1月20日、筑波山に登ったとき撮ったハギマシコです。機材はマウント化改造のカシオEX-H30 & ボーグ55FL 250mm F4.5(1250mm相当)です。
すぐ近くで採餌していて、撮り放題にはちがいなかったのですが、逆光でうまく撮ることができませんでした。
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粘ればチャンスがあったのかもしれませんが、防寒対策が不十分で、早々と撤収。撮りようで映えるおもしろい被写体だと思ってはいるのですが。
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撮影データ
カメラ:カシオEX-H30 マウント化 補助レンズ駆動式AF化改造 レンズ:ボーグ55FL 250mm F4.5(1250mm相当)
ISO80(最低感度) 絞り優先AE 露出補正:適宜 三脚、リモートスイッチ使用
トリミング&リサイズ 画像補正
撮影機材
画角1250mm相当あります。ハギマシコだけねらうのであれば、ここまでの望遠は必要ありません。
今回は登りで汗をかいた後に鳥撮りに突入することを想定し、体が冷えないようにと着替えをも持っていきました。しかし、山頂は想像以上に風が冷たかったです。山を甘くみたらダメですね。撮影機材よりも山の装備に重点を置くべきでした。
1月20日、筑波山(男体山871m)に登ってきました。10日前にも登ったのですが、そのとき、ハギマシコが来ていることを確認しており、今回は鳥撮り目的で登りました。
スタート地点は茨城県桜川市にあるつくし湖畔(標高60m)です。湖畔沿いの車道脇に「展望台」への登り口があり、ここを登って、薬王院を目指します。
不動明王の祭られている付近は石畳になっていますが、濡れているときは非常に滑りやすく危険です。
つくし湖畔から120mほど登ると薬王院前の車道に出ます。薬王院の山門を左手に見て、車道を南に100mほど進んだ所に「筑波山、薬王院コース」の登山口があります。この先に駐車スペースがありますので、ここを起点として登ることもできます。
薬王院コースの登山口
つくし湖畔からこの「薬王院コース登山口」まで、標高差にして130mを第1ステージとしています。ここまで11分11秒でした。このところ空身で登るのが普通になっていましたが、この日は軽量とはいえ撮影機材を背負ってきていました。それで、そう速くは登れないと思っていたのですが、予想に反し、好タイムで登れました。
薬王院コース登山口から標高差にして240m上の鬼ヶ作林道までを第2ステージとしています。ここは斜度が比較的緩いステージです。
鬼ヶ作林道
第2ステージは通勤快速の速度で登り16分59秒で鬼ヶ作林道に飛び出しました。これまでのベストラップです。この日は鳥撮りが目的でしたが、この時点で筑波山男体山頂までのタイムアタックにチャレンジしてみようと思いました。
鬼ヶ作林道から80mほど登ると700段とも800段とも言われる地獄の階段が現れます。階段区間は標高差にして約160m。辛い区間ですが、ぐいぐい高度を稼ぐことができます。第1ステージ、第2ステージがオーバーペースだったようで、ここでスローダウンしてしまい、階段区間は9分48秒かかりました。
階段を登り切ると登山道はほぼ平坦になり、ほどなく筑波山自然研究路分岐に至ります。鬼ヶ作林道から階段区間を経てこの自然研究路分岐までの標高差300mをジジイは第3ステージとしています。第3ステージは21分22秒かかりました。
自然研究路分岐
自然研究路分岐から男体山頂まで、標高差にして140mが最終ステージです。この分岐を右方向(南側の道)へ進むと崩落場所があって御幸ヶ原まで行けませんが、崩落現場手前に男体山頂への道が分かれていて、崩落現場を通らずに男体山に登ることができます。ということで、ジジイはこの分岐を右へ進みました。
登山道はアイスバーンになっている所があり、慎重に登りました。
男体山頂より
最終ステージのラップタイムは10分4秒でした。つくし湖から山頂まで(標高差811m)休憩無しに一気に登り、要した時間は59分36秒!これまでのベストタイムです。撮影機材を背負って登ったにもかかわらず1時間を切ることができたというのは自信につながりますし、うれしかったです。
御幸ヶ原のコマ展望台レストランで天ぷらうどんを食べるというのが筑波登山の楽しみだったのですが、この日は営業していませんでした。あとで知ったのですが、コマ展望台は店舗改装のため3月3日まで営業休止とのこと、また、ケーブルカーも3月20日まで運休とのことでした。 コマ展望台レストランは休業中でしたが、他に営業しているお店がありましたので、ここで腹ごしらえをしました。
下山は御幸ヶ原から自然研究路分岐まで男体山の北側の道を下りましたが、自然研究路分岐手前までアイスバーンが続いていて、アイゼンなしでは危険な状態でした。登りでこちらの道を選択していたら1時間切はできなかったと思います。
さて、肝心のハギマシコ撮りはどうなったかというと、鳥は近くにいて、撮り放題でしたが、出来栄えはひどいものでした。またも、課題を持ち越す結果となりました。
コースデータ:
つくし湖畔駐車スペース(10:15)-薬王院コース登山口(10:26)-鬼ヶ作林道(10:43)-自然探求路分岐(11:04)-筑波男体山頂(11:14) 登りタイム:59分36秒 (標高差811m)
「ヒドリガモ」の画像をチェックしたところ、群れの中に別種と思われるカモが写っていました。調べゆくうち、「オカヨシガモ」ではないかというという結論に達しました。
嘴の黒いのが雄
そこでオカヨシガモに的を絞って池を探してみたのですが、カモの識別って難しいですね。
嘴の黄色いのが雌
オカヨシガモの雄は地味で雌のような色合いですし、数多くいるヒドリガモも、若鳥やら何やら個体差があり、同じヒドリガモなのに別種に見えたりで、最初はどれがオカヨシガモなのかわかりませんでした。
それでも、まちがいなさそうな個体をみつけ、観察を続けているうち、なんとなくですが識別できるようになってゆきました。
先達の方に、この池には、ハイブリッドらしき個体もいると教えていただきました。
雄の翼には赤い模様があります
カモの識別というのも奥が深いですね。
はまってしまうカモ
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撮影データ:
カメラ:ペンタックスK-30 レンズ:ボーグ89EDオートフォーカス化改造 480mm F5.4(720mm相当)
ISO400 ~ 800 露出:マニュアル(絞り:開放 SS:1/2000秒~1/640秒) シングルAF(中央1点) フォーカス優先
手持ち トリミング&リサイズ 画像補正
撮影機材