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改造ジジイOLD

ご訪問くださりありがとうございます。主に改造ネタがらみの記事や山日記を投稿しています。

オールドレンズ遊び(COLOR RIKENON 35mm F2.8)

2019-12-07 01:41:22 | オールドレンズ他撮影機材

今回は60年代後半に販売されたフィルムカメラ、リコーハイカラー35から取り外したレンズ、COLOR RIKENON 35mm F2.8を使ってみました。

M42レンズキャップマウントに改造して、ヘリコイドリングを介してソニーα6000に装着しました。レンズ自体、前玉回転ヘリコイドですので、ダブルヘリコイドとなり、寄れるレンズに仕上がりました

以下、サンプル画像です。

絞り:開放(=F2.8)上:ノートリミング、下:トリミングによる拡大画像

以上、絞り:開放

レンズ構成は3群4枚。年代的にカリカリのレンズかと思っていましたが、開放ではソフトフォーカスです。もともとこういうレンズなのか、経年劣化によるものなのかはわかりませんが、個人的には歓迎すべき描写です。

以下、絞り:F5.6

上:ノートリミング、下トリミングによる拡大画像

F5.6ではグッとシャープになりますが、柔らかさを合わせ持っています。絞りの形状は変形の凧型ですが、これが効を奏しているのかもしれません。しかし、これは合焦部での話で、背景のボケはうるさいです。

 

 

 

 


オールドレンズ遊び(MAMIYA-KOMINAR 48mm F2 )

2019-12-05 02:41:25 | オールドレンズ他撮影機材

60年代のレンジファインダーカメラ、「マミヤ ルビー スタンダード」に付いていたレンズ「MAMIYA-KOMINAR 48mm F2 」を取り外してM42マウントに改造してみました。52mmのフィルターが付いているようにみえますが、これは、枠だけ接着剤で固定したもので、本来のフィルターサイズではありません。

レンズにはヘリコイド部を付けませんでしたので、M42ヘリコイドリングを介してカメラ(ソニー α6000)に装着しました。

以下、サンプル画像です。

上:絞り開放(=F2)、下:絞りF5.6

上:絞り開放(=F2)、下:絞りF5.6

上:絞り開放(=F2)、下:絞りF5.6

以上、リサイズのみノートリミング、下:トリミングによる拡大画像

開放でぐるぐる。絞ってシャープ。でもカリカリではなく、落ち着いた感じです。ちょっといいかも。

マミヤといえば、SEKOR銘のレンズというのが定番ですが、このレンズはKOMINAR銘。日東光学製なのでしょうね。 

 

 

 

 

 


ヨンサンゴ with TC-16A(改造)

2016-02-12 23:25:16 | オールドレンズ他撮影機材

ヨンサンゴ(=ニコンAi Nikkor ED 400mm F3.5S(IF))を手にいれました。このヨンサンゴにはAiニッコールとAi-Sニッコールが存在しますが、ジジイが入手したのはAi-Sのほうです。こちらのタイプは1982年から2005年までに8000台以上生産されました。

ジジイが購入したのはスレありカビありのジャンク品です。カビは表面だけでしたので自己流クリーニングを敢行し、一応、見た目きれいになりました。はたしてその写りやいかに???

ということで、マウント化改造コンデジ(カシオEX-H30)に装着して解像力チェックを行ってみました。

テスト機材

4m先の印刷物のインクの粒子を撮影したのが下の画像です(横幅2.3mmほど)。

                                  

左:ヨンサンゴ 、絞り開放F3.5        中:ヨンサンゴ、絞りF5.6                 右:ボーグ71FL 400mm F5.6

ヨンサンゴF5.6における中心解像度はかのボーグ71FLと互角、オールドレンズがここまでやるというのはうれしい誤算でした。しかし、絞り開放における描写はかなりあまいと言わざるを得ません。被写体が鳥以外なら開放から十分シャープなレンズといえるのかもしれませんが、鳥をシャープに写そうと思ったらF5.6まで絞りたいところです。 

開放絞りF3.5ですので、AFテレコンバータTC-16A(改造)を装着した場合の開放F値はF5.6となり、余裕で半オートフォーカスが働きます。ここがこのヨンサンゴの面白いところです。

