こちらは、レンズ一体式フィルムカメラ「ペトリ35 F2」のレンズをレンズ交換式(M42レンズキャップマウント)に改造したレンズです。
改造レンズはヘリコイドの無い構造ですので、ヘリコイド付きのエクステンションチューブを介してカメラに装着します。
以下、撮影画像サンプルです。
上:ノートリミング(リサイズ有)、左2カット:絞り開放 右2カット:絞りF5.6
下:トリミングによる拡大画像(リサイズ有)
絞り開放で周辺は流れるものの芯は出ています。絞りは10枚羽根の円形です。F5.6ですが、解像度はそれほど高くはないですが、落ち着いていていい感じです。「ペトリ35 F2」は1957年に発売されたカメラです。オーバー60ということを考えると立派です。
普通に使えていたので放置していたのですが、おくればせながら、カメラのファームウェアをバージョンアップしました。撮影上良くなったと感じられることもないのですが、マイナスとなることもなかったのでほっとしています。
下:左から時系列、連続画像です
下:上画像を合成したもの。コマ間(0.1秒間)に全長の6.7倍移動していました。イカルチドリの全長を21cmとして計算したところ、このときの飛行速度は14m/秒(≒50km/秒)でした。
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撮影データ
カメラ:ニコンD500 レンズ:AF-S NIKKOR 500mm F/4E FL ED VR (750mm F4相当)
ISO:400 絞り:開放(F4) SS:1/5000秒 手持ち 手振れ補正:SPORT
トリミング & リサイズ 画像補正