改造ジジイOLD

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地蔵岳のアカゲラ

2015-05-31 22:31:53 | キツツキの仲間

前回、地蔵岳(1274m)でのコルリ探鳥の際、2箇所でアカゲラのフレッシュな巣穴をみつけました。3週間ほど間があいてしまいましたが、どうなったろうと思い地蔵岳に登ってみたところ、一つが育雛中でした。警戒している様子だったので、その日は早々にひきあげ、後日、ブラインド持参で山に登ってきました。

装備:地蔵岳山頂にて撮影

営巣地は頂上から少しさがったところにありますが、一応登頂します。撮影前の儀式みたいなものです。

ブラインドといっても爆安の着替用テントです。組み立ては簡単ですが、かたみかにはコツが必要です。前もって練習していなかったら、たいへんなことになっていました。

もう一箇所の巣穴は育雛中ではないようでしたが、オスが巣穴を出たり入ったりしていました。

 

サムネイルをクリックすると拡大します

 

撮影データ:

カメラ: カシオEX-H30 マウント化&CCD駆動式AF改造     レンズ:ボーグ71FL 400mm F5.6(2200mm相当)

ISO80     露出:マニュアル      絞り:開放   SS 1/10秒~1/30秒

三脚&リモートスイッチ(レリーズ)使用   トリミング&リサイズ  画像補正

撮影機材

 

 

 

 


バカ尾根タイムアタック(塔ノ岳)

2015-05-29 23:35:21 | トレッキング・登山

5月27日、丹沢、塔ノ岳(1491m)に登ってきました。

ルートは大倉バス停(標高280m)を起点とする大倉尾根(俗称、バカ尾根)ルート。塔ノ岳山頂までの標高差は1211mあります。

この標高差は、日光男体山を二荒山神社から登ったときの標高差とほぼ同じで、ジジイにとっては最大のものです。

男体山は短距離急登型の山なので2時間以内でなんとか登れましたが、大倉尾根ルートで塔ノ岳登頂2時間以内を目指そうとすると7kmという歩行距離が問題になります。

大倉尾根ルートを大まかに分析してみると、スタートから堀山の家(標高960m)までは、平均して傾斜がゆるく、4.7kmで680mアップ。堀山の家から塔ノ岳山頂までは、傾斜がきつく、2.3kmで531mアップとなっています。

堀山の家まで68分以内というのが2時間切の目安になりますが、それだとこの区間4.1km/h以上の速度が必要になるわけです。

4km/hの速度を維持して登ってゆくことがどんなことなのか想像できませんでしたし、それ以前に、塔ノ岳に登ること自体はじめてでした。それに、単独行ではなく、妻同伴でしたので、「2時間切り」については「あわよくば」的な気持ちで登りました。

大倉バス停を午前9時30分スタート。道標に従い舗装道路をすすんでゆき、明快な登山口というのがあるのかないのかわからないまま登山道に入ってゆきました。

早歩きではあるのですが、通勤歩きよりはやや遅いといった感じのペースです。

塔ノ岳まで5.2kmとある左右の分岐は、右をチョイス。茶屋のある左は帰りに通ろうと思いましたが、帰りも同じ道を下りてきてしまいました。

分岐が合わさり、ほどなく見晴茶屋を通過。ここまで30分ちょうどでした。、これがはやいのか遅いのかこのときはわかりませんでした。

部分部分で斜度のきつくなるところがありましたが、そういうところは高度をかせげますので、がんばって歩き午前10時22分駒止茶屋を通過。

この先いったん下り、少し急なガレ場を登り返して、10時34分、チェックポイントである堀山の家に到着しました。

スタートからのスプリットタイムは1時間4分、予想を上回る好タイムでした。残りは2.3kmで531mアップ。ここを55分で登れば2時間切りです。

どうしても狙ってみたくなったジジイはここで妻に頂上集合を告げ、単独タイムアタックモードに入りました。

バカ尾根コースは階段地獄といわれますが、このへんは、筑波山の薬王院コースで慣れていましたので、苦には感じませんでした。

しかし、暑さが辛かったです。花立山荘付近はさえぎるものがない灼熱地獄でした。

1リットルの飲料水を持って上がったのですが、足りなかったですね。熱中症になりはしないか心配になりました。

だれた登りになっていましたが、急登区間なので、それなりに高度を稼ぐことができ堀山の家から26分後、花立山荘を通過。

花立山荘上の階段、登りきったところが頂上のように思えたのですが、実は途中のピークでした。

ここに立つと、視界の先に、今度こそ塔の岳だろうと推測できる山が姿を現しました。

でも、けっこう遠く感じたので、ここからスピードアップ。いったん下って両端の切れた鞍部を経ての登り返しです。

このへんは樹木が太陽光線をさえぎってくれ、ジジイも息を吹き返しました。

そして、最後の階段を登りきって登頂!堀山の家から45分、大倉からのコースタイムは1時間49分46秒でした。

妻はタイムなどを全く意識していなかったのですが、それでも1時間56分14秒で登りきり、二人そろって2時間切りを達成することができました。

頂上で腹ごしらえをして午前11時41分下山開始、来た道を下りました。

今回はカメラを家に置いてきてしまいました。撮影に時間を食われなかったおかげで2時間を切れたのかもしれませんが、画像を残せず残念でした。

しかし、長距離でもそこそこ歩けることがわかりましたし、山での時速4km/hというのがどれくらいの速さなのか体感できました。充実した山歩きでした。

コースデータ

大倉バス停(9:30)-見晴茶屋(10:00)-駒止茶屋(10:22)-堀山の家(10:34)-花立山荘(11:00)-塔ノ岳山頂(11:19)  登り1時間49分46秒 (休憩なし)

