遺跡はどうした！？と言われそうなので、今日は遺跡の話です。
カンペチェの内陸部、エスカルセガという町からまっすぐ東へ、
チェトゥマルまで続く道の途中に、カラクムル Calakmul があります。
ひたすら続くジャングルと、その中に点在する遺跡が、
グアテマラ国境まで続いているところです。
行くのはけっこう大変です。
私たち、一年半前のお正月にも一度ここへ行きました。
そのときはお天気があまりよくなくて、写真もほとんど撮らずじまいになったんですが、
今回はお天気、よすぎ。
ワンコが暑くて泣いちゃった話はこないだしましたね。
チェトゥマルへ向かう道から南へ折れると、そこでまずお金を取られます。
車一台につき４０ペソ、さらに人ひとりにつき２０ペソ。
ワンコは、タダ。
それから６０ｋｍの道のり。
最初の２０ｋｍは比較的まっすぐで二車線あって、まあまあですが、
それからまた検問（？）があり、
「この先一車線になりますから対向車には注意してください」と言われます。
で、くねくねくねくねと見通しの悪い道をさらに４０ｋｍ。
でもこれ、いい方法だと思います。
絶対スピード出せませんから。
よって、ジャングルからさまよい出てくる動物たちの交通事故も少なく、
また彼らの姿を車から見ることもできるんです。
私たちがここへ到着したのはちょうど昼時で、
途中でちょっと外へ出てみましたが、
澄んでいても熱い空気は一ミリも動かず、
周りをびっしり囲む木々の葉っぱもそよとも動きません。
いやはや、失敗でした。
ここへ行くときは、近くに泊まって翌朝早くに行くべきです。
素晴しくさまざまな動物が見られるはずです。
昨日紹介したオオホウカンチョウも、このあたりでは野生で見られます。
さて、かなりヨロヨロになって遺跡の入り口に到着。
土曜日だったので、入場料３３ペソを払って入ります。日曜ならタダなんですが。
前回一度来ているのに、またやってきたのは、
前回帰りに寄ったエスカルセガのレストランのおじさんがすごく詳しくて、
このカラクムルでメインのピラミッドを見逃したと知ったからでした。
今回行く途中でそのレストランに寄って、あのおじさんにもう一度、と思ったら、
一年半も経ったら、レストランは残ってましたが、
内装もオーナーも変わってしまってました
メヒコだからな～。
よって、今度はちゃんと入り口の地図を写真に撮って。
この右端の四角が受付小屋です。
そして左半分にあるのが遺跡群です。
そこまで、まあ多少は崩れた石の山とかありますが、
そんなものを見ながらてくてく、約２ｋｍ。
ええ、大した距離ではありません、気温さえ低ければ。
最初に出てくるのが
こんなピラミッドとか、まあ似たようなものに囲まれた、ちょっとした広場です。
これが、
（別枠で開きます）
Plaza Central とあるところで、
写真はその下にある Estructura IV というヤツです。
ですが、これはすべてあとからわかったこと。
とにかく先へ行ってしまうダンナと、もう歩きたくないと泣くワンコとでは、
じっくり見たり読んだりしてる暇なんかなかったです
とにかくそこら辺ピラミッドだらけですので、どっちに歩いても同じ。
というわけで、またやってきました、前回も見た、
おそらく第二メインだと思われるピラミッド。
ここまで辿り着いたときには、ワンコばかりでなく人もダウンして、
木陰で半時間ばかり休みました。
少しずつそよ風も出てきて、鳥の声が聞こえ始め、
ちょっとずつですがこちらの体もクールダウン。
子供連れの家族も何組か来ていて、元気な子供たちはピラミッドに登ってましたが、
私たちは（というか私は）前回登ってるから、もういいや。
第一、どう考えてもピラミッドの石は焼けるように熱いはず。
これまたあとで確認したことですが、
この大きなピラミッドは Estructura II というヤツでした。
地図でいうと、真ん中下あたりにある大きな、ほぼ正方形のヤツですね。
で、この奥にまだもっと大きなのがあると、一年半前に聞いた、はずなんですが。
奥ってどこよ～～？
右を見ても左を見ても、道らしきものは見えず。
横着せずに歩いて行ってみればよかったんですが。
結局わからなかったので、そのまま戻りました。
アホウです。
一年半も待ってようやく遠いところを再訪して、
同じところだけ見て帰る私たち。
でももう本当に暑くて、そのときはどうでもよくなってしまったんですね～。
あとで受付で尋ねたところでは、
このメインと思われたピラミッドの左側に道があるそうです。
ないように見えるけど、あるんだそうです。
もし行かれるかた、ありましたら、お見落としなく！！
そしてまた、地図をじっくり見るとわかりますが、
さらに横手にある Gran Acropolis というところも
私たち、見落としてます。
カラクムルは広いです。
次に行くときこそは！！！
て、また一年半とか三年くらい先かもしれませんが。
◆
まあそれでもそこそこ、いろんなものは見られたわけで、
決して不満があるのではありません。
動物も、写真を撮るには一瞬だったりして難しかったですが、
そこそこ見られました。
朝早くにはガイドがついてくれる動物観察ツアーもあるそうです。
私たちが行った時間は賢い動物たちはお昼寝。
歩き回って汗をかいているのは私たちとかあいそうなワンコだけ、
でしたが。
でもこんな、
ピラミッドのてっぺんにすらりと生える木が綺麗だなあ、とか、
ひげがいっぱい揺れてるなあ、とか、
これは何の頭蓋骨かしらん？ とか、
エアプランツがびっしり生えて、まるで松の木のようだ～、とか、
上を見たり下を見たり忙しく、いろいろ発見しながら
