ないので、純さんのように興味を持ってくれる人が嬉しいってのもあるでしょうね。
にしても機械翻訳もけっこう捨てたものではない?
英語は私もぜんぜんダメです。でも文法めちゃくちゃでもいいんですよね、
要は、用件が通じるか、知りたいという気持ちが通じるかだと思います。
これを機に、どんどんナワトル語の勉強、進めていってください!
そして日本語でナワトル語解説サイトなんて開くと、これはもう本邦初かもしれません(笑。
そのときは私もぜひ弟子入りさせてもらいますので!!
それでは、そちらもよいお年をお迎えください。
またご縁がありましたら、コメントいつでもお待ちしてます。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。