ボーグ専用(M57マウント)に改造したCASIO EX-Z2300で撮影したキビタキです。
正面が鮮やかな鳥ですが、改造ジジイは翼の黒にこだわります。
こちらは少し若い個体
羽に茶色が混じっていて、白い羽にも黒が残っています。白と黒は何とか解像しましたが、黄色がつぶれてしまいました。
そして、ついに出会えた漆黒の翼
立派な成鳥です
ぎりぎり三色解像してくれました。
撮影データ: カメラ:ボーグ直結改造CASIO EX-Z2300 レンズ:BORG 71FL(下画像)
ISO50(最低感度) 絞りF5.6(開放) プログラムオート 三脚使用
コントラスト、シャープネス補正
以下はCASIO EX-Z2000の画像です。こちらのカメラはISO64が最低感度です。
こちらも若い個体です
漆黒の翼を持った個体は少ないようです。また、会いたいな。
前回のCASIO EX-Z3000同様、今回は、CASIOのEX-Z2300をボーグ専用マシーンに改造してみました。
1、レンズの除去
起動エラーを回避するため、ズーム鏡筒の最外周リングと最奥部のAFユニットは残してあります。
2、M57マウント化
Tマウントの反対側がM57(オス)になっているケンコーのTマウントアダプタを利用し、このTマウント部を削ったもの(画像)をカメラのフロントカバーへ取り付けました。
3、AF用レンズの取り付け
AFユニットからもとのレンズを取り外し、度の弱い凸レンズに交換しました。
レンズ周辺部を画用紙でマスクしました。
4、シャッターユニット取り付け
左がもとのシャッターユニット、右が交換した、開口径の大きいシャッターユニットです。
このシャッターユニット自体も、絞りをNDフィルター(3段減光)式に改造してあります。
シャッターユニットへ配線するための電線はもとのシャッターユニット半田付け部から引き出しました。
シャッターユニット配線の様子
5、電子レリーズ化
シャッターボタン基板半田付け部に電線を半田付けし、引き出します。(線材のカラーは適当です。)
6、完成です!
左が今回改造したボーグ専用マシーンです。右の一眼マウント化コンデジ(EX-Z2000ベース)にカメラマウントとマウントアダプタを接続したマシーンと比べ、約60g軽くなってます。