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改造ジジイOLD

ご訪問くださりありがとうございます。主に改造ネタがらみの記事や山日記を投稿しています。

シジミチョウの飛び出し Part2

2014-08-18 21:33:48 | オールドレンズ他撮影機材

リコー GX200によるシジミチョウの飛び出しです。

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GX200は1/2000秒でフラッシュが同調しますし・・・・

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コンデジには珍しく絞りの値も細かく設定できます。

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この手の飛び物撮りにはうってつけのカメラといえるでしょう。

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でも、解像感が足りないような・・・・・?

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「電源入らず」のジャンク品をなんとか使えるようにしたのですが、その際、光学系まで分解してしまいました。

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AF用レンズに触ってしまい、ゴシゴシやってしまいましたし・・・・・

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光軸ズレが起こってしまった可能性もあります。

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修理のみで改造を加えてはいませんが・・・・

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手持ちのジャンク箱から49ミリフィルターネジの切ってあるチューブ(何かのレンズの先の部分)を探し出してきて、化粧リングに取り付けました。

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今回は、このフィルターネジにツインフラッシュ発光部(自作)を取り付け、撮影しました。

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撮影データ:

カメラ:リコーGX200   ISO64    絞り:F8.1   SS:1/2000秒  焦点距離:5.1mm(24mm相当)

フォーカス:固定  撮影距離:約5cm   手持ちノーファインダー撮影

外部ツインフラッシュ使用  トリミング 画像補正


デンタルアイ無限遠出し

2014-07-18 22:14:43 | オールドレンズ他撮影機材

前回、Kマウント化したデンタルアイのレンズですが、撮影倍率が0.6倍相当以上になってしまいました。マクロ専用はよしとしても、蝶やトンボなど、比較的サイズの大きい被写体ではフレームに収まりきらない場合があるというのは残念です。

ボディにフランジバックの短いマイクロフォーサーズ機(=M4/3機)を使用することで無限遠出しが可能になりそうでしたので、専用のKマウント→ M4/3マウント変換アダプターを作ってみました。

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M4/3マウントの中間リングセットを購入してみたところ、マウント部及びリング同士を52mmフィルターネジで接続するタイプでした。そこで、所有するKマウント中間リングのレンズ側マウント部を加工し、52mm→62mm変換ステップアップリングを介してM4/3のカメラ側マウント部と接続してみました。

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通常のKマウント→M4/3マウントアダプターより薄くできています。若干オーバーインフに仕上がりました。

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アダプターを介してデンタルアイレンズをパナソニックG6(M4/3機)に接続した状態

以下、上の機材によるサンプル画像です。マクロ域ではストロボ撮影も可能ですが、今回は自然光のみで撮ってみました。

Photo

ISO400  絞り開放  1/4000秒 ノートリ

M4/3機使用ということで、110mm F4相当になります。

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部分拡大  ピクセル等倍画像

時計まで50m以上あります。光学系はヤシカMLマクロ55mmF4と同等と言われるだけあってシャープです。

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ISO160  絞り開放  1/160秒 ノートリ 

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ISO400  絞り開放  1/160秒 ノートリ 最短撮影距離にて撮影

最大撮影倍率は約1.8倍相当(横幅いっぱい20mm)です。

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ISO400  絞り開放 1/320秒 トリミング

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ISO160  絞り開放 1/1000秒 ノートリ

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ISO400  絞り開放  1/800秒 トリミング

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部分拡大

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ISO800  絞り開放  1/640秒 トリミング

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部分拡大

撮影データ

カメラ:パナソニックG6   レンズ:ヤシカデンタルアイレンズ55mm F4

ISO160~800    露出:絞り優先  絞り:開放(=F4)  手持ち

一部トリミング  画像補正 


デンタルアイ改造

2014-07-09 20:48:28 | オールドレンズ他撮影機材

ジャンク品のヤシカデンタルアイを格安でゲットできましたので、鏡筒を切り離して、デジイチで使える交換レンズを作ってみました。

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口腔内撮影専用カメラのヤシカデンタルアイは一眼レフのヤシカFX-3がベースになっています。しかし、これは、レンズ交換のできない一体型カメラです。レンズを取り外すにあたり、どうしても、外し方がわからず、結局、金鋸でゴリゴリやってしまいました。

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ペンタックスK-5への装着を前提にKマウントを移植したのですが、鏡筒が太すぎてK-5の頭のでっぱりととぶつかってしまいました。そこで、中間リングをかませ、12mmほど鏡筒を前に出して装着しました。