塔ノ岳山頂(11:40)-大倉バス停(13:23)  下り1時間43分 (休憩なし)


カワガラス子育て中

2015-05-23 12:26:02 | カワガラス

マウント化改造のカシオEX-ZR400 & キャノンレンズ38mm F1.8(8ミリカメラ用)によるカワガラス連続画像です。コマ間は1/30秒(秒間30枚連射)です。

堰堤の落ち込みの裏側に巣があります。

ウェーダーを履き、渓流に立ちこんでの撮影です。

巣穴から3mほどの位置にカメラをセットし、30mほど離れた位置から遠隔撮影しました。

連射可能枚数内に被写体を確実に捉えるためパスト連射モードで撮影しました。

レンズの明るさはF1.8ですが、堰堤の影でISO400で1/1000秒がやっとでした。

撮影データ

カメラ:カシオEX-ZR400 マウント化改造(メカシャッターレスで使用)  レンズ:CANON LENS 38mm F1.8 (8ミリカメラ用レンズ 209mm相当)

ISO400    露出:マニュアル(絞り開放  SS:1/1000秒)  フォーカス:固定(三脚使用 置きピン)  パスト連射(秒間30コマ)モード  遠隔撮影 

トリミング&リサイズ  画像補正   

撮影機材

EX-ZR400は10分間操作を行わないと自動で電源が落ちますので、インターバルタイマー(自作)を使って、シャッター半押し信号を数分おきに送っています。


丹沢入門(大山)

2015-05-22 21:02:48 | トレッキング・登山

5月21日、丹沢東端の大山(1252m)に登ってきました。

大山は大人気、大混雑の山ということですが、「大山ケーブルカー」がリニューアルのため長期運休となり、空いているということで、もともとケーブルカーを使う気がなかったジジイ達にとっては 好都合でした。

小田急電鉄・伊勢原駅から神奈川中央交通バスに乗り、終点の大山ケーブルバス停(標高328m)で下車。ここを午前10時4分にスタートしました。道の両脇にみやげ物屋が軒を連ねるコマ参道を登ってゆくのが一般的だそうですが、ジジイたちは、先行する登山客につられて、コマ参道横の舗装道路を登ってゆきました。

標高差にして70mほど登ったところ、ケーブルカー駅のところから石段の連続する本格的な登りとなります。

左方向が大山寺を経由する「女坂」、右方向がややきついけれど距離の短い「男坂」です。ジジイ達は、「男坂」を登りました。

男坂の階段。急です!でも、急登はきらいじゃないです。

10時37分、標高700mにある阿夫利神社下社に着きました。お参りをしてすぐに後半スタート。ここから頂上までの標高差は552mです。

ここからは丁目石が置かれていて、28丁目がゴールです。でも、黙々と足元を見て登りましたので、いくつか見逃しました。

後半は、前半以上の急登でした。頂上付近は緩斜面となりますが、ここでコルリの囀りを聞きました。

午前11時23分阿夫利神社奥社のある大山山頂到着。ここで軽く腹ごしらえしました。

帰りは、見晴台を経由するルートで阿夫利神社下社へ下りました。

途中にあった二重滝です。

山頂から阿夫利神社下社まで1時間かかりました。ケーブルカーは運休中でしたが、阿夫利神社駅周辺の茶店は営業していました。茶店でカレーうどんを食べました。

帰りは「女坂」を下りました。こちらの階段も急です。コマ参道まで下りたところで軽く雨に降られました。大山はよく雨がふることから「雨降山」と呼ばれ、あふり(=雨降)が「阿夫利神社」の名の由来だそうです。

大山は、初級者向けという位置づけです。確かに階段登りがほとんで、歩きやすいといえば歩きやすいのですが、ひたすら急登しますので、ジジイにとっては厳しい山でした。 

コースデータ:標高差924m

大山ケーブルバス停(10:04)-阿夫利神社下社(10:36)ー大山山頂(11:23)

                                          登り:1時間19分07秒 (休憩なし)

大山山頂(11:30)ー阿夫利神社下社(12:30)-大山ケーブルバス停(13:20)

                                          下り:1時間50分55秒 (休憩含)

 

 

 

 


地蔵岳のコルリ

2015-05-09 14:36:07 | オオルリ・コルリ・ルリビタキ

地蔵岳(1274m)探鳥(前記事)で撮影したコルリです。

羽が傷んでいます。ちょっと残念。

部分拡大

風切羽が黒いです。経験値不足で確かなことは言えませんが、若い個体なのかもしれません。

サムネイルをクリックすると横1280pxまで拡大します

 

撮影データ:

カメラ: カシオEX-H30 マウント化&CCD駆動式AF改造     レンズ:ボーグ71FL 400mm F5.6(2200mm相当)

ISO80     絞り優先AE      絞り:開放    露出補正:適宜(SS 1/125秒~1/15秒)

三脚&リモートスイッチ(レリーズ)使用   トリミング&リサイズ  画像補正

撮影機材