カワセミ、飛びものにチャレンジ

CSマウント化改造したCASIO EX-FC150に８ミリカメラ用のシネマレンズを装着して、カワセミの飛びもの撮影にチャレンジしてみました。

0.75秒間に30枚連写できるFC150は素晴らしいカメラですが、コンデジである以上、高感度撮影は苦手です。そこで、浮上してきたのがCANON LENS C-8 38mm f1.8というシネマレンズです。

色収差が少なく開放からシャープ。ジジイの所有する８ミリカメラ用レンズの中で、解像力ナンバーワンのレンズです。

CS→キャノン式バヨネット変換アダプタ（自作）でFC150に装着

作例はすべてISO200、　絞り開放（f1.8）で撮影。ソフトで補正しています。

SS 1/3200 秒　ノートリミング

SS 1/3200 秒　ノートリミング

どこに飛び込むかわからないので、ダイビングシーンは難しいです。でも、水浴びなら、ほぼ同じ場所に飛び込むので、カメラの方向を何度かセットしなおし、撮影できました。撮影距離は約2m、置きピン、遠隔撮影です。

SS 1/3200 秒　トリミング

SS 1/2500 秒　トリミング

SS 1/2500 秒　トリミング

SS 1/2500 秒　トリミング

SS 1/3200 秒　トリミング

SS 1/3200 秒　トリミング

SS 1/2500 秒　トリミング

CSマウントコンデジ Part2

前回、一眼マウント化改造したCASIO EX-FC150ですが、今回はこのカメラをCSマウント仕様に進化させてみました。

カメラから撮像素子を取り外し、一眼レフレンズのレンズキャップに取り付け

 

起動センサのあるズーム鏡筒の基部とAFユニットの稼動部を残してあります。AFユニットはそっくり残したほうが作業が楽なのですが、改造してゆくうち、動きがおかしくなり、あれこれいじっているうち、AFユニットの稼動部の根っこ（鏡筒右下）だけになってしまいました。

 

CMOSを取り付けたレンズキャップを前カバーに取り付け、鏡筒の左にあるコネクタにCMOSのフィルム基板を接続します。

真鍮板半田付けで作ったマウントベースをレンズキャップに取り付け、マウントベースにCマウント中間リングを付けて完成です。メカシャッターがないと、一枚撮りモードで露出オーバーになってしまうのですが、連写専用カメラと割り切り、今回はメカシャッターを省略しました。

自作のCS→キャノンバヨネットマウント変換アダプタを介して、CANON LENS C-8  38mm f1.8（８ミリカメラ用レンズ）を装着した様子

この仕様で、カワセミの飛び物撮りにチャレンジしています。さすがに、飛び物は難しいです。ある程度、数が撮れましたら、作例を紹介したいと思います。