改造ジジイOLD

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高解像カワセミ

2011-10-28 01:54:25 | カワセミ

カワセミちゃんをモデルにいろいろな機材を試していますが、風切羽の枝(羽枝)まで解像させるのは難しいです。今回、紹介するのは、マウント化改造コンデジ(PENTAX  Optio H90)とBORG77EDⅡによる作例です。

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使用機材:Optio H90 (マウント化改造)&BORG77EDⅡ

以下、作例です。

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撮影データ: ISO80   絞り開放(F6.6) プログラムオート 三脚使用 画像補正

         撮影距離: 12~15m(推定)

H90の撮像サイズは1/2.3インチ、77EDⅡの焦点距離は510mmですので、35ミリフィルムサイズに換算すると約5.5倍、2800mm相当の画角になります。

5.5倍トリミングした画像で、ここまで写るのですから、ボーグを使うのは反則でしょうかね。


クルマバッタのジャンプ

2011-10-15 10:05:44 | バッタの仲間

コンデジ遅延ストロボシステムによるクルマバッタ(クルマバッタモドキかもしれません)のジャンプシーンです。

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撮影データ: カメラ:CASIO EX-Z850 (CSマウント化改造)

         レンズ:Computar 3.6mm F1.6(CSマウントレンズ)

                     ss 1/500秒   絞り:適宜  自作遅延ストロボ(ツインフラッシュ仕様)

         ISO50      手持ちノーファインダー撮影   撮影距離10~15cm   

                     画像補正     トリミング


コンデジ用遅延ストロボシステム検証

2011-10-13 22:38:16 | 改造カメラ

カワセミ撮りにはまってしまい、延び延びになっていたコンデジ用遅延ストロボシステムの検証ですが、ようやく実施することができました。

このストロボには、コンデジのレリーズタイムラグだけ発光を遅らせる遅延回路が組み込んであります。(回路図など詳細は1月の記事に掲載してあります)

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外観はこんなです

押せば光ってシンクロするという性質から、昆虫の飛翔シーンの撮影に最適なのですが、CSマウント化改造したZ850のシャッター速度が上の方で数値ほどあがっていないことが判明。これ、別物のシャッターユニットを組み込んだのが原因だと思われます。シャッター最高速度の1/1600秒でシンクロさせたかったのですが、1/500秒が上限といったところでしょうか。

ストロボで切り取るという効果を上げるため、3段減光のNDフィルター(フィルム状フィルター)を入れてみました。

撮影データ: カメラ:CASIO EX-Z850 (CSマウント化改造)

 

         レンズ:Computar 3.6mm F1.6(CSマウントレンズ)

 

                     ss 1/500秒   絞り:適宜  自作遅延ストロボ(ツインフラッシュ仕様)

 

         手持ちノーファインダー撮影   撮影距離3~10cm   画像補正

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ノートリ画像

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トリミング画像

以下すべてトリミングしてます

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CASIO EX-Z850 のレリーズタイムラグは0.005秒です。RICOH Caplio R1vの0.003秒よりは遅いのですが、十分速い速度です。絞り付きの単焦点レンズを使えますので、画質はズームコンデジのR1vより上だと思います。


シャッターユニット改造

2011-10-02 03:10:16 | 改造カメラ

前回マウント化改造したPENTAX Optio H90 は露出が安定しませんでした。開口径の大きいシャッターユニットを組み込んだのですが、絞り用電磁石への配線を省略したのがまずかったようです。

絞りを作動させればいいかというと、そうでもなく、絞り作動時に開口径が小さくなり、ケラレが生じてしまいます。

シャッターユニットが絞りではなく、NDフィルターにより減光するタイプのなら開口径はそのままですのでケラレを生じません。ということで、シャッターユニット改造を試みました。

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上は、改造前のシャッターユニットです。絞りが作動すると開口径が小さくなりケラレを生じます。

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シャッターユニットを分解すると左のような絞り羽根が入っています。この先の部分を切り取り、フィルム状のNDフィルター(右)を接着します。

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改造後のシャッターユニットはこんな感じです。絞り用の電磁石が作動するとNDフィルターが現れます。

Cimg7313_3

完成

以下、作例です。

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NDフィルターは露出3段減光するタイプです。手持ちのものを使いましたが、ラッキーにも、露出補正0~-0.7で安定しました。これなら、このまま普通に使うことができます。

撮影データ: カメラ:PENTAX Optio H90

          レンズ: BORG 77EDⅡ 510mm(35ミリ換算、約2800mm) 

                                   絞り開放(F6.6) プログラムAE  露出補正-0.7  画像補正有

ちなみに、次の画像は、撮影条件のいい日(曇天)に撮影したものです。撮影距離が20mあるにもかかわらず、風切羽が解像しました。ボーグは凄いですね。

Imgp5473_hosei

ノートリミング

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拡大画像