140億年の孤独

日々感じたこと、考えたことを記録したものです。

名古屋フィル#37ビゼー『アルルの女』第1組曲

2014-06-22 20:47:48 | 音楽
第414回定期演奏会、曲目は以下の通り
ビゼー: 劇音楽『アルルの女』第1組曲
ホルト: 打楽器協奏曲『騒音の卓』 [日本初演]
ニールセン: 交響曲第1番ト短調 作品7,FS.16

ビゼーで知っているのはカルメン・アルルの女・交響曲だけだ。
36歳で夭折したのでそれほど多くの曲を残しているわけではない。
31歳で没したシューベルトや35歳で没したモーツァルトは
その年齢に達するまでに多くの曲を残した。
モーツァルトやシューベルトについて知りたいのであれば
それなりに多くの曲にあたらなければならない。
そうしているうちに「ああ、これがシューベルトか!」とか
「これがモーツァルトか!」と思って満足することが出来る。
ビゼーについてはつくづく惜しまれる。
カルメンだけでもフランス最大の作曲家ではないかと思う。
今回、アルルの女(第1組曲)を聴きながら、
やっぱりもっと聴きたいと思った。

今、彼の生前に演奏されることなく、
作曲の80年後に初演されたという交響曲を聴いている。
これがどういうわけか同じように放置されていたシューベルトに似ている。
何か必然性みたいなものがあるのだろうか?

今回はニールセンが目玉だったみたいだが
どうも好きになれない。