メキシコの隅っこ

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いよいよクリスマス

2005-12-25 12:08:04 | 催し物
というわけで、もうちょっとクリスマスらしい写真を仕入れてきました。
会社のクラブに用事があって行ったので、
そこに飾ってあったクリスマス祭壇。
前、死者の日の祭壇が飾ってあったところです。

全然メヒコらしくないですかねえ。
私もそう思います。

これは昨日(23日に)撮ったので、赤子イエスはまだ置かれてません。

全体はこんなの。



右端のほうにいるピンクのお姉さんだけが、妙に現代的な服装で浮いてました。
暗くてよく見えませんね、すみません。

これだけ大きな祭壇だと、マリアやヨゼフ、三博士たちもそれなりの大きさですが、
義兄の家で見たときはびっくりしました。
マリアやヨゼフは掌に納まるくらいの、いかにも人形らしい大きさなのに、
24日の晩に置かれる赤ん坊イエスは実物大なんですもの。
ちょっと、怖いです。

怖いといえば、そろそろ外で爆竹騒ぎが始まってます。



うちの、役に立たない番犬は食卓の下に隠れてます。
爆竹の音が怖いんです。
そして飼い主の足下について回ってます。

さっき防波堤に散歩に行ったら、久し振りにがら~んとして静かだったんですが、
酔っ払いのおじさんが近付いてきて無心しました。
ダンナはちょっと離れたところにいたんですが、
こういうときはでかい犬が側にいてくれると、本当は役立たずでも、
一応牽制になるので安心です。
実際に飼い主が襲われたりしたら、あたふたするかキョトンとするか、
わかったもんじゃないですが。



だいぶ前ですが、防波堤を散歩していたら、野良犬がたくさんいました。
四、五匹かな。
たいてい素知らぬ顔で通り過ぎてくれるんですが、
そのときは、全員が耳をぴんと立て、爪先立って緊張した格好でこっちを窺いました。
うちの犬は、遊んでくれるの!?と喜色満面、
相手が近付きやすいように伏せをします。
え、ちょっと、ヤバいよ、あんな数で寄ってこられたら、と思う間もなく、
野良犬たちがこっちに向かって走り出し……。
きゃ~~~、助けて~~!
と固まる飼い主、うわ~い!と喜ぶ犬。
の横を駆け抜けて行ってしまう野良犬たち。

へ?

野良犬の群は私たちの周りを駆け抜けて、反対側へ。
なんだろう? と思って暗い中をすかして見ますと、
何だか労働者風の男がふたり、殴り合いの喧嘩をしてました。
そこへ駆け寄った野良犬の群、一方の男に飛びかかり、
男は悲鳴をあげ、助けられたほうは犬を止めつつ、
それで喧嘩は終わったようです。

残された私はぼ~~っと感動……。
残された犬は、ひど~~い、わたしもあっち行く~~、と大暴れ。

よく、浮浪者のおじさんが自分の食べ物を野良犬に分けてやったりしてますが、
きっと助けられたほうはそんなおじさんだったんでしょう。
犬って、えら~い……。
ま、どの犬もってわけじゃないけどな~、と足下のおバカ犬を見下ろしつつ。



あれ? クリスマスとは何の関係もない話になっちゃいました。