改造ジジイOLD

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ルリビタキどアップ2

2013-01-28 21:55:02 | オオルリ・コルリ・ルリビタキ

CSマウント化改造のCASIO EX-ZR200とボーグ71FLによる「ルリビタキどアップ」です

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以上はトリミングにより約2倍拡大した画像です。これらをさらに1.5倍ほど拡大したのが下の画像です。

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画角2200mm相当。ルリビタキを撮るには長過ぎます。全身を入れるため後ろにさがることもしばしば。それで、いっそのことどアップ狙いということになるのですが、これはこれで、解像度の高い画像を得るのは容易いことではありません。そうだからこそ、楽しいのですが。

撮影データ: 

カメラ :CASIO EX-ZR200 CSマウント改造 

レンズ:BORG 71FL  400mm F5.6 (2200mm 相当)

ISO80        SS 1/30~1/40秒    高速連写モード   

オートフォーカスモード  三脚 レリーズ使用 

トリミング 画像補正

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撮影機材

イメージセンサ駆動式のオートフォーカスは画期的な改造だと自己満足しているのですが、本機に関しては、安定性が今一歩です。ただ、今回はうまく作動したようです。メカシャッターレスのため、高速連写モードしか選択肢がなく、画質モードが標準N(ノーマル)モードしか選べないのですが、その割には解像感のある画像を得ることができました。


改造コンデジで撮る野鳥(カヤクグリ)

2013-01-25 21:59:29 | イワヒバリ・カヤクグリ

筑波山に登ってきました。筑波山神社からケーブルカーを利用する計画だったのですが、点検整備のため運休とのことで、予定外の登山となってしまいました。

お目当てのハギマシコには会えませんでしたが、御幸ヶ原でカヤクグリが遊んでくれました。

以下、CSマウント化改造のCASIO EX-ZR200 & ボーグ71FLによるカヤクグリです。

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焦点距離は2200mm相当になります。採餌中のカヤクグリは、近づいても逃げませんでした。こんな長距離砲必要なかったですね。

改造カメラの機材チェックですが、画像は赤が強く出ます。AFもあまいようです。止まり物を撮るのであれば、前作EX-Z2300ベースの改造コンデジのほうがいいような気がしています。

撮影データ: 

カメラ :CASIO EX-ZR200 CSマウント改造 

レンズ:BORG 71FL  400mm F5.6

ISO80      SS   1/100~1/500 秒  高速連写モード 三脚 レリーズ使用 

画像補正有

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使用機材です

ケーブルカーは動いてませんでしたが、ロープウェイの方は運行しているとのこと。アイゼンなしに雪の残る登山道を下山するのは危険な状況でしたので、東峰の女体山(876m)を回り、ロープウェイ、シャトルバスを乗り継いで筑波山神社入り口に戻りました。


ルリビタキの飛びだし

2013-01-22 15:15:31 | オールドレンズ他撮影機材

寄れるルリちゃんをモデルにCSマウント化改造したCASIO EX-ZR200のパスト連写画像をチェックしてみました。残念なことに、CMOSイメージセンサ駆動式改造のオートフォーカスが安定せず、MFでの撮影となりました。

コマ間0.033秒(1/30秒)連続写真、ノートリミング画像です。

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2コマ目の動き出しから5コマ目のテイクオフの瞬間まで0.1秒です。陸上競技ではヨーイ・ドンから0.1秒未満の反応はフライングとみなされるそうです。パスト機能など特殊な機能を使わず、腕のみで小鳥の飛び出しを撮るには、超一流アスリート並みの反射神経を持ちあわせていなくてはならないということですね。ちなみに、パスト連写のコマからジジイの反応時間を算出してみたところ0.3秒ほどでした。普通に撮ったのでは完全にフレームアウトし何も写らないということになります。

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上は5コマ目をトリミング拡大した画像です。

以下、同機材によるサンプルです。

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撮影データ: 

カメラ :CASIO EX-ZR200 CSマウント改造 

レンズ:MAIKAR SUPER-TELEPHOTO 76mm F2.5 (8ミリカメラ用Dマウントレンズ)

自作CS⇒ D マウント変換アダプタ使用

ISO200   絞り開放( F2.5)    1/3200 秒  高速連写モード 三脚 レリーズ使用 

画像補正有

使用機材

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低感度&高速SSで撮影するには明るいレンズが必要ですが、飛び物撮影では同時に被写界深度を深くする必要もあります。所有するジャンクレンズ群の中から、今回の撮影に一番betterなレンズを探したところ8ミリカメラ用のDマウントシネマレンズに行き着きました。レンズが二~三本付いたターレット式8ミリカメラが数千円で買えてしまうような時代にDマウントレンズを結構集めました。ねむたいレンズがほとんどですが、このレンズは色収差が少なく開放(F2.5)からシャープなレンズです。焦点距離76mm、コンデジフォーマットで使用の場合、画角は418mm相当になります。