以下、ニコンD750 & ヨンサンゴ & TC-16A(改造)(上画像の機材)によるサンプル画像です。  

ISO1600  絞り:開放(合成F値:F5.6)  SS:1/500秒

ISO1600  絞り:開放(合成F値:F5.6)  SS:1/500秒

ISO1600  絞り:開放(合成F値:F5.6)  SS:1/250秒

ISO1600  絞り:開放(合成F値:F5.6)  SS:1/400秒

ISO800    絞り:F5.6(合成F値:F9)   SS:1/320秒

ISO800    絞り:F5.6(合成F値:F9)  SS:1/200秒

ISO800    絞り:F5.6(合成F値:F9)   SS:1/2500秒

ISO800    絞り:F5.6(合成F値:F9)   SS:1/2500秒

 

ISO800    絞り:F5.6(合成F値:F9)   SS:1/40秒

  

ISO800    絞り:F5.6(合成F値:F9)   SS:1/80秒 右:ピクセル等倍画像

AFテレコンバータTC-16A(改造)使用時の合成焦点距離は640mmになります。個人的にはここまで写れば文句なしです。

撮影データ:

カメラ:ニコンD750        レンズ :ニコンAi Nikkor ED 400mm F3.5S(IF)   AFテレコンバータTC-16A(改造)使用による半オートフォーカス

合成焦点距離、合成開放F値:640mm 、F5.6        絞り優先AE        露出補正:適宜     三脚使用

トリミング & リサイズ  画像補正      

 

 


オールドシネマレンズで静止画撮影

2015-03-27 00:11:17 | オールドレンズ他撮影機材

前回、動画撮影に使用した機材(マウント化改造のカシオEX-ZR400 & 8ミリカメラ用のDマウントシネマレンズ、MAIKAR SUPER-TELEPHOTO 76mm  F2.5)で静止画を撮ってみました。

メカニカルシャッターがないと通常モードでは露出オーバーとなってしまうことから、高速連射モードで撮影しました。この場合、画質は標準-Nに限定されます。

ISO200    1/125秒

出来得る限りレンズのポテンシャルを引き出そうと思い、ISO80(最低感度)にしたつもりだったのですが、後でデータを確認したところISOの値が変わっていました。どうやら AUTOにしてしまっていたようです。

ISO200    1/160秒

ISO80のサンプルが少ないので、撮り直しに行ったのですが、出会うことができませんでした。

ISO80    1/50秒

          

ISO125  1/250秒        ISO80  1/100秒

サムネイルをクリックすると横1280pxまで拡大します。

 

撮影データ:

カメラ: マウント化改造カシオEX-ZR400    レンズ:   MAIKAR SUPER-TELEPHOTO 76mm  F2.5(Dマウント 8ミリカメラ用レンズ 400mm相当)

ISO:オート     絞りF4~5.6    フォーカス:マニュアル   三脚 & ケーブルスイッチ(=レリーズ)使用

トリミング&リサイズ  画像補正

使用レンズ

Dマウントでは珍しい3インチ(=76mm)の望遠レンズです。MAIKARはレンズ名だと思いますが、日本製ということ以外、メーカーとか発売時期とか全くもって不明です。写りがいいので気にいっています。

 


オールドシネマレンズで動画撮影

2015-03-21 02:47:27 | オールドレンズ他撮影機材

サービス精神の旺盛なジョウビタキ君、ついには、目の前でぐぜりをはじめてしまいました。見るのも聞くのもはじめてのシーン。ここはひとつコンデジの動画機能を生かして証拠映像を残しておこうということになりました。

撮影機材はマウント化改造のカシオEX-ZR400 & 8ミリカメラ用のDマウントシネマレンズ、MAIKAR SUPER-TELEPHOTO 76mm(3インチ) F2.5です。

映像は満足してあまりあるものでした。これまで動画を撮ったことはなかったのですが、動画もあなどれないですね。なんとかブログにアップしたかったのですが、直接貼り付けできるツールが準備されていないようなのであきらめました。一応、動画から静止画を切り出すことはできましたので、その画像をアップします。

焦点距離は約400mm相当、ノートリミングです。サイズ1920×1080のFHD撮影を行い、ここから静止画を切り出したのですが、なぜか静止画サイズは2304×1296になっていました。なぜ画素が増えてしまったのか、このへんよくわかりません。ブログの画像はさらにそれを900×506(サムネイルは1280×720)にリサイズしたものです。

以上は補正なしの画像、下はソフトによる画像補正(オート)を行った画像です。

サムネイルをクリックすると1280×720pxまで拡大します。