ヤシカデンタルアイはもともと1/10倍~等倍のマクロ専用機ですが、APS-Cマシーンに中間リングを使用したということで、改造レンズの方は、倍率は0.6倍~2倍相当のマクロ専用レンズになりました。 

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大き目の蝶やトンボだとはみ出してしまいます。

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残念ですが、小さい被写体やどアップ撮り専用と割り切るしかありません。

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レンズ周囲のストロボ発光部については、放電管から配線を引き出しました。発光部引き出し改造のストロボ制御部と接続することで、機能します。

以下,ペンタックスK-5 & ヤシカレンズ55mm F4によるサンプル画像です。

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ちなみにこのレンズ、富岡光学製とされているヤシカMLマクロ55mm F4と同じ光学系とのことです。

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夢があります。

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デンタルアイは、レンズを繰り出すと、カムの働きで、絞りが絞り込まれる構造になっています。改造レンズでは、絞りををカムから切りはなし、スプリングも取り去り、絞りをフリーにしました。操作の度に、カメラからレンズを取り外す必要がありますが、レンズマウントの内側にあるレバーで絞りの値を変化させることができます。

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絞り込んだ状態で、F8位と推定しています。

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撮影データ

カメラ:ペンタックスK-5   

レンズ:ヤシカデンタルアイレンズ改造  YASHICA LENS 55mm F4

ISO80     絞り:F8(推定)  ストロボ使用 (SS1/180秒でシンクロ) 手持ち

トリミング 画像補正


オパールの複眼

2014-06-24 00:19:46 | オールドレンズ他撮影機材

マウント化改造コンデジをマクロ仕様にして近場の公園へ行って見ました。

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カメラ:CASIO EX-H30(CSマウント化改造)

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レンズ:16mm F5.6 TVレンズ

絞りはF5.6固定、COSMICAR(ペンタックス)のレンズということで購入したのですが、実際のところ表記がなく詳細は不明です。光路長5mmのアダプターリングを取り付けた状態でCSマウントに対応します。

Photo

今回は光路長5mmのリングを外して、10mmの中間リングを接続して撮影しました。撮影倍率は最大で2.25倍(ノートリで画像の横幅いっぱい約16mm)になります。

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公園で奇妙な昆虫に遭遇しました。

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体長は15mmほど

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鎌があります。

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正面からみるとカマキリです。

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でも翅は透明ですし、腹部はハチのようです。

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はたしてこの虫の正体は?

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図鑑で調べたところアミメカゲロウ目のヒメカマキリモドキという昆虫だということがわかりました。

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きわめつけはその複眼

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ブラックオパールのようです。

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撮影データ

カメラ:CASIO EX-H30 CSマウント化改造

レンズ:TVレンズ 16mm F5.6(固定絞り)

ISO80  露出:マニュアル (絞りF5.6   SS 1/1000秒)

遅延回路付きストロボ使用  手持ち  フォーカス:マニュアル


改造コンデジ&オールドレンズで撮る昆虫(ユスリカ)

2014-04-08 20:11:23 | オールドレンズ他撮影機材

レンズ交換式に改造した、カシオEX-ZR300にペンタックス SMC マクロタクマー50mm F4を装着してユスリカを撮ってみました。

Photo

このSuper-Multi-Coated MACRO-TAKUMARはマクロタクマーの名を冠するレンズとしては3代目、最終型になります。今から40年ほど前のレンズです。

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CASIO EX-ZR200 、EX-H30用の遅延回路付きストロボでは同調しませんでしたので、回路を変更しました。(下図)

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遅延回路

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ZR300にはオートフォーカス用の凸レンズが入っています。今回の撮影における最大倍率は約2.4倍相当(横幅いっぱい15mm)です。

以下サンプルです。

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ノートリ

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トリミングによる拡大画像

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ノートリ

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トリミングによる拡大画像

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ノートリ

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トリミングによる拡大画像

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ノートリ

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トリミングによる拡大画像

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ノートリ

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トリミングによる拡大画像

撮影データ

カメラ:CASIO EX-ZR300 マウント化改造

レンズ:ペンタックスSuper-Multi-Coated MACRO-TAKUMAR 50mm F4

ISO80(最低感度) 絞りF5.6~F8  SS 1/500秒

外部ストロボ使用  フォーカス:最大倍率位置に固定 手持ち

トリミング 画像補整