改造ジジイOLD

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ジャンクレンズで撮るホバリングスター

2014-10-26 22:51:21 | ホウジャク他蛾の仲間

リサイクルショップのジャンクコーナーでP/Kマウントのシグマ MACRO 105mm F2.8 EXを見つけました。

単焦点マクロレンズがジャンクコーナーに並ぶことは滅多にないことです。AF不良かと思いましたが、レンズはきれいでしたので買ってみました。以下、このレンズをペンタックスK-5に装着しての作例です。

     

サムネイルをクリックすると拡大します。

このマクロレンズですが、結局、故障はしていませんでした。古いという理由でジャンク品になってしまったのかもしれません。

サンプル画像は、撮影距離=約80cm(倍率約3/8倍相当)で撮影し、トリミングしたものです。あまり寄らずにイージーに撮れるという点で、100mmクラスのマクロレンズは重宝します。なかなかいいお買い物だったのではと思っています。

撮影データ:

カメラ:ペンタックスK-5     レンズ:シグマMACRO 105mm F2.8 EX

ISO80     絞り:F8     SS:1/180秒  ストロボ(ミノルタ 5400HS 改造)使用  

手持ち  マニュアルフォーカス   トリミング&リサイズ  画像補正

撮影機材


高画素コンデジ改造2

2014-10-22 01:48:31 | 改造カメラ

1890万画素コンデジ、ソニーWX200をレンズ交換式に改造してみました。

起動エラーを防ぐためズーム鏡筒の最外周リングを残しました。このへん、これまで改造してきたコンデジと同様です。

このカメラの手振れ補正はレンズシフト式です。もとのレンズを鏡筒ごと取り去ったことで、必然的に手振れ補正関連のパーツも失ったわけですが、起動時エラーは起こりませんでした。

AF用のフォーカシングレンズには凸レンズを使用しました。

化粧リング周囲に52→49mステップダウンリングを取り付けフィルターネジ化しました。

ボーグ71FLを接続した状態。合成焦点距離は、2000mm弱相当になります。

以下、このシステムによるサンプル画像です。

  

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撮影データ:

カメラ:ソニーWX200(レンズ交換式改造)    レンズ:ボーグ:71FL 400mm F5.6 (2000mm相当)

ISO80    プログラムオート(絞り優先オートとして作動 露出補正:-0.3)  絞り開放(SS 1/50~1/10秒)

三脚使用  トリミング&リサイズ 画像補正

カメラを上方へ向けるとオートフォーカスが働きません。フォーカシングレンズが重過ぎます。しかし、軽くてゆるい適当なレンズがありませんので、対策のしようがありません。あと、原因不明ですが、横位置で撮っても縦位置で記録されてしまいます。解像感はあるだけに、残念です。 

 


ホシガラスは空振りに終わるも・・・(那須岳)

2014-10-21 03:39:15 | トレッキング・登山

10月19日、那須岳に登ってきました。那須岳というのは茶臼岳(1915m)を主峰とする周辺の山々の総称です。日本百名山のとしての那須岳は主峰の茶臼岳を指すという説と、茶臼岳に朝日岳(1896m)と三本槍岳(1917m)を加えた那須三山を指すという説があるとのことです。

今回はホシガラスの撮影が一番の目的でしたので、ハイマツ帯にある三本槍岳がメインで、時間に余裕があれば、朝日岳に立ち寄るという計画でした。

朝の7時、登山口である峠の茶屋(約1460m)に到着。駐車場は既に満車でしたが、ラッキーなことに一台出る車があり、停めることができました。

午前7時9分、峠の茶屋駐車場を出発しました。

朝日岳

紅葉はほとんど終わっていました。

なだらかな登山道を登ってゆき午前7時30分峰の茶屋跡避難小屋(約1720m)通過。右手に折れ朝日岳、三本槍岳を目指します。

距離は短いですが、朝日岳へ向かう岩場は、いかにも登山という雰囲気があります。(下山時撮影)

今回はコンデジの他に鳥撮り用にと、パナソニックG6 & G.VARIO 100-300mmを持っていきました。重量は1kg弱なので、さほど負荷は感じられず、いいペースで登れました。時間的に余裕がありましたので、三本槍岳に行く前に朝日岳に立ち寄ることにしました。

スタートから42分で朝日岳到着。

ここから、朝日の肩(鞍部1840m)まで戻り、1900m峰などピークを超えて清水平(1810m)に下ります。

清水平から三本槍岳

ここから三本槍岳まで標高差、約100mです。

このあたり既にハイマツ帯ですので、ホシガラスの姿が見えてしかるべきなのですが、声も聞こえません。

ハイマツと笹の中を進み、午前8時36分、三本槍岳(1917m)到着。三本槍岳は那須岳最高峰で主峰の茶臼岳より標高が2m高いです。

登りさえすれば出会えるのは確実と思われたホシガラスには、結局、出会うことができませんでした。第一、ハイマツの実がなっていなかったです。

ここでじっくり撮影という当初のもくろみは崩れ去ってしまいましたので、予定を変更し、茶臼岳にも登ってみることにしました。

おにぎり1個とチョコ菓子でカロリー補給をし、午前8時52分、三本槍岳をあとにしました。

峰の茶屋跡避難小屋まで戻る途中、人が増えてきて、片側が切れて鎖が設置してある所で渋滞となっていました。

午前10時4分、峰の茶屋跡駐避難小屋を通過。

午前10時25分、茶臼岳(1915m)到着。

天気予報、100%晴れの日曜日とあって、山は大賑わいでした。

ここで、残しておいたおにぎり1個を食し、午前9時32分、下山を開始しました。

茶臼岳山頂付近、イワヒバリでも出てくれないものかと、わずかに期待しましたが、この願いも叶いませんでした。

午前11時13分、峠の茶屋駐車場到着。

鳥撮りは空振りに終わってしまいましたが、その分、変化に富んだ山歩きを存分に楽しむことができました。今回もいい山行でした。

  

