メキシコの隅っこ

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チバスのユニ

2005-12-06 09:20:23 | サッカー
これには長~~いお話があるんですが。

まずそもそも、私はチバスファンなのか?
イエスと答える前に十回くらい首をひねっちまいます。
でもまあ、そこそこお気に入りの選手は複数いるし、一番のお気に入りもチバスだし。

だからってユニ着て嬉しがるほどじゃねえよッ!

じゃあなんでこんなもんを買ってるのか?
私じゃないですよぅ~、ダンナが買ってきたんです。

そもそも事の起こりはメキシコリーグ最終節に見た試合。
ナーバスになるとやたらとレッド連発して、
ここは闘牛場じゃねえんだぞッ、と言いたくなる試合を見せてくれる
高名な主審、マルコ・アントニオ・ロドリゲス。
最終節、チバスはこの試合に勝てばもしかしてもしかすると
トーナメント戦に食い込めるかもしれない、という必死の試合。
そこでマルコ主審がレッド連発して、まともなサッカーできなくなったんですね。

で、ダンナと喧嘩しました。
私は審判のやり方がいくつかの点で首尾一貫してなくて無茶で不公平だと思ったし、
ダンナは、ルールに則っただけだと言う。んなアホな。

で、形として私がチバスを擁護するような議論になったわけで。
そうでなくともピリピリしていた私を、ダンナはそれこそマルコのように煽ってくるし。
いや、ダンナもちょっとまずいと思ったことは思ったらしく、
ご機嫌取るつもり、だったんだよね、たぶん。
その翌日行く予定の出張先の都会で、
チバスのユニ買ってきてやろうか?
いらんわい、そんなもんッ! よけい怒れる亀。

と言ってるのに、出張先からの電話。
チバスのユニ買った~~(得意げ)」
私は溜め息。買っちまったもんはしょうがない。
じゃあ、グアダラハラ(チバス本拠地)に試合見に連れてってよね。
背番号100番~~。がははは」(←意味のわかる人だけ笑ってください)
私はコーチョク絶句。
嘘だよ~ん。背番号は入ってなかった
脱力~。

というわけなんですよ、ダンナが得意げに買ってきたユニ。
出張から帰ってきて、一緒に食事に出かけて、帰るなり
さー、写真、写真
と急かして、撮ってくれました。
変なところに熱心な奴……。

前に、マルさんがティグレスの本物のユニを見たいって言ってるよ、と
ダンナに伝えたんですが、それも念頭にあって、
ティグレスの選手ユニを求めて店に行ったらしいです(四軒回ったという阿呆。
でもティグレスのはなくて、まあ代わりにチバスがあったらしい。

で、このユニなんですけどね。
女性用のMなんだそうで。
にしては小さいなあ、まあ私にはちょうどだったけど。

と思って背中のラベルをふと見たら、不可解な表示が。
DEU S 38
FRA M 40
ITA M 42
UK  12
USA M

うーむ、ドイツやフランスでチバスのユニなんかほしがる人、いるのか!?
ってのはまあ……メキシコに住んでるドイツ人やフランス人なら買うかも、と自分を説得。

でもさー。
なんで、ドイツ人サイズだけなの?
合衆国でもMのこのシャツが。
そんなに、ドイツ人、でかいですかね???

でかいかも……。

でもまあ、サッカーユニと思わなければ、
多少派手だけど悪くはない、かも。
女性用っていうのは、サイズだけじゃなくて胸の辺りがゆったり設計とか?
私にゃ関係ないな……。

赤が好きなダンナも、あとからボソッと小さい声で
いい色だな~……
なんだ~、ほしいなら自分のも買ってくればよかったのに(にやり。