いまさらですが、旧いノートパソコンのCPUを交換してみました。
対象マシーンは、3150円という価格に負け、用もないのに買ってしまったDELLの INSPIRON1300
底面にある蓋を外すといきなりヒートシンクが現れました。CPUを交換してくれといわんばかりです。
試みたのはCeleron M 380 (1.6GHz)からPentium M 760(2.0GHz)への換装です。
しかし、これは電源がすぐ落ちてしまいNG。ネットを検索してみると、この、INSPIRON1300の場合、FSB533MHzのPentium Mに対応する製品と対応しない製品がある模様。
ということで、このPentium M 760への換装はあきらめ、所有のPC(TOSHIBA PX/410DL)に乗せていたFSB400MHzのPentium M 725(1.6GHz)を取り外しこれに交換しました。
1.6GHzから1.6GHzへの換装、2次キャッシュメモリが1MBから2MBになっただけ、Execute-Disable bitが機能しなくなったので、パフォーマンスアップとは言えませんね。
Pentium M 760(2.0GHz)はINSPIRON1300にCPUを提供してしまったTOSHIBAのPX/410DLに乗せてみることにしました。
このPCはBIOSのCPUパフォーマンスを「ダイナミック」モードにすることで、speedstepに対応します。
化粧パネル→キーボード→冷却ファン→ヒートシンクと外してゆき、CPUにたどりつきます。INSPIRON1300が簡単すぎるのであって、このくらい手間がかかるのが普通です。
Supe π(104万桁)=40秒
チップセットはINSPIRON1300と同じ i915GMS/910GMLですが、こちらのPX/410DLはFSB=533MHzのPentium M 760に対応している模様。疑問はありますが、うまくいったので、深く考えないことにします。
このPX/410DL、CPUはCeleron M 350(1.3GHz)からスタートし、Pentium M 725(1.6GHz)を経て、今回のPentium M(2.0GHz)に至りました。かれこれ7年使ってきたPC、まだまだ、使えそうです。