改造コンデジ&シネマレンズで撮る野鳥(シメ)

2013-01-19 00:14:49 | オールドレンズ他撮影機材

CMOSイメージセンサ駆動式AF改造のCASIO EX-ZR200 & MAIKAR SUPER-TELEPHOTO 76mm F2.5によるシメです。

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ISO80  絞りF4  1/800 秒  ノートリミング

ノートリミング時の画角は418mm相当になります。以下、トリミングにより約2倍に拡大した画像です。

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以上画像の撮影データ: 

カメラ :CASIO EX-ZR200 CSマウント改造 

レンズ:MAIKAR SUPER-TELEPHOTO 76mm F2.5 (8ミリカメラ用Dマウントレンズ) 

ISO80      絞り F4    1/800 秒  高速連写モード 三脚 レリーズ使用 

トリミング  画像補正

 

以下は ISO200   絞り開放(F2.5) による画像です。

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SS  1/3200 秒

以下、パスト連写による飛び出しです

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以上 SS 1/2000 秒  パストモード 30fps 20枚連写 パスト15枚

撮影に使用した機材です。

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自作のCSマウント→Dマウント変換アダプタによりDマウントレンズを装着してます。

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照準器、レリーズ込み430g  これで「ヨンニーゴ」相当です。

今回の改造コンデジですが、メカシャッターを省略した関係から、高速連写モード専用機となります。シャッターユニットには減光フィルターが組み込まれていますが、これも機能しませんので、露出オートモードでは適正露出を得られません。露出もマニュアルオンリーとなります。本来、減光フィルターは自動的に作用し、入射光を調節しています。しかし、これが、存在しないとなると、イメージセンサには常に強い光が入射し続けますので、熱暴走によるノイズの増大やイメージセンサの劣化、損傷といった不具合を引き起こすかもしれません。また、高速連写モードでは、高精細-Fモードが使えず、標準-Nモードでの使用となります。

本改造マシーンはパスト連写による飛び物専用機と割り切るべきでしょう。ただ、画質そのものは、パスト黎明期の製品と比べ、確実に進化していると思います。


CMOSイメージセンサ駆動式AFカメラ

2013-01-14 22:01:02 | 改造カメラ

鏡筒折れジャンクのCASIO EX-ZR200を入手しましたので、先のEX-H30同様、CSマウント化&イメージセンサ駆動式AF化の改造を施してみました。

レンズユニット最億部のAFメカとズームレンズの最外周リングの基部を残して元のレンズを切除し、レンズユニットの後ろ側に取り付けられたイメージセンサをカメラのフロント側に持ってくるまでの工程は先のEX-H30と同様です。

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適当な長さのスペーサーを奥のAFメカにエポキシ接続

AFメカ駆動部はスプリングで保持されていますが、ちょっとさわると振れてしまう程です。ZR200の場合、イメージセンサの乗った基板が大きく重めで、慣性質量が大きいことからAF駆動時に振動が収まらないという不安が残ります。イメージセンサを固定しMF専用機にしようかとも思ったのですが、ダメモトでイメージセンサ駆動式AF化を目指すことにしました。

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イメージセンサをスペーサーにエポキシ接続

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イメージセンサを前に出した分、ボディにゲタをはかせる必要があります。

今回もレンズキャップを使いました。コンデジの化粧リングの外径に会わせ、レンズキャップの内径を削りました。

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ここで本来、シャッターユニットを取り付けるところですが、CSマウントに組み込める薄くて開口径の大きいシャッターユニットが手に入らないことから今回はシャッターユニットを省略しました。

撮影モードはメカシャッターレスで作動する高速連写モード限定ということになります。

マウントはCマウント中間リングを利用したのですが、これを固定するためのマウントベースは真鍮版を半田付けして作りました。

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このパーツでフランジバックを決めています。

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Cマウント中間リングをはめこんだ状態

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カメラにマウントを取り付けた状態(完成体)です。

中心出しはイメージサークルの小さいレンズ(1/3インチ)を取り付けて行いました。

イメージセンサをスペーサーに貼りつける際、下方にずれた位置に取り付けてしまったため、レンズキャップに対してマウントも下方にずれてしまいました。

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他、リモートスイッチを使えるようシャッターボタン半田付け部からワイヤーを引き出しています。

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金属パーツを塗装後、自作アダプタを介しDマウントシネマレンズ(シネニッコール13mm f1.8)を取り付けた状態です。