ON/OFFスイッチをケースに組み込んでリモートレリーズ(有線式)を作ってみたのですが、いっその事と、赤外線受信回路を乗せ、ワイヤレスレリーズにしてみました。
通常、有線式で使います。スライドスイッチがAEロック用、プッシュスイッチがシャッター用です。
反対側に、赤外線受光部、作動確認用LEDを設置してます。スイッチを入れるとワイヤレス受信機になります。
内部はこんなんなってます。
回路図
この回路は、レリーズ端子のうちシャッター用端子とアース端子間に電圧がかかっているカメラ用です。レリーズ端子間に電圧が出力されていないカメラの場合、送り出しをメカニカルリレーを介した回路に変更する必要があると思います。
シャッター用のみ簡単なスイッチですので、シャッタースイッチのみで、自動的にAEロックやAFロックがかかるカメラか、それらと無関係でシャッターの切れるタイプのカメラ用です。
使用部品
赤外線受光モジュール: PL-IRM1261-C438
タイマIC: LMC555CN
信号の選択性がないので、赤外線リモコンのほとんどが送信機として使えます。しかし、他人の操作する何らかのリモコンの信号を拾って勝手にシャッターが切れてしまうリスクもあります。
リモートレリーズ化改造コンデジEX-Z850で使ってみました。このカメラは、シャッタースイッチだけを短絡させた場合でも、自動的にAEロックがかかるタイプです。タイムラグはシャッターいっき押しの場合とほぼ同じなので、使い勝手は悪くないと思います。