高さはそんなにないのですが(私の身長より低い)
遠くの景色を切り取ったようないけばな。
写景盛花(遠景)でしょうか。
琳派調いけばなは艶やかでした。
左の楓の後ろにある低木は金色に着色してあるのですが、
煌びやかでありながら枯れた秋の風情もあり
効果的だな~と思いました。
これがふつうの枝の色だとこの雰囲気は出ないと思うから。
ピンクの鶏頭がなんともいえないきれいな色でした。
銀色のビロードに桃色を溶かしたような。
Plant Hunterさんのブログで鶏頭は赤やオレンジ・黄色・ピンクなどを一斉に
作るので自然交配して中間色ができるとありましたが、
これもそんな感じでできたものかな?
この鶏頭の塊!
中央の枝の形、面白いです。
常緑のものとの組み合わせも素敵です。
大きな「まわるかたち」!
くねった迫力のある枝と、
水平を保った枯れた丸い蓮の葉。
基調といい、不思議な存在感。
掛け花や吊り花もありました。
これらは掛け花。
小原流独特の生け方ってわけではないですが
高い位置に配置できるので
いつものいけばなとは違った視線で見ることを考慮した
花材選び、配置ができます。
観葉植物でしょうか。
躍動感があるというか、動きと空間の使い方がすごい!
豪華絢爛。自分には絶対にいける事はできない
花です。憧れます~~~