日光男体山(2486m)の裏手にそびえる独立峰が男体山の長男、太郎山(標高2368m)です。
男体山頂から見た太郎山
太郎山は、男体山に登って以来、ずっと気になっていた山なのですが、8月22日、ようやく登ることができました。
新薙登山口がスタート地点です。駐車場とされている堰堤のスペースに車はありませんでした。
午前9時27分登山口をスタート。山頂までの標高差は約700mです。
登山道は、徐々に角度を増し、冒険コースの様相を呈してゆきます。
ひたすら、上へ上へと登ってゆきます。男体山の長男は父をしのぐ荒々しさです。
スタートから1時間ちょうどで新薙と呼ばれるガレに出ました。新薙は日光三嶮のひとつとされていますが、ここを登るわけではなく、横切るだけです。といってもちょっとこわいですが。
ガレ場を二回通過すると、ほどなく、お花畑と呼ばれる火口原に出ました。お花畑とは名ばかりで、花はありません。
お花畑から少し登って、午前10時45分、太郎山頂に到着しました。頂上には誰もいませんでした。
山頂には太郎山神社の祠があります。
太郎山頂上から見た男体山
こちらは、男体山ファミリーの大真名子山。いつかは登ってみたいです。
山頂で軽く食事をして、午前11時7分下山を開始しました。
コースタイム:
登り: 登山口(9:27)-新薙(10:27)-太郎山頂(10:45) 登り:1時間18分58秒
下り: 太郎山頂(11:07)-登山口(12:18) 下り:1時間11分15秒
GX200は1/2000秒でフラッシュが同調しますし・・・・
コンデジには珍しく絞りの値も細かく設定できます。
この手の飛び物撮りにはうってつけのカメラといえるでしょう。
でも、解像感が足りないような・・・・・?
「電源入らず」のジャンク品をなんとか使えるようにしたのですが、その際、光学系まで分解してしまいました。
AF用レンズに触ってしまい、ゴシゴシやってしまいましたし・・・・・
光軸ズレが起こってしまった可能性もあります。
修理のみで改造を加えてはいませんが・・・・
手持ちのジャンク箱から49ミリフィルターネジの切ってあるチューブ(何かのレンズの先の部分)を探し出してきて、化粧リングに取り付けました。
今回は、このフィルターネジにツインフラッシュ発光部(自作)を取り付け、撮影しました。
撮影データ:
カメラ:リコーGX200 ISO64 絞り:F8.1 SS:1/2000秒 焦点距離:5.1mm(24mm相当)
フォーカス:固定 撮影距離:約5cm 手持ちノーファインダー撮影
外部ツインフラッシュ使用 トリミング 画像補正
8月4日、前白根山(2373m)に登ってきました。
当初、男体山に登る予定だったのですが、現地に着いてみると、中禅寺湖で弓道大会があり、登山口のある二荒山神社の駐車場は満車状態でした。そこで、前から気になっていた奥日光湯元から白根山に至るルートを探ってみようということになりました。
奥日光湯元スキー場が登山口になります。
ゲレンデはお花畑でした。
スタートから19分、ゲレンデ最上部到着。ここから厳しい登山道に入ってゆきます。
倒木、えぐれ、ぬかるみ、ガレ石が行く手を阻みます。山である以上、難所はつきものですが、ここは、大荒れの登山道が標高差にして500m続きます。斜度も、水平距離1kmで500mアップという、かなり急な斜度です。
厳しさこそがこのコースの売りなのですが、登りではカメラを出す余裕もなく、下山時にはバッテリー切れで、残念ながら、この厳しさを伝える画像を残すことはできませんでした。
ゲレンデ最上部から48分でようやく尾根に出ました。ここから斜度はゆるくなります。
ほどなく天狗平を通過
前白根山頂目前、左奥は白根山
スタートから1時間38分、前白根山頂到着。
ここで休憩、食事をとりました。
ここから、白根山へは、最短ルートの避難小屋経由でも130m下り、330m登り返す必要があります。
下山時刻を考慮し、今回は白根山を断念し、目の前の五色山まで行ってみることにしました。
五色山頂
湯の湖側
五色沼
前白根山に戻りコマクサを撮りました。既にピークは過ぎていました。
数枚撮ったところでカメラのバッテリーが切れましたので、これをきっかけに下山を開始しました。
コースデータ
湯元スキー場登山口(8:21)-ゲレンデ最上部(8:40)-外山尾根(9:28)-天狗平(9:43)-前白根山頂(9:59~10:12)-五色山頂(10:35~10:46)-前白根山頂(11:10~11:20)-天狗平(11:34)-外山尾根(11:48)-ゲレンデ最上部(12:36)-湯元スキー場(12:49)