パナG6 and G.VARIO100-300による画像

コースデータ:

峠の茶屋(7:09)-峰の茶屋跡避難小屋(7:30)-朝日岳(7:51)-三本槍岳(8:36)-峰の茶屋跡避難小屋(10:04)-茶臼岳(10:25)-峰の茶屋跡避難小屋(10:52)-峠の茶屋(11:13)

全行程:4時間4分25秒(休憩含む)

               

 


凹レンズ駆動式AFコンデジで撮る野鳥(ハクセキレイ)

2014-10-16 00:12:05 | セキレイ科

レンズ交換式に改造したニコン COOLPIX S3600 & ボーグ 71FLによるハクセキレイです。

 

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白飛び黒つぶれがひどいですが、このへんはデジイチでも難しい被写体なので仕方ないとして・・・・ 

拡大画像 クリックすると拡大します。

被写体が遠いとAFが外れることが判明しました。残念ですが、改造という点では失敗作です!

撮影データ:

カメラ:ニコンCOOLPIX S3600  レンズ:ボーグ71FL 400mm F5.6 (合成焦点距離2400mm相当 )

ISO80  プログラムオート(絞り優先オートとして作用  SS:1/50秒 、1/60秒)  露出補正:±0、-0.3

三脚使用   トリミング&リサイズ  画像補正

撮影機材

フォーカシングレンズに凹レンズを使っています。焦点距離は10%ほど長くなり、71FL装着時の合成焦点距離は約440mm(2400mm相当)になります。 


白根ロングウォーク

2014-10-13 20:51:27 | トレッキング・登山

10月10日、日光白根山(2578m)に登ってきました。

出発も遅かったですし、紅葉シーズンということで車も多く、登山口である菅沼の駐車場についたのは午前9時45分。

時間的に山頂までのピストンかなという感じで午前9時49分、駐車場をスタートしました。

今回持っていったカメラはコンデジだけ。靴は登山靴ではなくローカットのうウォーキングシューズ。飲料水も750mlで、前回7月に登ったときの半分の量でした。

最初は樹林帯の中を登り、そこを抜けると弥陀ヶ池に出ます。ここまで53分。それほど急いだわけではないのですが、前回よりも1分早く着きました。好天の上涼しいとあって、登るには絶好のコンディションでしたし、なんといっても、荷が軽かったですから。

弥陀ヶ池

 

白根山

 

弥陀ヶ池を過ぎるとガレ場の急登になります。落石させないよう注意して登りました。

弥陀ヶ池までに会ったパーティーは2組だけでしたが、ここを過ぎるとすれ違うハイカーが多くなり、白根山頂直下は大混雑でした。

午前11時20分、スタートから1時間31分で白根山頂到着。混雑をさけ、奥白根神社のある火口跡ののほうへ移動して休憩しました。

男体山と中禅寺湖

 

五色沼と五色山

午後も天候が崩れないという期待がもてましたので、ピストン下山せず、五色山避難小屋経由で下山することにしました。

こちらもまずはガレ場から。慎重に下ります。

避難小屋前の登山道を直進すれば、五色沼を経て弥陀ヶ池に戻ることができますが、今回は避難小屋の先を右折し、前白根山(2378m)に登ってみることにしました。

前白根への登山道から振り返ってみた白根山

 

前白根への登山道からみた五色沼

 

 

前白根山

 

前白根山頂から見た白根山

避難小屋から前白根山頂(2373m)までの標高差は130mですが、この登り返しはきつかったです。

避難小屋から21分後の12時31分、前白根山に到着しました。山頂には誰もいませんでした。奥白根(白根山)の大混雑が嘘のようです。

8月に日光湯元スキー場から前白根山に登っていますので、これでルートがつながりました。いつかは、湯元スキー場から前白根経由で奥白根に登ってみたいものです。

前白根山から稜線伝いに五色山(2379m)を目指しました。

五色沼と白根山

 

日光湯元方面、奥に太郎山、女峰山、大真子山、男体山の男体ファミリー

 

五色山山頂付近から見た五色沼と白根山

前白根から20分後の12時51分、五色山頂(2379m)到着。

前白根山からの登り返しが70mほどありますので、これを加算すると、菅沼駐車場からの累積標高差は1000mを超えたことになります。

五色山から弥陀ヶ池への登山道

五色山から弥陀ヶ池に下れるルートがありますので、このルートで弥陀ヶ池に下り、菅沼駐車場に戻りました。

駐車場に戻ったのは午後2時8分。スタートからゴールまでの所要時間は4時間19分でした。

出発が遅く、当初は山頂までピストンかな?という感じでしたが、なりゆきで、ジジイ達にとってはかなりのロングウォークとなりました。紅葉はほとんど終わっていましたが、好天にめぐまれ、変化に飛んだ大パノラマを堪能することができました。とても贅沢な山行でした。

コースデータ

菅沼駐車場(9:49)-弥陀ヶ池(10:42)-白根山(11:20)-五色沼避難小屋(12:10)-前白根山(12:31)-五色山(12:51)-弥陀ヶ池(13:21)-菅沼駐車場(14:08) 

所要時間:4時間19分(休憩を含む)