楽しんできました。
カンペチェの内陸部、エスカルセガという町からまっすぐ東へ、
チェトゥマルまで続く道の途中に、カラクムル Calakmul があります。
ひたすら続くジャングルと、その中に点在する遺跡が、
グアテマラ国境まで続いているところです。
行くのはけっこう大変です。
私たち、一年半前のお正月にも一度ここへ行きました。
そのときはお天気があまりよくなくて、写真もほとんど撮らずじまいになったんですが、
今回はお天気、よすぎ。
ワンコが暑くて泣いちゃった話はこないだしましたね。
チェトゥマルへ向かう道から南へ折れると、そこでまずお金を取られます。
車一台につき４０ペソ、さらに人ひとりにつき２０ペソ。
ワンコは、タダ。
それから６０ｋｍの道のり。
最初の２０ｋｍは比較的まっすぐで二車線あって、まあまあですが、
それからまた検問（？）があり、
「この先一車線になりますから対向車には注意してください」と言われます。
で、くねくねくねくねと見通しの悪い道をさらに４０ｋｍ。
でもこれ、いい方法だと思います。
絶対スピード出せませんから。
よって、ジャングルからさまよい出てくる動物たちの交通事故も少なく、
また彼らの姿を車から見ることもできるんです。
私たちがここへ到着したのはちょうど昼時で、
途中でちょっと外へ出てみましたが、
澄んでいても熱い空気は一ミリも動かず、
周りをびっしり囲む木々の葉っぱもそよとも動きません。
いやはや、失敗でした。
ここへ行くときは、近くに泊まって翌朝早くに行くべきです。
素晴しくさまざまな動物が見られるはずです。
昨日紹介したオオホウカンチョウも、このあたりでは野生で見られます。
さて、かなりヨロヨロになって遺跡の入り口に到着。
土曜日だったので、入場料３３ペソを払って入ります。日曜ならタダなんですが。
前回一度来ているのに、またやってきたのは、
前回帰りに寄ったエスカルセガのレストランのおじさんがすごく詳しくて、
このカラクムルでメインのピラミッドを見逃したと知ったからでした。
今回行く途中でそのレストランに寄って、あのおじさんにもう一度、と思ったら、
一年半も経ったら、レストランは残ってましたが、
内装もオーナーも変わってしまってました
メヒコだからな～。よって、今度はちゃんと入り口の地図を写真に撮って。
この右端の四角が受付小屋です。
そして左半分にあるのが遺跡群です。
そこまで、まあ多少は崩れた石の山とかありますが、
そんなものを見ながらてくてく、約２ｋｍ。
ええ、大した距離ではありません、気温さえ低ければ。
最初に出てくるのが
こんなピラミッドとか、まあ似たようなものに囲まれた、ちょっとした広場です。
これが、
（別枠で開きます）Plaza Central とあるところで、
写真はその下にある Estructura IV というヤツです。
ですが、これはすべてあとからわかったこと。
とにかく先へ行ってしまうダンナと、もう歩きたくないと泣くワンコとでは、
じっくり見たり読んだりしてる暇なんかなかったです
とにかくそこら辺ピラミッドだらけですので、どっちに歩いても同じ。
というわけで、またやってきました、前回も見た、
おそらく第二メインだと思われるピラミッド。
ここまで辿り着いたときには、ワンコばかりでなく人もダウンして、
木陰で半時間ばかり休みました。
少しずつそよ風も出てきて、鳥の声が聞こえ始め、
ちょっとずつですがこちらの体もクールダウン。
子供連れの家族も何組か来ていて、元気な子供たちはピラミッドに登ってましたが、
私たちは（というか私は）前回登ってるから、もういいや。
第一、どう考えてもピラミッドの石は焼けるように熱いはず。
これまたあとで確認したことですが、
この大きなピラミッドは Estructura II というヤツでした。
地図でいうと、真ん中下あたりにある大きな、ほぼ正方形のヤツですね。
で、この奥にまだもっと大きなのがあると、一年半前に聞いた、はずなんですが。
奥ってどこよ～～？
右を見ても左を見ても、道らしきものは見えず。
横着せずに歩いて行ってみればよかったんですが。
結局わからなかったので、そのまま戻りました。
アホウです。
一年半も待ってようやく遠いところを再訪して、
同じところだけ見て帰る私たち。
でももう本当に暑くて、そのときはどうでもよくなってしまったんですね～。
あとで受付で尋ねたところでは、
このメインと思われたピラミッドの左側に道があるそうです。
ないように見えるけど、あるんだそうです。
もし行かれるかた、ありましたら、お見落としなく！！
そしてまた、地図をじっくり見るとわかりますが、
さらに横手にある Gran Acropolis というところも
私たち、見落としてます。
カラクムルは広いです。
次に行くときこそは！！！
て、また一年半とか三年くらい先かもしれませんが。
◆
まあそれでもそこそこ、いろんなものは見られたわけで、
決して不満があるのではありません。
動物も、写真を撮るには一瞬だったりして難しかったですが、
そこそこ見られました。
朝早くにはガイドがついてくれる動物観察ツアーもあるそうです。
私たちが行った時間は賢い動物たちはお昼寝。
歩き回って汗をかいているのは私たちとかあいそうなワンコだけ、
でしたが。
でもこんな、
ピラミッドのてっぺんにすらりと生える木が綺麗だなあ、とか、
ひげがいっぱい揺れてるなあ、とか、
これは何の頭蓋骨かしらん？ とか、
エアプランツがびっしり生えて、まるで松の木のようだ～、とか、
上を見たり下を見たり忙しく、いろいろ発見しながら
楽しんできました。