往年の一眼レフカメラリコーXR500が500円也!ボディ不作動のジャンク品でしたが、お目当てはこのカメラに装着されていたXR RIKKENON 50mm F2 L。プラ鏡胴のこのレンズは、 50mm F2シーリーズのセカンドバージョンですが、ここまでは「和製ズミクロン」の異名をもつ冨岡光学製とのことです。
光学系は見た目問題ありません。絞りがごくごく僅かですが完全に開ききらないのが残念です。このまま使うこととし、PENTAX K30に装着して撮影してみました。
以下、にゃんこ撮りサンプルです。絞りはすべて開放です。
上:リサイズのみ、ノートリ、ノー補正。
下:トリミングにより拡大
凄さは感じられませんがナチュラルでいい感じです。
1958年発売のレンズ一体式カメラ「ヤシカ35」から取り外したレンズ(YASHINON 4.5cm F1.9)にM42ボディキャップを取り付け、マウント式に改造してみました。
下:M42ヘリコイドとマウントアダプターを介してソニーα6400に装着した状態
以下、上のセットによるサンプルです。すべて絞り開放です。
上:ノートリミング 下トリミングにより拡大、明るさのみ補正、左端のカット:ガラス越しで撮影
下:画像補正を加えた画像。トリミング有り。左2コマ、ガラス越しで撮影。
この時代の国産オールドレンズ全般に言えることですが、中心付近と周辺部では解像度が大きく違います。このYASHINON 4.5cm、中心付近の解像度はそこそこ高く、周辺は流れてグルグル系。オールドレンズらしい写りです。ちなみにこのレンズ銘はYsshicaですが、冨岡光学製と思われます。
1959年発売のレンズ一体式カメラ「コニカS」から取り外したレンズ(HEXANON 48mm F2)にM42ボディキャップを取り付け、マウント式に改造してみました。
下:M42ヘリコイドとマウントアダプターを介してソニーα6400に装着した状態
以下、上のセットによるサンプルです。すべて絞り開放です。
上:ノートリミング 下トリミングにより拡大
赤味がかって少しレトロ調になっていますがこれはレンズがそうなのではなくカメラの問題です。オートホワイトバランスに難があるのだと思います。下は画像補正を加えた画像です。右2コマ、ガラス越しで撮影しています。
オールドレンズとしては、解像度が高く、周辺部の流れもおとなしい。いいレンズだと思います。
このところ昆虫の飛翔撮影用に「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR」を使っていますが、組み合わせるクローズアップレンズをケンコーのACクローズアップレンズ№3にしてみました。
ワーキングディスタンスは20cm~30cmと№2使用のときより短いので、ストロボの発光量をより少なくすることができ、連射持続性という点で有利になります。
以下、撮影サンプル(トリミング&リサイズ&画像補正)です。サムネイルをクリックすると拡大します。
上:ズーム位置70mm(撮影倍率:0.35倍~0.4倍程 )
下:ズーム位置100mm付近(撮影倍率0.5倍程)
個人的に満足できるレベルです。